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【2013年10月30日】アメリカ合衆国核性能実験への抗議

更新日:2021年7月12日 ページID:037033

抗議文

2013年10月30日

アメリカ合衆国大統領

バラク・H・オバマ 閣下

長崎市長 田上 富久

長崎市議会議長 板坂 博之

 本日、貴国がニューメキシコ州サンディア国立研究所において、2013年7月から9月までの間に核性能実験を実施していたとの情報を得ました。

 貴殿は、今年5月に同様の実験を実施しており、長崎市としても抗議の要請を行ったところです。被爆地からの再三の声を無視して核性能実験をくりかえす貴国の姿勢は、2009年のプラハでの「核兵器のない世界と安全を追求する」との訴えにも疑いを抱かないではいられません。

 長崎市では、被爆者の方々が中心となって、核兵器のない世界を求める取り組みが続けられており、来月には世界のNGOの方々が集い「核兵器の非人道性」をテーマとする会議を開催します。貴政権下で10回目となる今回の実験は、こうした市民社会の努力を踏みにじるものであり、長崎市民を代表して厳重に抗議します。

 貴国におかれましては、いかなる核実験も即刻中止をするとともに、「核兵器のない世界」に向けて主導的役割を果たされるよう強く求めます。

お問い合わせ先

原爆被爆対策部 平和推進課 

電話番号:095-844-9923

ファックス番号:095-846-5170

住所:〒852-8117 長崎市平野町7-8(長崎原爆資料館内)

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