電話095(829)1171(長崎市みどりの課)
●JR長崎駅からのアクセス 路面電車 / 長崎駅前電停から正覚寺行きに乗車し、思案橋で下車、徒歩8分。 バス / バス停長崎駅前南口から長崎バス田上、茂木行きに乗車し、思案橋で下車、徒歩8分。 車 / 長崎駅前から約15分。
宝永元年(1704)梅香崎に創建された大徳寺というとても立派な寺がこの地に宝永5年に移された。 明治元年(1868)に廃寺。 現在は梅香崎天満宮、楠稲荷神社と共に地域住民の憩いの空間、大徳寺公園として親しまれている。
大徳寺の大クス(県指定天然記念物)
根回り23.35メートル、胸高幹囲12.60メートル、県下第一のクスの巨木。 樹齢は推定800年前後と見られている。 大きくなって繁っていることから、昔から木の傍らにある楠稲荷神社に祈願すると商売も大きく繁盛すると言われているのだとか。
丸山公園から大徳寺公園までのなだらかな坂道は『勅使坂』と言われている。 以前この場所には明治元年、戌辰戦争(奥州征伐)に長崎から参加した振遠隊士の墓がつくられ祭祀してあった。 天皇の使いの者がこの墓を訪ねる際この坂を通るため、道は整備され、以来『勅使坂』と呼ばれているのだ。
公園内には大きな藤棚があり、春になると藤色の美しい花が咲き誇る。 この光景は明治時代から変わっていないのだとか。 その藤棚の前に立っている鳥居には「明治元年長崎府」と刻んである。 長崎は県である前、ほんの1、2年だが府だったらしい。 この鳥居はそのわずか数年の長崎府時代を物語る貴重なものなのだ。
明治のはじめ創業のこの梅ケ枝餅屋は、昔ながらの製法で現在も地域の人々に親しまれる味を受け継いでいる。 戦前、この辺りは大いに賑わい、大忙しだったという。 程よい甘さのたっぷりあんこと、ふんわりモチモチの餅。 焼く際に型からはみだしたパリッとした部分も味わい深い。 大振りの焼き餅を頬張りながら、公園で一息どうぞ。 明治後期のレトロな看板も素敵。