平安時代末期に造立(ぞうりゅう)された千手観音立像。今回は脇岬の先端の寺院に祀られ、長きに渡り多くの人々に信仰されてきた通称“みさきの観音”と、そのみさきの観音詣りの参道、御崎道(みさきみち)に歴史の迫る! そこで、長崎の歴史のことならこの方! 長崎地方史研究家の越中哲也先生にナビゲーターを依頼。なにぶん長い道のりのため、徒歩と車を併用して御崎道(みさきみち)を案内して頂きながら、野母崎界隈の歴史と見どころにも迫ってみた。
御崎道ってどんな道?
<御崎道>
◆コース全行程 (往復約3時間30分/徒歩&車&見学時間含む※発着点/築町電停) ◆徒歩コース(約60分) 十人町の御崎道(みさきみち)石碑 ピエル・ロチ寓居跡 居留地境碑 東山手(国指定伝統的建造物保存地区)、オランダ坂 石橋 ◆車コース(約150分) 出雲町遊廓跡 長崎氏墓碑(上戸町)、城野城址 川原大池 観音寺(かんのんじ) 御崎の灯台跡(石灯籠) ★足を伸ばして 権現山展望台(ごんげんやまてんぼうだい)(野母) 正瑞寺(しょうずいじ)(高浜)
〈1/4頁〉 【御崎道ってどんな道?/1.御崎道(みさきみち)石碑〜石橋】 【2.出雲町遊廓跡〜川原大池】 【3.観音寺〜御崎の灯台跡】 【★足を伸ばして 権現山展望台(野母)〜正瑞寺(しょうずいじ)(高浜)】