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令和5年度第1回 健康長崎市民21市民推進会議

更新日:2023年7月25日 ページID:040732

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 健康づくり課

会議名

令和5年度第1回 健康長崎市民21市民推進会議

日時

令和5年5月11日(木曜日) 19時00分~20時30分

場所

長崎市役所7階大会議室及びリモート会議

議題

議題1 「第2次健康長崎市民21」計画最終評価結果について

議題2 「第3次健康長崎市民21」計画の方向性について

審議結果

長崎市の健康づくり計画である「第2次健康長崎市民21」計画の次期計画の策定に向けて、前回、事務局からの長崎市における健康に関する現状と、この10年間取り組んできた結果についての説明を受け、委員の皆様からの気づきやご意見等いただいたので、今回は、その結果と庁内の関係各課が行ってきた取組状況を踏まえての最終評価結果と次期計画の方向性について協議する。

【議題1 「第2次健康長崎市民21」計画最終評価結果について】

(事務局)資料1に沿って説明。 

●質疑、意見

【効果的な普及啓発】

(長崎市医師会 会長)以前、有馬委員が若者に対してはYouTubeなどで啓発していくとよいのではないかという意見があったが、他に何か提案はないか。

(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 委員)動画以外では、スマホを持って歩くとポイントが貯まるというのもよいと思う。ポイントが貯まるというのは、特に中年の女性の関心を引くと思われる。今、長崎県では取り組んでいると聞いているが、長崎市でも同様の取組みがあればいいのではないか。

(健康づくり課長)長崎県の取組みは、「ながさき健康づくりアプリ」というものであり、長崎市もこの取組みを利用できることから、当事業を活用して健康づくりに取り組む市民が増えていくよう、市主催のイベントに参加するとポイントが付与できるイベント登録も行っている。市民の方に積極的に周知し、活用していきたい。

(長崎県栄養士会長崎支部 委員)当団体あてにも「ながさき健康づくりアプリ」登録周知のポスター掲示依頼を受け、掲示しているが、どれくらいの市民が目にしているのだろうか疑問。

(事務局)日ごろ当課と関係のある関係団体にポスターの掲示をお願いした。例えば、市民の方が生活の中で利用する場としては、公共施設や生協ララコープ・郵便局に依頼した。

(長崎県栄養士会長崎支部 委員)まずは多くの市民がこの事業のことを認知していただくことが第一。大学等ならば学生はすぐ使えるので効果が高いのではないか。

(長崎市食生活改善推進協議会 委員)健康づくりに関する啓発用のポスターとして、クイズが掲載された(タレントの)松丸君のポスターがあったが、クイズは若い人も興味を引くのではないか。市役所から毎月のようにポスター掲示依頼があるため、地域の掲示板等に掲示しているが、立ち止まって見ている人を目にしたことはない。スマホなどのSNSを活用したほうが効果的だと考える。自治会回覧板も内容を見ないで回す人がいるように感じている。私自身、この「ながさき健康づくりアプリ」に登録し、歩数や生活習慣の入力をし、ポイントを貯めており、現時点で1000ポイント貯まっているが、ポイントの還元方法がよくわからない。まだまだ知らない市民も多くいるので、もっと口コミも含め、周知に力を入れてほしい。

(長崎市民生委員児童委員協議会 委員)当協議会でも依頼を受け、49地区の会長に配付した。私の居住している地区では、月の例会で紹介したところ、3名程、ぜひ活用したいと登録されていた。昨日は犬を散歩している人にこの事業を紹介したところ、ぜひ活用したいと登録した方がいる。関心がある方は多いのではないか。もっといろいろな会議の場を含め、広く啓発をしてはどうか。私自身は、地域コミュニティ連絡協議会の会議の場で、健康づくり課から紹介があり、この事業の事を知った。
高齢者の中にはスマホを使いきれない人もいるものの、私自身、歩数を延ばすよう心掛けるようになり、画面を開くたびに、歩数が出てくるので楽しみにしている。

(長崎市医師会 会長)今後も「ながさき健康づくりアプリ」を広く啓発していただきながら、このスマホを活用してどうだったかの結果を報告していただきたい。また、他の方法についても検討して取り組んでほしい。

