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令和5年度第2回 長崎市文化振興審議会

更新日:2024年3月22日 ページID:041861

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 文化振興課

会議名

令和5年度第2回 長崎市文化振興審議会

日時

令和5年10月6日(金曜日)14時00分~

場所

第1部 市役所7階大会議室/第2部 市役所5階 第1・第2委員会室

議題

第1部 新たな文化施設の整備等について
第2部 文化振興施策について
※第1部については、長崎都心まちづくり構想検討委員会と合同開催

審議結果

第1部 1 新たな文化施設の整備等について

【事務局(市民生活部・まちづくり部)】
(資料3新たな文化施設の整備等について説明) 

【委員】
文化施設とはどういうものを作ることを想定しているのか基本的なことを教えてほしい。また、本日は候補地を4案から1つ選ぶのか。4つあるので1~4と優先順位をつけるのか何を目標にされているのか。 

【事務局(市民生活部)】
長崎市における文化施設はブリックホールや市民会館文化ホール、平和会館ホール、チトセピアホールなどを想像されるかと思う。基本計画のなかでも触れているが、まず1つ目は鑑賞の場として芸術性・専門性の高い公演、市民がつくりあげた芸術文化の作品、そういったことを楽しむことができる場。2つ目は、市民の芸術文化活動を支えて、海外と交流をしたり長崎らしい芸術文化を創造・発信できる場所にしたいと考えている。3つ目は、イベントや催し物があるのはもちろんだが、誰もがいつでも立ち寄ることができる開かれた空間として、芸術文化を通して人が集う場所を目指して新たな文化施設を建設したいと考えている。 

【事務局(まちづくり部)】
4つの候補地の条件について資料3のP11に1.~4.を示しているが、そのほかに考えられる条件や視点を意見として承りたい。さらに第2回に向けて⑴~⑺までの評価項目を設けているので、それについても意見をいただきたい。 

【委員】
ブリックホールや市民会館文化ホール、チトセピアホールなど、文化施設が既にあることは分かったが、そのうえで新たな文化施設を建設するニーズについて調査し、さらに作るという理解でよいか。 

【事務局(市民生活部)】
機能や規模は文化施設によってそれぞれ異なる。市民活動や興行利用など長崎市での必要性を議論したうえで基本計画に落とし込んでいる。 

【委員】
候補地2.(県営常盤駐車場)3.(県営常盤南駐車場)については現駐車場であるため早く計画が進むと思うが、4.中部下水処理場はどれぐらいの時間を要するのか。 

【事務局(まちづくり部)】
候補地4.については今年度中に現在の機能を廃止し、来年度から解体工事に入る想定である。文化施設整備には時間がかかると考えている。 

【委員】
各敷地の面積を教えていただきたい。また、2.3.が隣接されているのであればひとまとめにして使用することは考えられるのか。 

【事務局(まちづくり部)】
1.市庁舎跡地は約6,800平方メートル、2.県営常盤駐車場は約5,700平方メートル、3.県営常盤南駐車場は約11,900平方メートル、4.中部下水処理場は約28,000平方メートル。2.と3.については、現時点で、それぞれ使用しており、その代替駐車場も必要になるため、同じ時期に整備することは難しい状況である。 

【委員】
駐車場として使用しているため、一度に整備することが難しいのは分かるが、市役所跡地検討時の大きな課題は駐車場だった。2.と3.を文化施設利用者だけでなく一般の駐車場としても開放できたら良いと思うが一体化は難しいのか。 

【事務局(まちづくり部)】
常盤南駐車場は大型クルーズ船の観光バスの駐車場として活用されている。松が枝ふ頭の2バース化で予定している観光バスの駐車スペースが整備できれば常盤南駐車場から機能を移転できるが、松が枝の整備はまだ先になり、検討時期が異なるため難しい状況。 

