皆さ〜ん、元気にしとりましたか〜?
「生き生きけんこー講座」ん時間ですばい。
スポーツの秋ですたいね。
今回は、誰(だい)でん気軽にはじめらるっスポーツ
「ウォーキング」について、お話ばしようて思っとりまーす。
《訳》
皆さ〜ん、元気にしてましたか〜?
「生き生きけんこー講座」の時間ですよ。
スポーツの秋ですよね。
今回は、誰でも気軽にはじめられるスポーツ
「ウォーキング」について、お話をしようと思ってまーす。
昔にくらぶっと、歩くてぼっくい少のうなった、現代人ですばってん
じつは、こまんか心がけで、けっこう歩くて、でくっとです。
通勤通学んときに、バス停はいっちょ手前でおりて
15分から20分ぐらい、まず歩いてみましょう。
建物(たてもん)では、エレベーターんごたっとば使わず、階段ば行きましょう。
階段の上り下りは、平地にくらぶっと、変化に富んどらすけん
いつもとちがう筋肉の、鍛えらるっとです。
《訳》
昔にくらべて、歩くことがずっと少なくなった、現代人ですが
じつは、こまかい心がけで、けっこう歩くことが、できるんです。
通勤通学のときに、バス停などひとつ手前でおりて
15分から20分ぐらい、まず歩いてみましょう。
建物では、エレベーターのようなものを使わず、階段を行きましょう。
階段の上り下りは、平地にくらべると、変化に富んでいるので
いつもとちがう筋肉が、鍛えられるのです。
ばってん、せっかくそがんして、ウォーキングに励んだっちゃ
正しか姿勢でなからんば、効果もよーとありません。
かっちょんよう、スマートに歩きましょう。
ポイントば、いくつかあげてみます。
・背筋ばピンてのばし、上体ばまっすぐにする。
・お腹とあごば引き、目は前ば見つめる。
・腰の位置ば高(たこ)うする。
こがんふうな、よか姿勢で歩くと
歩幅もきちんてのびて、さっそうと歩きゆっごとなります。
《訳》
しかし、せっかくそうやって、ウォーキングに励んでも
正しい姿勢でなくては、効果もあんまりありません。
格好よく、スマートに歩きましょう。
ポイントを、いくつかあげてみます。
・背筋をピンとのばし、上体をまっすぐにする。
・お腹とあごを引き、目は前を見つめる。
・腰の位置を高くする。
こんな感じに、よい姿勢で歩くと
歩幅もきちんとのびて、さっそうと歩けるようになります。
つぎに足の運びば、意識してみましょう。
・かかとから、やわろう着地する。
・足の裏全体に、体重ば乗する。
・つま先でけったくるごとして、地面からはなす。
けったくるときには、足の指で地面ばつかむ感じば、意識しましょう。
かかとからつま先まで、足全体ば十分に使(つこ)うて歩くことは
足だけでのうして、全身の健康・体力づくりにも、ぼっくい役立つとです。
《訳》
つぎに足の運びを、意識してみましょう。
・かかとから、やわらかく着地する。
・足の裏全体に、体重を乗せる。
・つま先でけるように、地面からはなす。
けり出すときには、足の指で地面をつかむ感じを、意識しましょう。
かかとからつま先まで、足全体を十分に使うように歩くことは
足だけでなく、全身の健康・体力づくりにも、大いに役立つのです。
ウォーキングは、無理ばせんで、楽しんですっことが大事かとです。
一日(いちんち)おきでもよかです。
気の向いたら、してみるていうことから、始めましょう。
そしたら、また来月。さようなら〜。
《訳》
ウォーキングは、無理をせず、楽しんですることが大事なのです。
一日おきでもいいです。
気が向いたら、やってみるということから、始めましょう。
それでは、また来月。さようなら〜。
< ワンポイント>
【誰(だい)でん】
誰でも。「誰(だい)っちゃ」とも表現することがある。
ちなみに「誰でもかれでも」は「誰(だい)でんかいでん」。
例/「誰でんかんでん“ヨンさまヨンさま”て言いよらす」
(「誰でもかれでも“ヨンさまヨンさま”と言ってるわ」)
【階段の上り下り】
しかし長崎では、毎日の暮らしで階段の上り下りをしない人のほうが珍しい。
【けったくる】
ける。強くける。
例/「寝とるうちに、布団ばけったくってしもうとって、そいけん風邪ばひいた」
(「寝ているうちに、布団をけってしまっていて、だから風邪をひいた」)
次回へつづく… |