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令和3年度第1回 長崎市住民基本台帳ネットワークシステム管理運用審議会

更新日:2023年9月14日 ページID:040966

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部住民情報課

会議名

令和3年度第1回 長崎市住民基本台帳ネットワークシステム管理運用審議会

日時

令和3年8月5日(木曜日) 14時00分~

場所

市民生活部長室ほか:WEB会議(webex)

議題

1 開会あいさつ
2 委員紹介・事務局紹介
3 会長選任
4 議題
(1) 住民基本台帳ネットワークシステムの概要
(2) 長崎市における住基ネットセキュリティ対策の体制等
(3) 前回審議会開催後の住基ネットに係る監査等の報告
ア. 令和2年度内部監査実施報告
イ. 令和2年度管理運用会議報告
(4)その他(次回審議会の開催等)

審議結果

1 開会あいさつ
住民基本台帳ネットワークシステム統括責任者よりあいさつ。

2 委員紹介・事務局紹介
委員及び事務局の紹介。

3 会長選任
会長及び職務代理者の選任。
会長:小松委員
職務代理者:大坪委員
に決定した。


4 議題
(1) 住民基本台帳ネットワークシステムの概要
〇住民基本台帳ネットワークシステムの経緯について
平成6年から本システムの構築開始、平成14年に第1次稼働として住民への住民票コードの付番とその通知及び行政機関への本人確認情報の提供が開始、平成15年には、本システムの第2次稼働として、システムを利用した住民票の広域交付や転入転出手続きの簡素化が可能となった。
更に、平成16年には、住民が住民基本台帳カードを取得することで、公的個人認証サービス利用が開始され、平成27年には、本システムを利用し、住民の利便を図るよう個人番号、マイナンバー制度が開始された。
〇住民基本台帳ネットワークシステムの概略について
住民基本台帳法に基づき、住民の利便の増進と国及び地方公共団体の行政の合理化に資するため、住民基本台帳をネットワーク化し、全国共通の本人確認が可能となるシステムであり、市町村の住民基本台帳をネットワーク化し、住民の本人確認情報を全国とつながる住基ネットに送信することで、国や他の地方公共団体へ本人確認情報を提供できる仕組みであることと、この提供については法令で定められた分野のみに厳格に限られ、他分野への利用は禁止されている。
〇住民基本台帳ネットワークシステムの役割について
国の行政機関や地方公共団体に対し、システムを利用した本人確認情報の提供を行うことで、行政手続きにおける住民票の写し、年金受給権者の住所変更・死亡届等の提出が省略でき、住民負担の軽減に大きく寄与している。
〇住民基本台帳ネットワークシステムにおける個人情報保護・セキュリティ確保のための措置について
保有情報の制限・利用の制限、外部からの侵入防止、内部の不正利用(不正閲覧)の防止及びその他の措置といった措置を講じ安全な利用を確保している。

(2) 長崎市における住基ネットセキュリティ対策の体制等
「住民基本台帳法」や「マイナンバー法」等の法令・通知等による運用に関するセキュリティ対策について、地方公共団体情報システム機構 (以下、「J-LIS」という。)が作成した「住民基本台帳ネットワークシステムのセキュリティ対策に関する指針」に具体的なセキュリティ対策が示されている。
それを参考に、長崎市が規程等を定め、手順書を整備し、運用している。
運用に対するセキュリティ対策については、「住民基本台帳ネットワークシステム及びそれに接続している既設ネットワークに関する調査票」を総務省へ提出、「内部監査委員会」による監査、更に、「管理運用会議」での運用に係る決定等に関する審議を毎年行うことにより、セキュリティ対策の体制化を図っている。
外部機関の管理体制として、「住民基本台帳ネットワークの管理及び運用に関する重要事項の調査審議に関すること」を担任事務としている「管理運用審議会」が、本審議会であり、学識経験者の客観的な立場から、住基ネット統括責任者に対して意見を述べる体制となっている。
なお、本審議会の開催時期について、委員の任期を2年と定め、委員改選時及び重要事項が生じるなど、審議会開催が必要と判断された場合に開催することとしている。

