皆さん、おひさしぶりでーす。
「生き生きけんこー講座」の時間です。
今日は、著者がつい先日かかって、おうじょうした
「ギックリ腰」について、ちいとお話ばします。
ギックリ腰は、何かの拍子でギクッてなった
つまり、ひょかって出た腰痛の、よう言うごた名前です。
ですけん「ギックリ腰」て、ひとえにいうたっちゃ
人によって、傷めるにきや症状もちがうとです。
きっかけも、よく「物ばこづみよったら」んごというばってん、
そいには限らんとです。
お風呂ば掃除しよったらとか、こずんだりくしゃみばしたらとか
そいこそ著者んごと、とんこずきよっただけで
ギクッてなる人間もおります(汗)。
《訳》
皆さん、おひさしぶりでーす。
「生き生きけんこー講座」の時間です。
今日は、著者がつい先日かかって、おうじょうした
「ギックリ腰」について、ちいとお話ばします。
ギックリ腰は、何かの拍子でギクッとなった
つまり、急に発症した腰痛の、一般的な名称です。
ですから「ギックリ腰」と、ひとえにいっても
人によって、傷める個所や症状もちがいます。
きっかけも、よく「物を積んでいたら」などといいますが
それには限らないのです。
お風呂を掃除していたらとか、咳やくしゃみをしたらとか
それこそ著者のように、ふざけて騒いでいたただけで
ギクッとなる人間だっています(汗)。
ギックリ腰は、筋肉ば使いすぎたり
逆に運動不足やったりして、疲れやストレスんたまった腰。
そん筋肉の、捻挫やけいれんっちゅうことの多かとです。
もしギックリ腰になったら
「あいや、どげんしゅう〜」て、あせがるて思います。
ばってん、慌ててストレッチばしたり、揉んだりしてはいけません。
すぐに横になり、長(なご)うなって休んでください。
(著者んごと、腰にあきらかに異常ば感じとりながら
動きゆっけんちゅうて、酒ば飲みに行くんごたもってのほか。
そがん段じゃなかとです)
熱ば持っとんもんは、炎症の出とる証拠ですけん
氷水などで冷(つ)んとうすることが、まず大事です。
ただし、ひとりで動けたりして症状のわりと軽か場合や
数日たって、動きゆっごとなったりしたあとには
風呂んごたっとで温(ぬく)めて、血行ばようした方が良かです。
《訳》
ギックリ腰は、筋肉を使いすぎたり
逆に運動不足だったりして、疲れやストレスがたまった腰。
その筋肉の、捻挫やけいれんであることが多いのです。
もしギックリ腰になったら
「ああ、どうしたらいんだろう」と、焦ると思います。
だけど、慌ててストレッチをしたり、揉んだりしてはいけません。
すぐに横になり、楽な格好になって休んでください。
(著者のように、腰にあきらかに異常を感じていながら
動けるからといって、酒を飲みに行くなどはもってのほか。
そんな場合じゃないのです)
熱を持っているものは、炎症が出ている証拠ですから
氷水などで冷やすことが、まず大事です。
ただし、ひとりで動けたりして症状がわりと軽い場合や
数日たって、動けるようになったりしたあとには
風呂などで温(あたた)めて、血行をよくした方が良いです。
そしてそこで、痛みの治まったちゅうて、安心してはいけません。
おうちの休んどったあいだに、いろんな筋肉の萎えとっとです。
腰の筋肉疲労も、炎症のおさまっただけちゅうことで
しゃっちが、良うなったわけではなかとです。
また、腰痛の原因が、骨盤のズレんごた
やおうなかケースもあります。
そがんなったら、自分だけでは治しえません。
どがんしたっちゃ、自己判断ばせんで しゃっちが、
専門家に診てもらいましょう。
《訳》
そしてそこで、痛みが治まったといって、安心してはいけません。
あなたが休んでいたあいだに、いろんな筋肉が衰えているのです。
腰の筋肉疲労も、炎症がおさまっただけのことで
かならずしも、良くなったわけではないのです。
また、腰痛の原因が、骨盤のズレなどのような
簡単ではないケースもあります。
そうなれば、自分だけでは治せません。
いずれにしても、自己判断をせずに
かならず、専門家に診てもらいましょう。
「腰は要」て言いよりますばってん、本当にそがんあります。
皆さんも、ギックリ腰にゃじゅうぶん気ぃつけて下さいね。
では、また次回〜!
《訳》
「腰は要」と言ってますが、本当にそんな感じです。
皆さんも、ギックリ腰にはじゅうぶん気をつけて下さいね。
では、また次回〜!
<ワンポイント>
【おうじょうする】
困る。大変なことになる。
【こづむ】
積む。
【こずく】
咳をする。
【とんこずく】
騒ぐ。調子にのってはしゃぐ。
【どげんしゅう】
どうしよう。
【長(なご)うなる】
横になったり、楽な姿勢になること。
例/「どうぞどうぞ、遠慮せんで、長(なご)うなって下さい」
(「どうぞどうぞ、遠慮しないで、お楽になさって下さい」)
【そがん段じゃなか】
そんな場合じゃない。ちなみに単に「だんじゃなか」という場合は
「ハンパじゃない」という意味にもなる。
【にき】
個所。場所。近辺。
例/「あ〜、よかよか、そこんにきそこんにき」
(「あ〜、いい、いい、その辺りその辺り」)
【やおうなか】
簡単じゃない。
【どがんしたっちゃ】
いずれにしても。どんなことがあっても。どうしても。
例/「どがんしたっちゃ、明日までにこいばせんばっさ」
(「どうしても、明日までにこれをしなくちゃならないんだ」)
【しゃっちが】
かならず、ぜったい。
例/「なんがあっても、しゃっちが大丈夫やっけん!」
(「何があっても、ぜったい大丈夫だから!」)
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