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委員会の活動内容

更新日:2013年3月1日 ページID:002444

議会基本条例についての講演会開催 (平成22年2月10日開催)

「議会改革の課題と議会基本条例の意義」と題した講演会を開催しました。
法政大学の廣瀬克哉教授を講師に招き、全議員を対象に全国の議会基本条例の動向、課題、先進事例などについて講演していただきました。

講演会の様子
講演会の様子
講演をする廣瀬克哉教授
講演をする廣瀬克哉教授

作業部会の設置

効率的に作業を進めるとともに、市民の皆様へ周知広報活動を積極的に行うため、特別委員会内に「条文検討部会」と「渉外部会」の2つを設置しました。

条文検討部会

  • 条例の組み立て、内容の検討
  • 条文の解説や説明作成
  • 条文の素案・骨子案作成

渉外部会

  • 市民との意見交換会の運営
  • 資料の作成
  • 市民向けの広報・周知活動
  • 市民アンケートの実施

先進地の視察

平成21年から平成22年にわたり、全国の先進的な地域を訪問し、議会基本条例制定の経緯及び制定後の状況や課題について視察を行いました。

視察先 大分市・三重県・伊賀市・流山市・会津若松市

会津若松市視察の様子1
会津若松市視察の様子
会津若松市視察の様子2
会津若松市視察の様子
大分市視察の様子1
大分市視察の様子
大分市視察の様子2
大分市視察の様子

街頭宣伝活動

平成22年7月29日に開催される市民との意見交換会の周知活動の一環として、市中心部において、議員による街頭宣伝活動を行いました。

街頭宣伝活動1
街頭宣伝活動2

市民との意見交換会開催 (平成22年7月29日開催)

「議会が動く…議会基本条例についての意見交換会」を開催し、基本条例制定に向けての長崎市議会の取り組み状況の説明や、市民の皆さんとの意見交換会を行いました。
また、当日は全国で初めて議会基本条例を制定した北海道栗山町議会の当時の事務局長、中尾修氏を講師に招き、「全国に広がる議会基本条例」と題し、栗山町の事例を交えつつ、議会基本条例制定の意義や全国的な動向、課題等について講演を行っていただきました。

講演をする中尾修氏
講演をする中尾修氏
意見交換会の様子
意見交換会の様子

 

 

 

 

 

なお、当日参加していただいた皆様を対象にアンケート調査を行いました。
その結果を次の通り掲載します。 (配布100枚 回収52枚 回収率52%)

1 年齢

10代 0人( 0.0%)
20代 0人( 0.0%)
30代 4人( 7.7%)
40代 10人(19.2%)
50代 9人(17.3%)
60代 16人(30.8%)
70代 9人(17.3%)
80代以上 4人( 7.7%)

2 性別

男 35人
女 17人
計 52人

3 今日の意見交換会を何で知りましたか。(複数回答あり)

ア 広報ながさき 10人
イ 議員による街頭宣伝 3人
ウ 市議会ホームページ 4人
エ 議員による紹介 11人
オ ポスター 1人
カ その他(新聞、知人、ダイレクトメール) 25人

4 議会基本条例の概念について理解できましたか。(無回答あり)

ア よく理解できた 15人
イ 理解できた 28人
ウ あまり理解できなかった 7人
エ 理解できなかった 0人

5 これまでに議会本会議や委員会の傍聴をしたことがありますか。

ア 本会議・委員会ともにある 14人
イ 本会議のみ 11人
ウ 委員会のみ 0人
エ どちらもない 27人

6 「広報ながさき」と一緒に年4回配布される「ながさき市議会だより」について(無回答あり)

ア よく読んでいる 30人
イ たまに読んでいる 13人
ウ ほとんど読んだことはない 8人
エ 知らなかった 0人

7 今後、本日のような議員との意見交換会を開催するとしたら、参加してみたいですか。(無回答あり)

ア 是非参加したい 17人
イ 時間があれば参加したい 23人
ウ テーマによっては参加したい 10人
エ 参加したくない 0人

8 日頃議会に対して感じていることや、本日の意見交換会及び条例骨子案の内容などについて、ご意見ご質問等があれば是非お聞かせ下さい。(原文のまま掲載しています)

意見記入者29人(男性18人 女性11人)

