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令和5年度第1回 長崎市政治倫理審査会

更新日:2023年9月14日 ページID:040964

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

総務部人事課

会議名

令和5年度第1回 長崎市政治倫理審査会

日時

令和5年6月8日(木曜日)11時~

議題

(1) 長崎市長の所得等報告書等の審査について
(2) 職員の倫理条例等の運用状況について

審議結果

議題1 長崎市長の所得等報告書の審査について

会長 市長の給与を減額したわけだが、減額分が原告に対して支払われるといった関係にあるのか。

事務局等 原告に対する支払いについては、補正予算を組ませていただいて、予算を確保し、それを支払いにあてています。市長の減額について、市から支払われる金額が少なくなるわけですが、それが原告に対する支払いの財源になったというものではない。

会長 率直な感想として、いろいろな見方があると思うが田上市長の給与がこれだけ減らされるというところと、被害者に対して誰が加害をしたのかというのがリンクしないというところがあり、首長としての責任というところかもしれないが、気の毒という思いもある。

委員 所得等報告書は、給与所得以外の所得があるとした場合にどういった確認をしているのか。

事務局等 田上市長に関しては口頭で確認して、後は講演料や原稿料などは秘書課で依頼を受けたものは管理しており、収入がないことを確認したところである。

会長 市長という立場で収入を得たときは秘書課で管理しているということで、そこと全く切り離された収入があったときは、まず口頭で聞いて、ありますと言われれば収入の確認ができるが、ないですと言われたときはそれ以上の確認は難しいということか。

事務局等 悪意を持って隠された場合は、現状確認することは難しいが、秘書課においては、市長の日々の動きは把握しておりますので、その中で市長とコミュニケーションを取りながら確認をしている。

委員 減額の期間や割合の根拠、考え方はどういったものか。

事務局等 7月から12月までという期間は、今回の裁判の判決が令和4年5月30日で、裁判を受け入れるという判断をしたところだが、事件は当時の長崎市の部長が行った行為であり、その責任者としての責任。それと、長崎市という組織として2次被害の防止を怠ったという、組織的な責任があるということで、前市長は大変な責任があり、重く受け止められたということ。
そういったことで、私共と協議をさせていただいて、裁判等で賠償が生じた他市での事例や、本市の過去の事例を踏まえ、減額の期間は半年、率については半額ということで結論が出たところである。

委員 市長の方から減額の幅はこれぐらいという意見が示されたのか

事務局等 実際のところ、最初からどれぐらいということはなく、当時指示があったのは、この事案を重く受け止める必要があると話をして、事務局の方で他都市の事例を提示して、最終的に市長が決められた。

委員 最終的に市長の意思として50%が妥当という判断に至ったという理解でいいか

事務局等 はい

会長 それでは、意見も出尽くしたようなので、議題1については、特に指摘すべき事項はないということでよいか。

各委員 異議なし。

会長 特に指摘すべき事項はないものとする。

議題2 職員の倫理条例等の運用状況について

会長 特に意見がなければ、以上をもって、今回の審査会を終了する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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