【委員】
長崎市が保有している駅前の敷地は候補地として挙げられないのか。その理由も併せて教えていただきたい。 

【事務局(まちづくり部)】
区画整備事業の中で見出している土地で、たしかに5,000平方メートル以上であるが事業管理地である。区画整備事業費を賄うために売却をしなければならない土地である。その土地を使用する場合は、売却したうえで、購入された方が使用するもの。今回は、既に公が手にしている土地を候補地としている状況。 

【委員】
不可能では無いと考える。長崎駅前にあるというのは立地として良い。松が枝の周辺は公共交通機関が不足していて車の渋滞の問題もあるため、駅前の土地を候補地として挙げていただきたい。 

【事務局(まちづくり部)】
購入すれば候補地になる、ということでは民有地すべてがそういうことになる。既に公の土地であることが前提条件となる。 

【委員】
文化振興審議会では、色々な選択肢がある中から選んだのではなく、市庁舎跡地という前提からの検討だった。今後も基本構想、基本計画をベースに検討していくということでよいか。再度候補地を考え直す場合、どれぐらい時間がかかるのか。新たな文化施設の開館までブランクがあり、大人の5年と子どもの5年は異なる。まちづくりの視点から見た際、このエリアがおすすめというものはあるのか。 

【事務局(まちづくり部)】
候補地が少ないことを本資料でご理解いただきたい。実現までのスピードが大きな論点と考える。次回審議会で事務局が評価した結果をお示ししたい。新たな文化施設は、人をまちなかに導くひとつのツールとして考えている。 

【委員】
市役所跡地も候補に入れていいのか。市役所跡地が最適で計画スピードも早いと考えている。 

【事務局(まちづくり部)】
市役所跡地も候補地として挙げている。 

【委員】
2.3.の駐車場案は、近隣に美術館があり文化の薫りがする一角になり得る。しかし、人の流れを生み出すポンプとして適しているかどうか。常盤南駐車場は観光バスの駐車場として重要な役割を担っている。その場合、新しい駐車場の計画が進まない限りそこが空くことはない。旧市役所跡地として計画を進めていたが、検討が中断しているため2026年度中の完成は難しいと思うが、県営駐車場の検討を待っていると2030年度以降になるのではと考える。中部下水処理場跡地は、人の流れを生むためには全く使えない場所と思う。来年度からの取り壊しが決定しているのであれば、2027年度に完成できると思うが、その他の視点で見た際に良い候補地に映らないのが正直なところである。 

【事務局(市民生活部)】
長崎市内における文化エリアの視点、まちなかに活気を生み出すという視点でご意見をいただいた。検討材料とさせていただきたい。 

【委員】
都心まちづくり構想検討委員会の中でも市役所跡地は重要な場所であり、文化施設ができる想定で回遊性に関する話を進めていた。仮に市庁舎跡地でなくなった場合、回遊性を生み出すための方策について再度議論を進めないといけない。なぜ市庁舎跡地を見直すことになったのか。 

【事務局(まちづくり部)】
市長が代わり、新たな文化施設の候補地を決定するプロセスが不足していたのではという意見があった。建設地の妥当性を改めて確認し、最終決定させていただきたい。市庁舎跡地に問題があった訳ではない。 

【委員】
市庁舎跡地に何か問題がある、欠けているという指摘は市長からはないということか。全てフラットで考えて良いのか。 

【事務局(まちづくり部)】
特に問題があるということではない。 

【委員】
ホール機能が回遊性に及ぼす効果を示したら納得してもらえるのか。回遊性向上のための評価基準はあるのか。 

【事務局(まちづくり部)】
評価は、定性的な評価になると考えられる。第2回審議会において、まちなかへの回遊性向上など都心部への活性化への貢献度について検討したい。 

【委員】
公会堂取り壊しの段階から、市役所跡地をどうすれば一番よいのかずっと考えてきた。市役所跡地でのイベント、こどもたちの寄れる場所、浜の町までの集客力なども踏まえたうえで計画をまとめ、設計に入る段階だった。自分の頭の中ではそれがストップになったと思っていた。今日、市役所跡地が候補地に挙がっていたのに驚いたが、候補地を再検討する理由が分からなかった。まちづくりのなかで市役所跡地に建設することに何か問題があったのか。 

