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二輪車関連の交通事故防止に関する決議
更新日：2013年3月1日 ページID：002543
二輪車関連の交通事故防止に関する決議
悲惨な交通事故を防止し安全で安心できる暮らしの確保は、市民の切実な願いである。
そこで、本市では「守ろう交通ルール 高めよう交通マナー」をスローガンに掲げ市民の総力を挙げて取り組んでいるところである。
しかしながら、本市の交通事故情勢は全国や長崎県がともに減少傾向にある中で、発生件数、死者数、負傷者数ともに例年横ばいあるいは増加傾向にあり憂慮すべき現状にある。特に、本市の交通事故の最大の特徴ともいえる二輪車関連の交通事故は、高い発生率で推移し、かつ常態化しており、平成18年を例にみても同交通事故の発生は、全事故の33.6％、死者は53.3％（15名中8名）を占めるなど極めて厳しい状況である。さらに、死者数についても、全国的に大きく減少している中で本市においては、常に横ばいあるいは増加傾向にある。
このようなことから、交通死亡事故を減少させるために二輪車関連の交通事故の総数を抑制することは、より重要かつ喫緊の課題である。
そこで、本市の道路事情や交通渋滞等を背景に、軽便な乗り物であり市民の足として急増している二輪車関連の交通事故の現状を踏まえた二輪運転者の交通マナーアップの向上対策を図り、あわせて地域社会全体の交通安全に対する意識改革並びに意識高揚に向けた取り組みを行うことは重要かつ急務である。
よって、本議会は、この現状を広く市民に広報し、関係機関、団体並びに市民の理解
や協力のもと、交通事故のない明るい都市「交通安全ながさき」の実現に向け行政と連携し、二輪車関連の交通事故防止活動を幅広く展開することを決意するものである。
以上、決議する。
平成19年9月20日 長崎市議会
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