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【2013年3月12日】アメリカ合衆国核性能実験への抗議

更新日:2021年7月12日 ページID:037036

抗議文

2013年03月12日

アメリカ合衆国大統領

バラク・H・オバマ 閣下

長崎市長 田上 富久

長崎市議会議長 板坂 博之

 本日、ニューメキシコ州サンディア国立研究所において、貴国が2012年10月から12月までの間に2回の核性能実験を実施していたとの報道に接しました。

 これまで何回も核実験に対する抗議を行ったにもかかわらず、再びこのような核実験を行ったことに対し、核兵器廃絶を願う被爆地長崎市民は、憤りを禁じえません。被爆地を代表し、厳重に抗議します。

 今月4日と5日にノルウェーのオスロで、世界の120か国以上が参加し「核兵器の非人道性に関する国際会議」が開催されました。残念ながら、貴国を含む核保有5か国は欠席されましたが、会議では、核兵器がもたらす壊滅的な被害や非人道的な被害や核軍縮、不拡散の必要性についての認識を共有しました。

 貴国におかれましては、核兵器保有の前提となるいかなる核実験も中止し、核軍縮に真摯に取り組むとともに、「核兵器のない世界」に向けて主導的役割を果たされるよう強く求めます。

お問い合わせ先

原爆被爆対策部 平和推進課 

電話番号:095-844-9923

ファックス番号:095-846-5170

住所:〒852-8117 長崎市平野町7-8(長崎原爆資料館内)

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