【事務局(まちづくり部)】
市庁舎跡地に問題があった訳ではない。市長より幅広い視点で敷地を再検証したいと話があり、双方の方々からの視点でジャッジしていくこととなった。予算を無駄遣いしないためにも、より効果的な場所に設置したい。再検証の結果、市役所跡地になったとしても問題はない。 

【委員】
市役所跡地に建設していただくほうが早いと思う。市長の会見があったとき、公会堂の問題から関わってきて裏切られたという気持ちでいる先生方もいる。市役所跡地はだめだと思っていたが、候補地に入っているため早く建設してほしい。子どものためもそうだが、高齢の方もいる。私自身も3年後にできることを楽しみにしていた。なぜ市役所跡地が駄目なのかみんな理由が分かっていない。どうしてもというなら3.案かと思うが、せっかくこれまで集まって、経費もかけてきたのだから、できれば早く建設できる市役所跡地が良いと思う。 

【事務局(市民生活部)】
今いただいたご意見をしっかり踏まえたうえで次回に向けて評価をしていく。色々な観点からの評価になると思う。 

【委員】
県庁舎跡地は条件におさまると思うが、候補地となっていない理由を説明してほしい。 

【事務局(まちづくり部)】
県庁舎跡地については、かつては県と協議をしていたが建設スピードの観点より旧市庁所跡地と表明した。県庁舎跡地では令和2年度に埋蔵文化財調査が行われ、昨年7月に県庁舎跡地の基本構想が取りまとめられた。ホール機能は含まれておらず、埋蔵文化財に配慮した平屋の施設という方針が出された。このような土地の利用方針が決まっているため、新たな文化施設の候補地から外している。 

【委員】
市長も県知事も新しく変わったので、どうかなと思った。県庁舎跡地で講演会等をした後、銅座にも近いので打ち上げにもすぐ行けるのかなと思ったが、残念。 

【委員】
中部下水処理場はブリックホールに近いため、まちなかエリアの活性化のためには1.2.3.案が良い。これまでの検討経緯も踏まえ、1.の市庁舎跡地で話を進めていただきたい。 

【委員】
2.3.の場所は、県有地であるため市が購入しないといけない。市有地の1.、4.はいいが、➁と3.はそういう視点も検討に入れておかないと財政面が厳しい状況になる。資材の高騰のことは書いているが、土地もかなり上がっている。
5,000平方メートル以上となるとかなりの市の負担があるのではないかと思った。 

【事務局(まちづくり部)】
県有地について、もし本当に使う場合は、用地買収をして使う。 

【委員】
資料3、P10の図は、各エリアに特色を持たせてグランドデザインができている図なのか。特色があるのであれば、その特色に合わせて文化施設を設置すべきという意見があったと思う。グランドデザインは人の動きだけではない。美術館を含めた文化的な中心地がまちの中でどういう機能を果たしているかがグランドデザインを考える際に重要。回遊性だけでなく文化芸術が社会に与える機能もある。3.岬のエリアには唯一メインストリートの整備とあるが、これがどういう機能を持っているのか。それが新たな文化施設と合っているとお考えなのか。メインストリートに立地する場合、新たな文化施設に新たに付加できる機能があるのであれば審議会で議論できると思う。 

【事務局(まちづくり部)】
P.10はエリア間の回遊を示したもの。P.9はエリアの特徴を示したもの。岬のエリアは人を吸い上げて送り出すポンプ機能を果たさなければならない。岬のエリアはこれまで市役所があったため相当数の人が来ていたが、空き店舗が増えてきていて、このままでは空洞ができてしまう。そのために新たな集客施設が必要だと考えている。メインストリートについては、沿道からの賑わいを生み出す「ほこみち」が指定された。道路を活用した賑わいを生み出していきたいと考えている。 

【委員】
県庁跡地から出島、さらに県美術館もあるため、諏訪神社からの文化的な軸も考えていただきたい。まさにこのストリートのなかでの文化施設は分かりやすい軸線だと考える。 

