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令和5年度第1回 長崎市交通安全対策会議

更新日:2024年2月6日 ページID:041611

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部自治振興課

会議名

令和5年度第1回 長崎市交通安全対策会議

日時

令和5年10月13日(金曜日) 10時00分~

場所

男女共同参画推進センター(アマランス)研修室1・2

議題

令和4年度の長崎市内における交通安全に係る取組みについて

審議結果

1 長崎市内における交通情勢の説明
長崎県警察署長から、資料に基づき説明。 

2 議事『令和4年度における「第11次長崎市交通安全計画」実施状況の振返りについて』
事務局から資料に基づき説明。 

質疑・応答

【委員A】
昔と比べて交通事故件数や違法駐車がかなり減っている。市、警察、関係機関・団体が連携し、交通安全に係る取組みを実施してきた成果だと思う。継続して取組みを続けていくことが大切だと思う。 

【委員B】
1. (交通安全施設の整備状況について)
子どもの登下校時間に、学校周辺の生活道路を通る車のマナーが悪く、警戒標識の目的・意義を理解している運転者が少ないと感じる。警戒標識の効果を高めるための改善を検討してほしい。
2. (交通安全思想の普及徹底について)
年間を通して、学校施設や保育園にポスターを掲示したり、県作成の交通安全に関するリーフレットを各学校に活用してもらったりしているが、高齢者の交通安全についても同様に高齢者に特化したポスター等があれば、提供してほしい。
子どもが登下校中に道路に飛び出したり、斜め横断をしたりと危険な行為をした際にそこに居合わせた大人が「危ないよ」と一声かければ、事故を未然に防ぐことができる。大人が子どもを見守る体制を整えるための啓発を行ってほしい。
3. (交通法令違反取締り状況について)
歩行者妨害、一時不停止違反の車両をよく見かけるが、そのような状況では、児童は車が停止するか分からず、車が通り過ぎてしまってから横断歩道を渡るようになり、安全行動を習得できない。警察・県・市において運転者に対する違反の認識が高まるような啓発活動に力を入れてほしい。
4. (子どもの交通事故の発生状況を踏まえた対応について)
子どもの交通事故の中でも、小学生の事故が最も多く、登下校以外の時間で交通事故に遭うことがほとんどであり、子どもたちがどうすれば自分の身を守れるか考えさせられる。各校区でのヒヤリハットの事例等の情報の共有や児童・保護者に対する交通安全教育について市教育委員会にも協力してほしい。 

【委員C】
質問の一点目「交通安全施設の整備状況について」は、市では学校、PTA、警察、教育委員会等と連携をして通学路の点検を行っている。特に令和3年度からは、千葉県八街市で発生した通学路での交通事故を受け、長崎市でも学校からの点検要請があった箇所を地元の方、警察、学校等と点検を行い、緊急的に対策が必要と判断された箇所には、国の補助金を活用して対策に取り組んでいる。警戒標識についてもより効果的な安全対策に繋がるように現場の状況を踏まえながら対策を検討するようにしていきたい。 

【事務局】
質問の二点目「交通安全思想の普及について」は、長崎市では、交通指導員、交通安全母の会、PTA、交通安全協会等と連携をしながら立哨活動等の見守り活動を実施している。さらに、これらの団体のうち交通指導員、交通安全母の会は長崎市が事務局を務めており、研修会や会議等の中でさらなる見守り体制の強化について検討を行っている。本年度も定期的に会議等を実施しているが、本日いただいた意見を踏まえて再度意見交換を行い、対策を工夫していきたいと思う。また、学校施設や保育園等での周知については、年間を通じて使えるような掲示物の制作を市でも行っており、教育機関等を通じて掲示をしていきたい。 

【委員D】
質問の二点目の「交通安全思想の普及について」は、交通安全の啓発として、浦上警察署の署員の家族が作成したイラスト調のポスターを、学校の周辺等に掲示したり、関係機関に配布をしている。今後、自治体や関係機関を通じてさらに広く配布ができれば、効果的な啓発となると思う。また、車両の運転者に何が歩行者妨害に当たるのか正しく理解してもらうため、絵などを使ったポスター等を新たに作成したいと思う。警察だけでは発信力がないため、関係機関・団体にも協力いただきたい。
質問の三点目「交通法令違反取締り状況について」は、近年、警察では重点的に取り組むべき部分に力を入れて取締りを行っており、今年は特に歩行者保護、一時停止、無免許運転、飲酒運転の取締りを強化している。また、取締りの目的を検挙ではなく、指導して理解してもらうという意識で行っているところである。さらに、今年に入ってから、浦上警察署管内で死亡事故が多く発生しているが、事故の状況に統一性がないことから、各交差点に警察官を配置し、運転手に姿を見せることで注意喚起を行っている。 

【委員E】
質問の四点目「子どもの交通事故の発生状況を踏まえた対応について」は、各学校で交通事故等が発生した際には、事故等の発生報告書を教育委員会に提出してもらっており、その内容を毎月校長会等の会議において共有をし、交通安全対策について呼び掛けている。加えて、ヒヤリハット事例も、教職員、交通安全ボランティアとの連携を密にしながら事故防止につながる情報の共有を行っている。また、各季の交通安全運動期間を中心に各学校一斉に機会をとらえて交通安全指導を行っている。運動期間中に指導を行うことは、運動の意義を理解することを含めて効果があるため、引き続き、学校・警察等に協力をいただきながら、指導に取り組んでいきたい。 

【委員F】
質問の二点目「交通安全思想の普及徹底について」の県で作成をしたリーフレットについてだが、高齢者対策として、県では高齢者対策としてリーフレットに関わらず、講習会等も積極的に行っているところではある。来年度以降は高齢者による夜間の事故への対応に重点を置いて対策をしていこうと考えている。指摘があったリーフレットの中身については、より工夫ができないか検討していきたいと思う。 

5 その他

【委員D】
令和5年4月1日から自転車のヘルメット着用が努力義務となったが、街頭キャンペーン等にて啓発を行ったものを来年度以降の本会議の振り返り項目として掲載をした方が良いと思う。 

【事務局】
今年度より自転車のヘルメット着用に対する取り組みを強化しているため、来年度の資料に掲載したい。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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