【日常生活における運動習慣の定着】

(長崎市レクリエーション協議会 委員)運動については、走ったり歩いたりと健康づくりのために運動をするという理解が深まっているように思うが、まだまだ「お金を出してまで行かない」とか「近くに公園がないから歩けない」等、環境整備ができていない。雨天であっても無料で歩ける場所があれば、より運動に興味を持ってもらえるのではないか。運動を促すだけではなく、運動をすることでこんな効果があるから運動をしてくださいという啓発が必要と感じている。

(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 委員)住吉方面に住んでいるが、お互いがすれ違うことができる道幅の歩道を希望している。川沿いには歩道があるが、住吉の北近辺にはないので、片方だけでもあるとうれしい。

(長崎市食生活改善推進協議会 委員)少子化のため、地域にある公園を利用する子どもが少ない。その公園を利用して高齢者が集まって何か楽しむことを実施してはどうだろうか。例えば、公園の中に高齢者が筋力トレーニングできる健康遊具を設置するということを検討してはどうかと思うが、市内にそういう公園はあるのだろうか。北部にはない。

(事務局)市内には、高齢者の介護予防のために長崎大学の理学療法士の指導の下に設置した公園が何か所かあり、そこには、利用者本人が1人でも正しく使えるような看板も設置しているが活用が少ないと聞いたことがある。しかし、その健康遊具を活用した健康教室を開催している総合事務所もある。

(長崎市食生活改善推進協議会 委員)活用が少ないのは周知不足ではないか。

(長崎市レクリエーション協議会 委員)南部地区では、江川公園と京泊公園の2か所に設置されている。江川公園では、高齢者が集っているのをよく見かけるので、もっと、いろんな公園に設置できればと思う。

(長崎市レクリエーション協議会 委員)先日のブリックホールで開催された市の健康まつりでラジオ体操のブースを出展し、約100人の参加者と一緒にラジオ体操をした。参加者の多くは高齢者だったが、うち95人程は、毎日自宅でラジオ体操をしているとのことだったので、近くの公園でみんなを誘ってラジオ体操をしてはどうかと提案した。高齢者は自宅で実践しているという印象なので、若い人にも実践してもらえるような啓発が必要。

(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 委員)朝にウォーキングをしているが、不審者に間違われてしまうので、何かTシャツでもいいので、堂々とウォーキングの際に身につける品物があれば使いたい。

(健康づくり課 課長)自治振興課では「長崎市よかまち見回りサポーター」として、ウォーキング等の際、「防犯アイテム」として発光式の反射バンドを身に付けて防犯の見回りをしていただくという取組みがあるので、活用していただきたい。

【自己管理(特定健診・がん検診を受ける)ができる/重症化予防の推進】

(長崎県看護協会県南支部 委員)健診については、前回意見したとおり、健診の受診者は増加しているという印象を受けている。当団体でも健診の受診勧奨の普及啓発をしているが、健診を受けやすい体制にもなってきていると感じている。しかし、症状の有無によるが、不安を抱えている人もいるので、病院受診前に気軽に相談できる場の必要性を感じている。例えば、身近に看護師がいればいいのだが、企業関係では、健診を促すための支援内容がほとんどだと思うので、併せて相談の場についての啓発活動も必要ではないか。運動もそうだが、自身の健康について比較的高い関心を持っている人は多いのではないかと思う。

(長崎市医師会 会長)「看護師に気軽に相談してください」というのは、とても大切なことで、相談をし、行くべき医療機関の情報提供してもらえると、話が進むと思われるので、ぜひ活用してほしい。

(中小企業団体中央会 委員)当団体では、組合を通じて、中小企業の会員あてに特定健診における協会けんぽの助成もあるので、その内容について啓発している。
資料12ページの中ほどに、職業別の健診受診率の結果として、自由業や自営業、無職の方々の未受診割合が高いと掲載されているが、その現状をどう改善していくかが重要かと感じている。

(全国健康保険協会長崎支部 委員)協会けんぽは職域の健診等を実施しているが、健診の受診率は少しずつ増えている中、健診の受診後が重要と考えており、例えば、メタボリックシンドローム該当者への保健指導勧奨や、検査値の異常値者への医療機関受診勧奨等を重点的に取り組んでいるが、職域では、健診結果が悪くても仕事があるから行けないという方が多い。そのため、事業主に対して、従業員の健康のために、健診結果を把握してもらい、結果が悪ければすぐに病院に行くように仕事を調整し、保健指導や医療機関受診へ行きやすい環境を作っていただけるよう働きかけを行っている。