【委員】
旧市役所跡地の奥には歴史文化博物館があり、旧県庁跡地の先には出島や美術館がある。しかし、現状では歴史博物館に至る道を歩いてみたいと思えない。そこに回遊性など今まで気が付かなかったものが隠れているのではないか。その中で道路整備の方針があることは良いニュースだと思う。旧市役所跡地に新たな文化施設が建設されるのであれば、眼鏡橋までも楽しい道にしてほしい。歴史文化博物館までの道のりも歩きやすく、長崎市内から歩いて行ける距離にコンパクトにまとまっているので、歩いてみたいと観光客、市民の皆さんが思えるようなまちづくりにしてほしい。文化施設単体、観光施設単体ではなく、間の道路も非常に活用価値があると思う。 

【事務局(市民生活部)】
それぞれの会長、委員長からもご意見を頂戴したい。 

【長崎市文化振興審議会会長】
懸念点は2点。建設まで練習場がない中で、ご高齢の方はさらにご高齢に、子どもは成長し、時間が無い状況。これ以上時間をかけていただきたくない。また、計画が停止したことで、資材の高騰や人手不足など状況がよくなる見通しは無いように思う。予算の問題で練習室が減ったり、リハーサル室がなくなると本末転倒。迅速な結論、設計へと進んでいただきたい。 

【長崎都心まちづくり構想検討委員会委員長】
文化施設というのは集客拠点となるポテンシャルを持っている。3点ほど意見を申し上げたい。1点、都心部に賑わいを生み出す施設として何がどこに配置されているか改めて確認したうえで、文化施設の位置づけを考えていく必要がある。例えば、県営駐車場近くには美術館や水辺の森公園、中部下水処理場近くにはスタジアムやブリックホールがある。施設の配置と現状の整理が必要であり、どの部分の回遊性を強化したいのか、という観点での検討が必要。2点目、まちの中での滞在期間を生み出すということは経済的にもメリットがあると考える。鑑賞した方が帰りに食事をしていくなど、そうした場が周囲にあるのかどうか。それが回遊性向上にもつながる。メインストリート整備とあったが、沿道での活動と文化施設での活動が一体化することで相乗効果があるのではないかと考える。周辺施設との連携によって文化施設の機能を最大限に発揮できる。最後に、文化施設の機能の中で「誰もがいつでも立ち寄ることができる開かれた空間」に期待をしている。市民の方が普段使いできる滞留空間はまちの中で大事な場所。文化を広く捉えた観点から賑わいづくりの可能性を考えられると思う。

第2部 2 文化振興施策について
(1)部活動地域移行について

【事務局(学校教育課)】
資料4 部活動地域移行について説明

【会長】
長崎市独自で何かをするということではなくて、文科省の流れの中から、長崎市もなかなか厳しい状況で、文化団体の皆さんがいるので子供たちのために力を貸してほしいという説明と受け止めればいいか。
とてもいいと思うが、県で募集したとき、あまり手が挙がらなかった。給料が安すぎる。
「何百円で働け」のようだが、根本的にスキームが間違っていると私は思う。意見・質問はあるか。 

【委員】
知人に部活動の指導者の話が来たが給料が安すぎて、受けることができなかったという話を聞いた。必ずしも指導だけで生計を立てている人ばかりではない。ある程度だったら、子供たちのためなら、という気持ちを持っている人もたくさんいると思うが、専門的な指導者としてほかにもやっている方は納得できるギリギリのラインがあると思う。 

【委員】
学校の運動会で踊るため指導に来てほしいということで、何校か民謡舞踊連盟の指導者が参加しているケースもある。
よく長崎市の運動会で見るのが、どこの学校に行っても、そしてどの年も同じ踊りを踊っている。それは何か残念でさみしいと前から思っていた。日本全国にいろんな楽しい民謡がある。今、ダンスも必須カリキュラムなので、ぜひ日本の伝統的なことも皆さんにもっと深く学んでいただきたい。
興味がある子はいて、個別にうちの団体で踊っている子供たちもいる。そういう子たちが各学校には少ないだろうが、集めて完全にボランティアで指導して構わない。
うちは指導者に主婦の方が多く、趣味でしているような方がほとんど。何人か専従で指導している者もいるので、その辺は全然派遣して構わない。指導が必要であれば、協力させていただきたい。 

