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5~11歳接種(3回目以降)について

更新日:2023年9月22日 ページID:039234

目次

5~11歳の3回目、4回目接種を「長崎市役所(2階多目的スペース)」(魚の町4-1)」で実施します。
対象者は前回接種から3か月を経過する方です。
対象者の方には事前に接種券を送付します。

 オミクロン株の流行にともない、小児の感染者数も増加傾向にあり、重症例や死亡例の割合は低いものの、重症者数が増加傾向にあることが報告されています。
 米国の報告によれば、オミクロン株流行下において、1・2回目接種による発症予防効果は時間の経過とともに低下する一方、3回目接種により発症予防効果が回復するほか、3回目接種後の局所反応と全身反応の頻度は、2回目接種と比較して有意差がなかったとされています。
 ファイザー社ワクチンの小児(5~11歳)への3回目接種について、日本では、臨床試験における中和抗体価(ウイルスの感染力または毒素の活性を中和できる抗体の数値)の上昇等の有効性及び有害事象等の発生頻度等の安全性についての成績をもとに薬事承認されており、厚生労働省の審議会で議論された結果、有効性・安全性に関する知見等を踏まえ、予防接種法上の特例臨時接種に位置づけることとされました。

接種は強制ではなく、任意です。

接種は義務や強制ではなく、ご本人や保護者の判断に基づいて受けていただくものです。

保護者の方は、ワクチンを接種する発症予防効果などのメリットと副反応などのデメリットをご確認ください。そのうえでご本人と話し合い、接種をするかしないかをご検討ください。
また、かかりつけ医がいる場合は事前にご相談ください。

幼稚園・学校や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。
⇒学校等におけるいじめ・嫌がらせなどに関する相談窓口は「子どものSOS相談窓口
⇒いじめ・嫌がらせなどについての人権相談に関する窓口はこちら(電話やメールで相談を受け付けています
⇒ワクチン接種を受けていない人に対する偏見・差別事例に関するQ&A(一般の方向け)はこちら

副反応を含めたメリット・デメリットについて

ファイザー社のオミクロン株対応2価ワクチン(従来株/BA.4-5)の小児(5~11歳)への追加接種についても、他の年齢層(12歳以上)へのBA.4-5対応2価ワクチンの追加接種による試験成績や、従来型1価ワクチンの追加接種によるこれまでの知見等から一定の有効性が期待でき、有害事象の発現傾向が従来型1価ワクチンと概ね同様であることや、海外での安全性情報に特段の懸念が認められないことから安全性は許容できると考えられ、令和5年2月28日に薬事承認がなされています。
5~11歳のワクチン接種の効果についての詳細はこちらをご覧ください。
副反応についての詳細はこちらをご覧ください。 

メリット

5~11歳の小児におけるファイザー社製のオミクロン株対応2価ワクチンについて、12歳以上の接種により、

オミクロン株亜系統に対する中和抗体価が上昇すること等を踏まえると、オミクロン株対応2価ワクチンの接種

の有効性が期待できると報告されています。

デメリット

5 ~11 歳に対する3 回目の接種後7日以内の副反応は、1・2回目接種の後と比べても、おおむね同様の症状であったと報告され
ています。

■5~11歳の接種後7日間に報告された症状

報告割合 接種後の症状
50%以上 接種部位の痛み
10~49% 疲労、頭痛、筋肉痛
1~10%

悪寒、関節痛、注射した部分の発赤や腫れ、発熱、嘔吐、下痢

長崎県新型コロナ小児ワクチン接種相談センター

小児へのワクチン接種に関して疑問や不安がある場合の相談窓口として、県において、相談センターを設置していますので詳細はこちらをご確認ください。
また、接種会場やスケジュール、予約方法など一般的なお問い合わせは長崎市ワクチン接種コールセンター(0120-095-827)にお問い合わせください。

基本情報

対象者、使用するワクチン、回数など

使用するワクチン
(小児用ワクチン)
接種量

前回接種からの

接種間隔

接種対象年齢

ファイザー社
オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン

※有効成分の量は12歳以上ワクチンの3分の1になります。

0.2ml 3か月 接種日に
5~11歳

 ※ファイザー社(5~11歳用)の従来型1価ワクチン及びオミクロン株対応2価ワクチンは、令和5年9月19日をもって接種が終了しました。

5~11歳の方の新型コロナウイルスに感染後の接種については、長崎市では診断日から4週間経過していない場合、原則コロナワクチンの接種はできません。


〔他のワクチンとの接種間隔〕
・他の予防接種※を、新型コロナワクチンと同時に同じお子様に対して行わないでください。
・前後に他の予防接種※を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。
 ※インフルエンザワクチンは同時接種が可能です。


●接種対象年齢
 5~11歳です。(※接種する日の年齢です。)
 3回目の小児用新型コロナワクチンでは、接種時の年齢に基づいて判断します。
 ※2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも1回目と同じ小児用ワクチンを使用しましたが、この場合3回目は小児用ワクチンではなく12歳以上用のワクチンを接種することとなりますのでご注意ください。

●特に接種をお勧めする方
  慢性呼吸器疾患、先天性心疾患等、重症化リスクの高い基礎疾患(※)を有する方
   接種にあたっては、あらかじめかかりつけ医等と、よく相談してください。
(※) 日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患の一覧等を公表しています。日本小児科学会「新型コロナウイルス関連情報」(外部サイト)

接種が受けられる場所

集団接種について

●会場 長崎市役所(2階多目的スペース)  

●予約方法 予約システムまたは長崎市ワクチン接種コールセンター(0120-095-827)
        集団接種の予約システムについてはこちらをご覧ください。

個別接種について

接種可能な医療機関から順次開始

接種当日の注意事項

■予診・接種に同席ができる保護者(親権者または後見人)の同意、同伴が必要です。
※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。

■お持ちいただくもの
▷本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
▷接種券、記入済みの予診票
▷母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴を管理しているため)
▷おくすり手帳
接種後に経過観察のため、15~30分程度待機していただきます。お子様が緊張しないよう、普段遊ぶおもちゃや絵本などもお持ちください。

よくある質問

5~11歳接種に関するQAが掲載されていますので厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンQ&A」をご参照ください。

●その他の質問
【Q1】5~11歳の接種券が届いた後、5~11歳のワクチンを接種せずに、12歳の誕生日の前日を迎えた場合はどうなりますか。
【A1】12歳以上のワクチンを接種いただくことになります。その際は、お手持ちの接種券を使用できます。
  なお、12歳以上のワクチン接種の最新の情報は、こちらでご確認ください。一方、1回目の接種後、
  2回目の接種前に12歳の誕生日を迎えた場合は5~11歳のワクチン(小児用)を使用します。
  (2回目接種は1回目の接種時の年齢に基づいて判断します)

5~11歳接種に関する参考資料  

新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(厚生労働省作成)
接種を検討されているお子さまの保護者の方へ(ファイザー社作成)
接種される5歳以上のお子様と保護者のかたへ(ファイザー社作成)
接種後の注意点(5~11歳のお子様と保護者用)厚生労働省作成
ファイザー社の新型コロナワクチン接種についての説明書

アンケート

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