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重要文化的景観「長崎市外海の石積集落景観」に赤首・大野地区が追加選定されました!

更新日:2018年10月29日 ページID:031604

旧出津救助院
《塩谷河内の宅地石垣 》
出津浜口の港湾石積集落景観
《峠ノ下の水場(カワ) 》

重要文化的景観とは

文化的景観とは、自然や歴史、地形、気候などその地域に暮らす人々が暮らしの上で上手に共存してできた風景のことです。その中でも特に独特な価値があるものを「重要文化的景観」として文化財保護法により守っています。
文化庁ホームページ(http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/keikan/

「長崎市外海の石積集落景観(赤首・大野地区)」

※既選定地区についてはこちらから

官報告示(平成30年2月13日)

「長崎市外海の石積集落景観」は、西彼杵半島中部の西岸に位置する外海地域で営まれる、近世から続く畑作を中心とした集落景観であり、結晶片岩を主とする独特の地質によって形成された石積みを特徴とします。
既選定の「出津・牧野地区」は出津川流域に広がる河岸段丘面及び山間部の斜面地からなり、17世紀初頭の甘藷栽培の拡大に伴って斜面地の開墾が進み、近世後期にかけて山頂まで畑地が切り開かれました。
開墾した際に出土した結晶片岩を用いて、土留めの石垣、防波・防風の石築地、居住地の石塀、住居・納屋の石壁などの石積み構造物が築かれてきました。また、石壁の中には、結晶片岩に赤土及び藁すさを練り込んで築いた伝統的な石壁である「ネリベイ」、明治期にパリ外国宣教会のド・ロ神父によって導入された「ド・ロ壁」(藁すさに代わり赤土に石灰を混ぜる練積みの石壁)があり、この地域固有の石積集落景観を形成しています。
 
今回、追加選定された「赤首・大野地区」は出津・牧野地区の北西に隣接し、既選定地区と同様に、結晶片岩による石積み構造物の存在が確認できます。
赤首地区には、屋根が草葺きから瓦葺きに建て替えられていったことに伴い、主構造がネリベイ構造から木造軸組との混合構造へ変遷していったことを示す建物やネリベイによる風呂・かまど等の付属屋などが現存し、失われつつある外海地域の生活様式が色濃く残っています。
大野地区には、結晶片岩の石積みに加え、大野岳周辺で産出される玄武岩を用いた石積みがみられ、外海地域の石積文化の多様性を示しています。


報告書等

外海地域の文化的景観(赤首・大野地区)の今後の保存に関する計画を策定しています。

長崎市外海の石積集落景観保存計画(赤首・大野地区)(PDF形式)
第1章~第2章第3章~第4章第5章~第6章

お問い合わせ先

文化観光部 世界遺産室 

電話番号:095-829-1260

ファックス番号:095-829-1261

住所:〒850-8541 長崎市桜町4-1(商工会館4階)

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