【委員】
ダンス関係は、色々な学校から頼まれたところに指導者を派遣するということをしているが、市内において何か謝礼金額等の決まり事はあるのか。
おそらく協力したい方はたくさんいると思う。すでに高校生のクラブ活動等には、何人か派遣で行っていると思う。小・中学生について決まり事等提示があれば動ける協力体制はできているが、何もないから動けない状況。具体的に教えていただきたい。 

【事務局(学校教育課)】
謝礼金に関しては出てはいるが、活動ごと、学校ごと、部活動ごとにそれぞれ異なっているというのが実際のところ。一定金額というのは特に設けてはいないというのが答えとなる。
学校単位、部活動単位で決めていると言う形になる。高くなっては困るし抑えないと困る家庭もあるだろう。ただいくらなら妥当なのかというと、決まりも何もないという中で、非常に困っている。 

【委員】
先生がたもそれぞれ生活があるので、なかなか見えない状況で動かすというのは難しいと思うがどうか。 

【会長】
いろいろあると思うが、今日はあと二つほど議題があるため、どこかで打ち切りたい。何かほかにも質問もあるようだが、今日はなにか答えを出したいということではなく、内容を紹介し、今後どのような方向性を見出せるかということの理解で良いのではないか。出発点は学校の先生が忙しくて土日は部活の指導できない。それを地域の皆さんにお願いしたい。働き方改革のあたりから来ているかと思う。それから教員採用が偏っていて、技能教科の教員を採用していないという問題点もるが、それは置いておいてまたということでもいいか。よければ今日はそういうことでまとめさせていただく。
また時間をとり、少し話ができるかもしれない。
あと二つほど議題があるが、時間が迫ってきているので国民文化祭について少し時間いただいて話し合いたいと思うが、よろしいか。
では、二つ目、国民文化祭の議題に移る。 

【第2部】 2 文化振興施策について
(2)国民文化祭について

【事務局(文化振興課)】
資料5 国民文化祭について資料説明 

【会長】
なかなかこの審議会で話すチャンスがなかったため、今日は時間が許す限り、質問・意見を伺って、理解を深めたい。
私の感覚的には大分遅れているような気はする。もう2年を切っている。文化団体も準備が必要だろうし、会場の手配や稽古をしなけばいけない。6月に予算が通ったのならば早く、市の実行委員会を作り、そこで内容を揉んでいかれたらいい。ホールの問題もあっていろいろ大変だとは思うが、少し遅い気がする。 

【委員】
おそらく市町で担当するところは、市独自に行う事業がいくつかあって、それ以外は、それぞれの市町村に属する団体の事業が長崎市の中で開催されるようなイメージ。一応、私どもも、行政はどうあれ、これをご縁として、組織の強化もしたいし、文化振興に役立てたい。 長崎県でやるという報道があった時点から準備に取り組んでいる。私は公益社団法人の日本フォークダンス連盟の理事をやっていて、連盟はこういう国民文化祭でいろいろイベントやってきたが、しばらくやっていなかった。長崎の前の岐阜でフォークダンスの全国大会をやるということでそれに関わる。連盟には部門が五つあり、その中で一番大きなのがフォークダンスでその次は日本民謡。フォークダンスは民族舞踊なので、世界にいろいろな舞踊があるように、日本にも日本の民族舞踊である民謡というのがあるため、日本民謡の部門がある。今度は日本民謡の全国大会的なものをやりたいという話が本部から出ているので是非相談したい。 

【委員】
今後のスケジュールの中で長崎市実行委員会の設置とあるが、この実行委員会と文化振興審議会との違いはなにか。これはどうという位置づけにいるのか。決め事というのは、この実行委員会で決めるのか、文化振興審議会の中で何か決めるのかそこの線引きがよくわからない。 

