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更新日:2013年3月1日 ページID:005786
ヒラタウニ(南日本)
潜水。底面にガラスを張った箱眼鏡でウニを探し、鉤・タモでとる。
全身を尖った棘で覆われており、棘の間には管足と呼ばれる吸盤の付いた足が密生する。管足内の水管の水圧を調整し、吸盤を操る。この水管と可動性の棘を動かして移動する。口は体の下面中央にあり、内部にはアリストテレスの提灯と呼ばれる硬い歯を持つ。また、肛門、生殖孔は、口とは正反対の体の上面中央部に開く。
殻長6センチメートル~8センチメートル、殻高2センチメートル~3センチメートルに達する。水深20メートル以浅、とくに5メートル以浅の転石の下に多い。産卵期は秋から春にかけて。
本州北端以南~九州
旬は秋から春。新鮮なものは生で、または鮨種に適している。
独特の磯の香りと苦味があり美味。酒蒸しや焼いたりしても食べる。
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