(長崎市医師会 会長)健康診断のコメントは、先生によっては、とても柔らかい表現で書かれていることがあり、そのため、異常値が多くあるにも関わらず、経過をそのまま見ているだけで、毎回同じことを指摘されても、何も変わらないまま健診だけを毎年受けるということが見受けられ、がっかりしてしまう。コメントを優しい表現で書いてあるので、2次健診に行ってくださいという勧奨をやらないと健診を受けて満足して終わってしまっている。ぜひ受診後の支援を推進していただきたい。

(長崎市歯科医師会 委員)歯科健診を見てみると、健康に対する意識が高い方は定期的に健診にくるが、健診に来ない方は、何か症状が出ないと来院しない傾向がある。そのため、当会としても、イベントを開催して、健康意識が高い方だけでなく、不特定多数の方が興味をもっていただけるような内容のイベントを開催し、来場者には、健診を受けるよう促しているが、まだまだ未受診者も多いのが現状。

(長崎市医師会 会長)この点は、非常に大事なテーマであり、健康まつりでも、健康に対する関心が高い方はたくさん来場されるものの、関心が低い方は、なかなか参加されないので、関心が低い方でも参加してみようと思える内容にすることが市役所の腕の見せ所であり、ぜひ、柔軟な発想で企画していただきたい。
あと、前回提案したように、医師会に対して、市役所から目標とする受診率の数値を提示してほしい。そうすることで、例えば、特定健診の受診率を2倍にしたいならば、現在、1医療機関あたり何人の受診者をみているので、あと何人みれば2倍の受診率になる、と数値化することでわかりやすくなり、医療機関も協力しやすくなる。ぜひ5月、遅くとも6月はじめには、医師会へ申し入れをして、その後の受診率の数がどう変化していくか評価を行い、その結果、増えていなければ、医師会としても働きかけをしていき、受診率向上に向けて促すという仕組みを、受診状況を見ながら年間通じて取り組んでいければと考える。まずは1年間頑張ってみましょう。

(国民健康保険課 課長)当課では、現在、来年度から始まる第3期国民健康保険データヘルス計画を策定中であり、前回、そういうありがたいご提案をいただいていたこともあり、次の計画期間である5年間で特定健診の受診率を何%まで増やすべきか目標とすべき数値を検討している最中である。ただし、5月、6月までに目標とすべき数値を決定できるかどうかわからない。しかし、ぜひとも医師会の皆様方にも協力をいただきたいので、よろしくお願いしたい。

(長崎市医師会 会長)私の提案は何も難しいことではなく、たとえ次期計画の目標値の決定前であっても、対象者数のうち何パーセントの受診率という現状値を例えば2倍にするとしたら、増やすべき受診者数が算出でき、その人数を医師会の医療機関数で割ることで、1医療機関が増やすべき受診者数も算出でき、その数の達成に向けて1年間取り組み、受診者数がどう変化していくかを評価して、増えない要因が明確化されれば、明確化された課題解決に向けて働きかければ、受診率は増えると考える。まずは、実践してみてはどうか。
難しくは考えず、現状の受診者数を例えば2倍にしたいと医師会の理事会にて提案していただきたい。その後は、受診者数がどう変化していくか経過を見ていき、増えないようならば、私のほうから理事会の方で協議をしていけばいいので、まずは、やってみましょう。

【こころの健康づくりの推進】

(長崎地域産業保健センター 委員)16ページの今後の課題の中に、「産業保健センターによる相談に必要な者が申し出て相談できるような環境づくり」という記載があるが、まさにその通り。日ごろの活動を通して感じていることは、ストレスを感じている方は大変多くいるにも関わらず、実際に相談に来られる方はとても少ない。しかし、具体的にはどういうことができるかとなると、当センターだけではとてもマンパワーが足りないので、ワンストップで相談できるよう、関係機関と連携を図りながら、何かあった際には、お互いに連絡を取り合いながら、相談に結び付けていくというワンストップサービスを徹底していくことが必要かと思う。

(長崎市PTA連合会 委員)PTAでは、いじめが原因で子どもが不登校になった、保護者も子育てについて相談できる場が少ないという話が上がっており、PTA連合会から、各学校に配置されているカウンセラーに積極的に相談してくださいという情報発信をしているが、個々人まではなかなか届かないことも多い。そのため周知できる場として、昨年度の1月に「長崎市PTAスマイルみらいふぇすた」というイベントを実施した。長崎市の小中学生と保護者を対象としたイベントで、その中には、子育てについての相談ブース等も出展。今年度も12月に開催予定としているので、そのイベントの中で健康づくりに関する啓発を一緒にしてみるのはどうだろうか。高齢世代へのアプローチは当会では難しいが、子育て世代への普及啓発としては良い場なので、連携できればと思う。