【事務局(文化振興課)】
国民文化祭の決定機関としては実行委員会となる。ただその中で、例えばこれまでも、長崎の文化振興をどう進めていくかということについては皆さんのご意見を賜ってきたので、そういったものを、国民文化祭を機会にどう具現化していくかというところについての意見は皆さんからいただきたい。繰り返すが、審議会の中で国民文化祭について何かを決定するということではなく、決定事項は実行委員会の中で決めていくため、皆さんの意見をいただきたいというふうに考えている。 

【委員】
この実行委員会で何か提起がかけられて、それについて皆さんがどう思うか意見を言うということか。 

【事務局(文化振興課)】
実行委員会の中でその場で決めることができるものと、そうでないものとおそらく出てくると思う。その中でこれは審議会の皆様にもご意見を賜った方がいいというものについては、持ち帰りをさせていただくという形になると思う。ただ、実行委員会の中には様々な、例えば全国プログラムをやるにあたってそれに関連した文化団体の皆さんにも参画していただくようなこともあるかと思うので、この審議会委員の中から実行委員会に参画する方も出てくるかもしれない。 

【委員】
実行委員会を設置してからの話になるのか。 

【事務局(文化振興課)】
そうである。

【副会長】
担当の問題だとは思うが、ながさきピース文化祭は全国障害者芸術・文化祭と一体であるというところがとても大事なので、今の説明だけだと国民文化祭のことだけのように、少し聞こえた。おそらく文化振興課が担当するのが、国民文化祭だけなので、その説明になっているのかと思うが、一方で、文化振興審議会で完全に障害者芸術に関して審議しないでいいのかというとそうでもないような気もする。これは一体であるということがとても大事な部分だと思うので、注意喚起的な意味での意見である。 

【事務局(文化振興課)】
国民文化祭を文化振興課が所管して障害者芸術・文化祭をどちらが所管するのかはまだ決まった状況ではないが、我々として国文祭と障文祭は一体ととらえている。説明内容が国文祭よりになってしまい申し訳ない。そのため、皆さんにも国文祭・障文祭どちらの方にもご意見をいただきたいと考えている。 

【会長】
ほかにはよいか。三つ目の議題は終わったが、今日は時間がなくなってしまった。
今、説明があった国文祭の中で、長崎市で全国大会が開催されるものについては、当然これはすぐ実行委員会で検討されるかと思う。それとは別に全国大会ではないが、長崎市ならではの企画というのも当然出てくると思うので、それも実行委員会で話をすると思う。そのときに、先ほど「長崎市ではどんな文化活動がされているかというのを調査して」という話があったが、調査しなくてもそれを一番把握しているのは文化振興課なので、今さら調査しなくてもよいのではないか。
例えば、三つ目の議題の「市の自主文化事業の取り組み」というのを今日は時間がなくて話せないと思うが、その中できっといくつもの芽がある。あるいは国文祭に繋がっていく、あるいは国文祭を契機として活動を進化するというものがたくさんあるような気がする。その辺を少し整理して関連のある部分については文化振興審議会でも少し話をしていただけるといいかなという気がする。その辺はどうか。 

【事務局(文化振興課)】
確かに我々文化振興課としては、長崎市でやっているものは調査をしなくても、当然把握しているものというふうに思うが、ただ一方で、やはり文化芸術の裾野というのは非常に広く、新しく出てくる。例えば、アートの分野の方など新進気鋭の方というのはたくさんいて、外からも流入してくる。そういった意味での調査ということで説明をさせていただいた。今いただいたご意見をもとにしっかりやっていきたい。 

【会長】
きちんと時代に敏感に調査して素晴らしいと思う。またこの話題について少し取り上げる時間があればと思うので、実行委員会ができたという報告もしていただいた方が良い。気が付いたらできていたではなく、こんな感じで進んでいるということを紹介いただければと思う。
三つ目の議題は、今日はもう時間がないので次回に回すこととする。 

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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