会期 〜平成14年3月31日(日) 開館時間 9時〜17時(入館は午後4時30分) 休館 月曜日・12/29〜1/3 (12月24日、1月14日、2月11日は開館) 会場 長崎市野口彌太郎記念美術館 長崎市大浦町1-37 TEL095(824)8209 入館料 一 般 100円 小中生 50円
独立展、国際形象展等を中心にヨーロッパで学んだフォービスム的体質と洗練された色彩感覚をもって、戦後に日本洋画壇の代表作家として活躍した野口彌太郎。 彼は戦前戦後4次にわたり、フランスを初めとしてイギリス、ドイツ、スペイン、ギリシャ、イタリアほか欧州各地を訪れる一方、バリ島といった欧州文化圏の外部も取材し、西欧近代美術を超克した独自の絵画世界を形成した。 また、日本国内においても制作の旅は北海道から沖縄まで全国各地に及んでいる。 そんな中、平成13年度は『21世紀から見た野口芸術』というテーマのもと、野口彌太郎の制作の足跡を訪ねながら野口芸術のすばらしさを見直すために、後期展示では『野口彌太郎日本の旅』を企画。北海道、和歌山、沖縄など日本各地を題材に、野口彌太郎の眼と感性を通して制作された野口芸術のすばらしさが鑑賞できる内容となっている。