(長崎市医師会 会長)PTA連合会で若い世代への橋渡しを進めていただきたい。

(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 委員)こころのストレスについて調査をしたことがあり、その結果を見ると、65歳を境として大きく変わっていた。やはり、就業というのは、やりたくないことをやってお金を取得できるものなので、そういう意味では、こころの健康に関しては、もちろん65歳以上も大切だが、対象を64歳までに絞った対策が有効だと考える。

【禁煙の推進】

(長崎市歯科医師会 委員))喫煙することで末梢血管の血流の低下や免疫力の低下が起こり、歯周炎の原因となる菌が定着しやすくなってしまい、歯周病にかかりやすくなってしまうし、喫煙により、歯周組織が線維化していく。喫煙は何もいいことがない。

(長崎市医師会 会長)禁煙補助薬の内服薬であるチャンピックスが発がん性の問題で、現在、流通していないため使用できない。市の方では禁煙の推進として、ニコチンパッチを利用した事業を実施していたと思うが、今年度はどうか。

(事務局)長崎市薬剤師会の協力のもと、今年度も例年同様、禁煙サポート事業として、6月からの実施に向けて準備をしている。通常2か月間でニコチンパッチ代が2万円かかるが、当事業によりうち1万円を市が助成する。当事業の定員は50名だが、禁煙者を増やしていきたい。

(長崎市薬剤師会 委員)当会でも禁煙事業を進めており、5月23日に薬局を対象にした禁煙サポート事業の説明会を予定している。市と協力をして進めていきたい。ぜひ、若い人にも参加してほしいので、当会でも若い方に情報発信できる方法を考えていきたい。参加できる薬局は30~40あるが地域により数にばらつきあるが、できるだけ参加者の地区や年齢のばらつきがでないよう進めさせていただきたいと思っている。禁煙に関して、若い女性の喫煙という課題もあると思うが、薬局でも啓発ができればと考える。市の方で、何か資料や配付物があれば、ぜひ、薬局にも掲示及び配付の依頼をしていただく等、薬局全体で禁煙推進のネットワークを作っていければと思っているので、今後も市とも話をしていきたい。

【口腔保健の保持増進】

(長崎市歯科医師会 委員)むし歯のない3歳児、9歳児、12歳児が増加している。これは、市の働きかけによるフッ素洗口が普及している状況であることが大きく、今後も増加していくのではないか。 「噛むことに問題がない人」と「歯を20本以上保有している人」の割合のグラフについて、「噛むことに問題がない」というのは、義歯をつけてもよく噛めないのか、あるいは、義歯がなくて噛めないということなのか。

(事務局) 「噛むことに問題がない」とは、あくまでもご自身が噛むときに問題がないと感じているという調査結果になる。

(長崎市歯科医師会 委員)義歯を入れても噛めないと感じている人がいるのであれば、歯科医師会の先生方に頑張ってもらわないといけない。個人的な研修会で得た情報だが、80歳以上で骨折をして寝たきりとなりリハビリもできない状態となってしまった女性に、正しいあごの位置を決める総義歯を入れたことでリハビリが可能になり、寝たきり状態から旅行に行けるまで身体機能が向上した症例を見たことがあり、噛めるということは食事の面だけではなく、身体機能にもつながっていくと思う。歯科健診の受診に関しては、定期的に受診される方は、口腔の状態がよいので、やはり、受診をしない方をいかにして受診につなげることができるかという啓発に尽きる。