(3) 前回審議会開催後の住基ネットに係る監査等の報告
ア 令和2年度内部監査実施報告
監査報告書の「6 監査の結果」に、次のとおり報告がなされた。
⑴聞き取り調査による監査…監査項目については全て守られており問題なし。
調査項目における文言及びチェック方法の修正について、意見がなされた。
今後、修正を含め検討する事を提案した。
⑵ログ解析等による監査…不正な使用はなく問題なし。
⑶現地調査による監査…住基ネット端末設置及び運用状況について、帳簿やカードの保管等は、特に問題なし。
監査報告の⑴の提案事項については、チェックシートの監査項目を監査委員が監査する方法に沿った表現に、月次点検簿の点検記載方法を明確化した表現に、それぞれ修正予定である。また、本人確認情報の検索について、各地域センターにおいて不定期にログ確認を行ってはどうかとの意見を受け、今年度中に開始するよう計画している。
イ 令和2年度管理運用会議報告
議題の⑴から⑻について、次のとおり報告及び審議を行った。
⑴住基ネット管理運用に係る責任体制について
長崎市住民基本台帳ネットワークシステムセキュリティ組織名簿にて、それぞれの職務に対する職責を再認識するよう徹底した。
⑵緊急時対応計画及び連絡体制について
「緊急時対応計画書」及び「住基ネット緊急時連絡網」を整え、令和2年度緊急時対応訓練の実施を報告した。
⑶セキュリティ遵守状況について
日次点検、月次点検及びセキュリティ自己点検の実施を説明し、改善課題として、手順書の整備が一部未整備であったが、その後、整備し運用している。
⑷監査計画について
今年度の監査計画を示し、具体的な時期等は庶務に一任することになった。
⑸研修計画について
セキュリティに関する全般的な研修及び実務研修を報告し、今年度の実施時期について確認した。
⑹住基ネット運用に係る委託契約について
住基ネット運用に係る委託契約の状況及び来年度契約時の委託事業者のセキュリティ対策実施状況の確認方法として、プライバシーマーク登録証等を有することを入札参加要件に入れていることを報告した。
⑺令和2年度住基ネット内部監査実施報告について
議題(4)の冒頭にて説明済みのため割愛した。
⑻住基ネットに係る例規等の見直しについて
長崎市住民基本台帳ネットワークシステムに係る管理及び運用に関する規程、住民基本台帳ネットワークシステムの運用に係る取扱要領及び各種手順書について、見直しの必要性を説明した。
見直しの方針については、住基ネットの管理運用について一体化した手順書を作成することとし、その詳細は、事務局に一任された旨、報告した。
本管理運用会議以降に、一部改正した「長崎市住民基本台帳ネットワークシステムに係る管理及び運用に関する規程」と、各手順と未整備の手順をまとめた「住基ネットに係る手順書」の目次を示した。

〇例規等の見直しのきっかけは何ですか。
→ここ数年「住民基本台帳ネットワークシステム及びそれに接続している既設ネットワークに関する調査票」にて、一部の手順書の未整備を報告しており、その改善を行う必要があったため。

〇研修計画について、担当職員に対するものはe-ラーニングと実務研修の2つか。
→その通り2つの研修を行っている。

〇その研修は、毎年、受講するのか。またその受講の確認は行っているのか。
→毎年、住基ネットに関わる職員は、出先機関も含め受講するよう説明している。

〇研修計画書をそれぞれ作っているのか。
→管理運用会議において、次年度の研修計画の内容を説明している。

○計画書ということではなく、こういう計画ですということを話し合う場ということか。
→その通り。

〇この研修をきちんと受け、完了しているのかの確認を行っているか。
→受講完了者リストにて確認している。実務研修においても、同様に確認している。

〇前年から引き続きの職員も再度受講するのか、若しくは、1回受講すれば、その後研修を受けなくてもいいのか
→毎年、内容が少しずつ変わっているため、必ず、同じ職員でも受講している。

他の質問がないことを確認。

(4) その他
次回の開催について
前回の審議会において、審議会の開催は、管理運用会議の議事録及び内部監査の結果報告等を各委員へ送付し、審議すべき重要事項を確認いただくこととなっていたので、次回の開催についても、同様に資料を各委員へ送付し、検討いただいた結果を会長に報告し、開催の要否を決定していただくといった方法で、決定したい。

〇今回は、新年度のため開催したが、次回、送付された資料を確認し、重要事項の審議の必要がないと判断された場合は、審議会を開催しないこととなるが、何か、意見はないか。
○やり方はいいと思うが、メール等でやり取りがあった方がよかったと思う。
○特段意見がなければ開催されないとなるので、期限を決めて意見の有無をメールで回答するとすれば、もっと明確になるので、その方法でいい。
→ご意見のとおり、資料を送付し、メールにて意見のやり取りを行うやり方に、次回から変えていきたいと考えている。
また、この方法で進めながら、別の方法がいいなどのご意見を受ければ、その意見を活かしていきたいと考えるので、その都度、意見をお願いしたい。
○では、そのように

○WEB会議は、快適であったが、資料を共有できるので、その方がもっとわかりやすいのではないか。
○たまに資料のどこを見ていいのかとわからないこともあったので画面共有し、ポインターとかで示してもらえば追いやすいと思う。
○次からはそのように。チャットもうまく使って活発に議論できればと思う。
→本日の意見を役立て、WEB会議のやり方も改善していきたい


5 閉会

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