  • 議員削減が実行されるとのことで非常に嬉しい。
    「長崎を最後の被爆地に」世界の恒久平和を目指す…素晴らしいと思う。
    被爆2世も病気の出る年齢なので医療費無料化になるよう希望します。
  • 市民との対話の機会を作ってほしい。
  • 基本条例の趣旨がよく理解できた。今後地域主権改革が進む中で、議会もまた行政の対案を持って臨む必要があるという講演内容が印象的であった。
    基本条例が理念にとどまることなく、実質的に議会の活性化、市政の発展につながるものになることを期待する。
    また、本日の会が議員の手作りによるものであることに非常に好感を持った。
  • 条例骨子案はよくできている。実効ある運用をお願いする。
    首長といたずらに対立する議会であってはならない。くれぐれも阿久根のようなことが起こりませんように。
  • 基本条例により、これから討論し、派閥でない、玉虫色でない、よい協議がなされ、よりよい長崎市となるよう願います。期待しています。
  • 良い会が聞けて勉強になりました。
  • 議会改革頑張ってください。長崎の発展を期待しています。
  • 議員定数を20~30%減じてほしい。
  • 選挙のときは皆さん地区公民館などにつぶさに足を運びお願いなさいますが当選後はナシのつぶて。
    本会議その他傍聴に行く方は限られた方でほとんどの方は自分たちが選んだ議員さんが何をしておられるのか知ることはできず、また次の選挙までは上から視線です。これからは大いに期待いたします。
  • 第6章議会及び議会事務局の体制整備の中で「議会図書室の充実」というものがあります。
    議員の調査研究に資するため、議会図書室の充実に努めるとありますが、具体的にはどうなのでしょうか。
  • 議員定数の削減を早急にやるべき。市町村合併の効果を出してほしい。
    議員報酬の削減。財政厳しい折、是非早急にやっていただきたい。危機感を持ってほしい(一般市民から見て)。
    条例は是非成立させてください。
  • テーマを絞る必要あり。議論に深みがない。
  • 地方自治法に大きく改革のナタが振られる命題。世界的にも大変動の時期に突入し、 日本にもそれに直結して長崎にも影響が強く及ぼされる中で、これから先なおいっそうの苦難の自治政治の時代に入るそのような時期であり、市政の健全な姿を求められる中で必要とされる議会基本条例の取り組みだと思料いたします。
    従って、財政的に最も大きな局面を問われている議会その一つを取ってみても真剣に腰を据えなければならない。
    従来の前年度並み予算化の達成だけを追求することでは成り立たないことは云うまでもないと思っております。
    結局この取組みも発端となった夕張栗山町と同じ土俵に立って生活実感をもって展開し、条例づくりを果たせるのかが唯一かかってくる課題ですので頑張っていただきたい。
  • どんなに元気な議会であっても市民に周知ができなければもったいないし意味がないと思う。
    周知の方法も多くして欲しい。若者向けのBOOK。老人にはインターネットは役に立たない。
    スタートは資料の確認から入って欲しい。またどの資料のどの部分を読んでいるのかゆっくり説明してからやって欲しいです。
    中尾先生のOKの話し。市民がおりこうさんなら議員さんもおりこうさん。市民がバカであれば議員さんもバカ。
    市民も行政に注文ばかりしないで自立をすることだ。
  • 自治会の案を多く取り入れる。
  • 日頃の活動がうまく市民に伝わっていないような気がする。
    もっと議会の内容、中身、活動を含めてお知らせいただけたらいいのではと思います。
  • 本当に議員は市民のことを考えていてくれているのか。
  • 全国的に、議会というものが改革へ向けて歩みだしているのだなあー、ということを知ることができました。大変心強く感じました。
    それが北海道の一町から始まったということも大変象徴的で明るい展望を示しているようにも感じました。
  • 市議会規則との関係はどうなるのでしょうか。
    (例)反問権は3回質問ルールなどがあれば成立しない。
    委員会規則などで、傍聴の問題は?原則公開か?委員長判断か?とか
  • 市民の意見を積極的に取り入れ、意見交換会などの開催により市民が議会活動に参加できる機会を多く確保し、市民の声を生かし反映させる政策提言の拡大を図っていかなければならないと思う。
    反問権を取り入れた議会活性化策を取り入れることも考えたい。
  • 申し訳ないが、長崎市議会が議会基本条例を制度化する思い熱意が案からはあふれてこない。目先を変えてみたらいかがでしょうか。
  • 市民と対話する議会に期待。
  • 議会は市民の代表と思います。議会中の発言ばかりでなく市民との交流も多くお願いしたい。
    今日のような会合は本当に実のある場所でした。
  • 国に憲法、企業に定款があるのに、地方議会に基本条例がないのには驚きでした
    骨子は今日読んだばかりで内容的にはまだ良く理解していませんが、基本的には良いと思っています。
    「仏作って魂入れず」にならないよう、議員の方々のやる気の問題だと思います。
  • 国内外への行政視察はさかんに実施されているが、政策に直結していない。
  • 「しょうがい部会」とはなんぞや?議会基本条例部分との関わりは?自分たちが判っても、私達には良く判らない。
    今後は市議会について勉強したいと思います。
  • 市長、市議員は長崎市民の為の行政を主目的として議論していただきたいと思います。(市民が主権者です。)
    市長、市議員のスキャンダル等は市議会で議論するのは時間のムダだと思います。(週刊誌の記者ではないでしょう。)
    市又は議会の倫理委員会に一任してください。
  • このような会議があまり市民に周知されていないのではないかと思った。
    パブリックコメントは是非実施していただきたい。
    パブリックコメント募集期間は1カ月程度は欲しい。その期間中にCM等で広報して欲しい。
    中尾先生のご指摘どおり、「する」という文言を使って欲しい。
    条例検討部会長は「逃げはしない」と言われたので、「努める」ではなく「する」として欲しい。

(補足)議長、議会基本条例検討特別委員会委員長あてに文書で送付された意見(要約)

  • 意見交換会の日時は土曜か日曜の昼間に設定した方がよかったのではないか。
    また、出席者が意見を述べる時間があまりにも短くて言いたいことの3分の1も言えなかった。
    議員さんの通り一辺の挨拶はできるだけ短くして出席者の意見の方に時間をさいてもらいたかった。
    意見交換会を開催したという日程消化的な意味合いを強く感じたので、出された意見に基づいて改正案ができたときは、もう一度確認の意味合いも含めて会を開いていただきたい。
    個別問題調査検討委員会(仮称)の設置を条例に明記して、委員会が調査検討を行い、申し立てが妥当と認められれば市長に問題事案の早期解決を求める(勧告・指示・命令する)ものとすること。
    議会基本条例が平成22年9月の市議会で制定されるのであれば、その第1号議案として「長崎東公園」グラウンド側のトイレ増設問題を取り上げ解決を図っていただきたいと強く要望する。

お問い合わせ先

議会事務局 議事調査課 

電話番号:095-829-1200

ファックス番号:095-829-1199

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(5階)

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