【健康づくりをすすめるための環境づくり】

(長崎市保健環境自治連合会 委員)当会では各専門部会を設置し、健康が大切であるという健康の保持を図ることが当会の役割であることから、日ごろから皆さんに協力を賜っている。地域の健康づくりの取組みが広がるためには、市は、地域の各団体による健康に関する取組み内容をしっかり把握し、どこの地域でどういう取組みを実施しているのかという情報を地域に発信していくことも必要と考える。 私が居住している山里地区では、1学期の終業式の次の日に、「1,000人ラジオ体操」を30数年続けている。新型コロナウイルス感染症の関係でここ2年間は中止にしているが、夏休み期間は皆でラジオ体操に参加しようということで、毎年取り組んでいる。当会で大切なことは、地域の各自治会でのいろいろな取組み内容を各自治会へ周知徹底することと考えており、そうすることで、自治会の月1回の班長会において、こういう活動を他の自治会は実施しているので、うちでもやってみようという思いが共有でき、そこから新たに別の自治会が取組みをはじめるという地域の健康づくりの活動が広がっていくと考えている。よって、皆さんのそれぞれの団体でも、できることに取り組んでいただきたいと思う。

【議題2「第3次健康長崎市民21」計画の方向性について】

(事務局)資料2に沿って説明。 

●質疑、意見

(長崎市医師会 会長)議事(1)の中において課題については検討したが、そういった課題を解決していくことが次の取組みにつながると思うので、今まで出てきた課題についての協議を深めていただきたい。

(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 委員)やはり新型コロナウイルス感染症により大きく変わり、大多数の方が行動変容、具体的には運動を始めると取り残された人も引きずられていくような気がする。今がチャンスの時期ではないかと思うので頑張っていただきたい。

(長崎市民生委員児童委員協議会 委員)私が居住している滑石地区には、コミュニティが2つあり、いろいろな行事をしているが、小学校向けの行事をすると両親も一緒に参加する。そういうことを利用して、例えば、これから梅雨のシーズンになるので防災の危険な場所のスタンプラリー、夏祭りや秋祭りと組み合わせての実施等いいのではないか。既に、私たちの地区の中には、「防災スタンプラリー」や「防火スタンプラリー」を行っているコミュニティもある。高齢者対象としての取組みとしては、「ふれあい食事サービス」や「高齢者ふれあいサロン」等実施しているが、男性の参加者が少ない。家から外に出ることは運動にもなり、会場で一緒に食事や会話を楽しむことが目的なので、男性が参加しないのも問題がある。対象を性別や年齢で限定された単独の内容よりもいろいろな行事や自治会、コミュニティと協働して多くの方が参加する企画をすることが健康づくりにもつながると考える。

(長崎市食生活改善推進協議会 委員)市から毎年4月と9月に希望者には花の苗の提供があるが、花もきれいだが、野菜の苗を配るというのはどうか。土いじりが一番健康にいいとよく聞くので、地域の中に畑を作って、みんなが集まって作業をし、収穫したものをみんなで食べたりするなど、コミュニケーションの場ができる。視点を変えた考えもしてほしい。

(長崎市民生委員児童委員協議会 委員)今、空き家が増えていて困っている話もあるので、空き家の家主と協力して、空いている土地を活用して、地域で野菜を作るということも空き家の対策としていいのでは。空き家対策について地区のコミュニティにて話したこともあるが、なかなか進まない。

(長崎地域産業保健センター 委員)資料2に後期と記載されているが、次期計画の後期に重点的に取り組むということか。

(事務局)資料の左側は現計画の振り返りであり、前期の5年間で1.~3.を重点的に取り組み、中間見直しの結果、後期の6年間に4.~7.を追加したということになる。

(長崎地域産業保健センター 委員)次期計画(案)にも前期・後期があるのか。

(事務局)次期計画期間は、国の計画に合わせて来年度から12年間を想定。健康は短期間では効果が見えにくいことから国が12年間を計画期間としているが、12年間の間には社会情勢等いろいろなことが変わっていくので、次期計画も、国と県も中間見直しをする予定であることから、市も同様の予定としている。

(長崎市レクリエーション協議会 委員)【健康づくりをすすめるための環境づくり】のところで、長崎市のスポーツ推進課の中にスポーツ推進委員の方がおり、地域のスポーツ活動をしているので、庁内で連携してもらいたい。スポーツの日には、当会では、松山競技場にて生涯スポーツを開催しているが、親子で参加されるので、その中で、壮年期対象の健康に関するチラシを配布してもいいのではないか。

(全国健康保険協会長崎支部 委員)資料2の取組状況から見えた課題の中ほどに「働き盛り世代への取組みのなかで職域や関係団体との更なる連携が必要」と記載されており、協会けんぽでは現在、長崎市と一緒に検診を実施しているが、重点目標である生活習慣病の発症及び重症化予防に向けて、今以上に一緒に取り組んでいけたらと思っている。 

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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