商品量目立入検査

商品量目立入検査商品量目立入検査は、商品の取引における適正な計量の実施を確保するため、計量法第148条第1項の規定に基づき実施するものです。

(1)検査内容

立入検査は、商取引の盛んな中元期・年末期に重点的に実施しています。
スーパーマーケットなどにおいて、自店舗で詰め込みをして計量販売されているパック商品(精肉、鮮魚、青果、惣菜)を対象に、商品の内容量(量目[りょうもく])が正確に計量されているかどうかを検査し、適正な計量方法の指導を行っています。
計量した時点から商品の状態が変化し内容量が変わることがある等の理由から、やむを得ないものとして認められた誤差(量目公差)があります。
商品の表示量(ラベルに○○g表示)に対して、実量(真実の量)が不足した場合に適用されます。
この誤差を超えて実量が少なかった商品については、その原因を調べ、再計量して店頭に出すよう指導しています。

 

 

 

<量目公差の一例>
商品分類 表示量 許容誤差
精肉類 50gを超え100g以下 2g
100gを超え500g以下 2%
鮮魚類、青果類、惣菜類 50gを超え100g以下 3g
100gを超え500g以下 3%

 

(2)内容量不足の主な原因

「風袋量に対する注意不足」

引かなくてはいけない風袋量の引き忘れや引き間違い。

「水分蒸発による自然乾燥」

乾燥しやすい商品(青果類)に対する注意不足

「はかりの使用方法の誤り」

水平や零点などの点検調整が不十分、風や振動の影響を受けやすい場所に設置

「粗雑な計量」

「はかり」の周辺が乱雑で「はかり」に物が接触している。

「ラベルの貼り間違い等」

商品を連続して計量する場合において、他の商品の不適正な表示ラベルを誤って貼ってしまった場合

 

(3)風袋[ふうたい]とは

風袋とは、商品を入れる容器(トレイ)、ラップ、袋、包装紙などをいいます。また、わさび、タレ、吸水紙などの添え物も風袋です。風袋は、商品の内容量には含まれません。「ちょっとだけでしょ。」とお思いでしょうが意外に重いものです。

風袋の重さの例

 

■ これは、ある商品の容器、ラップ、吸水紙などの風袋です。

 

風袋の重さの例

 

■ 正しい風袋引きが行われず、風袋が商品の内容量に含まれていたとすると、これだけ損をしたことになります。

 

【例】100g単価500円で200gと表示してある商品を購入した場合
   (ラベルには内容量200gと表示)

風袋が商品の内容量に含まれていた場合の例

内容量200gの表示ですが、その内訳は商品の実量が170g、風袋30gでした。30g少ない170gの商品を200gの価格1,000円で購入したことになります。
30g分を余計に支払ったことになりますから、150円の損になってしまいます。
(100gあたり500円なので 30g × 500円/100g =150円)
言い換えると、風袋を150円で買ってしまったことになります。

 

このように、正しい風袋引きが行われていないと風袋まで買っていることになります。誰も風袋にまでお金を出して買おうとは思いませんよね。

買い物をするときには、品質や価格だけでなく内容量についても関心を払ってみてください。

(4)商品量目立入検査の実績

平成30年度 商品量目立入検査(中元期)結果

検査期間:平成30年7月4日(水)~7月19日(木)

立入検査事業所数:13事業所(北部地区)

検査個数:580個

適正個数:569個

適正率: 98.1%

 

部門 検査個数 適正個数 適正率
精肉 153 153 100.0%
鮮魚 172 168 97.7%
青果 128 123 96.1%
惣菜 127 125 98.4%
合計 580 569 98.1%

平成年29度 商品量目立入検査(歳末期)結果  

検査期間:平成29年12月7日(木)~12月15日(金)         

立入検査事業所数:13事業所(南部地区)

検査個数:650個

適正個数:624個

適正率: 96.0%

 

部門 検査個数 適正個数 適正率
精肉 154 147 95.5%
鮮魚 164 160 97.6%
青果 173 161 93.1%
惣菜 159 156 98.1%
合計 650 624 96.0%

 

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