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更新日:2013年3月1日 ページID:005789
ヤマノカミ、オコゼ
刺網、定置網
オコゼの中でも食用となるのはオニオコゼ。顔つきは醜い魚の代表であるが、その風貌からは想像できないほど味はよい。昔からオコゼを日干しにしたものを魔除けのお守りにしていたという。山奥で鬼婆に出会ったらオコゼの干物を遠くへと投げる。すると醜い鬼婆も自分より醜いオコゼに気を許すので、その間に逃げることができると考えられていた。そのため、「山の神」の別名がある。
全長は20センチメートルに達する。沿岸の転石混じりの砂泥底に生息する。産卵期は夏。
本州の中部以南~朝鮮半島、南海
冬が旬。肉は白く締まりがよい。高級魚で刺身はくせがなく美味。塩焼き、煮付け、唐揚げにしてもよい。
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