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令和4年度第1回 長崎市歯科口腔保健推進審議会

更新日:2023年3月1日 ページID:040010

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 健康づくり課

会議名

令和4年度第1回 長崎市歯科口腔保健推進審議会

日時

令和5年2月9日(木曜日)13時30分~

場所

長崎市消防局5階講堂(興善町3-1)にてテレビ会議と並行開催

議題

(1) 長崎市歯科口腔保健推進計画(後期)の進捗状況について
(2) 次期計画策定について
(3) その他

審議結果

令和4年度 第1回長崎市歯科口腔保健推進審議会 議事録
―会議次第―                    
1.開会
2.長崎市市民健康部次長挨拶
3.議題
⑴ 長崎市歯科口腔保健推進計画(後期)の進捗状況について
⑵ 次期計画策定について
⑶ その他
4.閉会


―審議内容―

⑴ 議題1 長崎市歯科口腔保健推進計画(後期)の進捗状況について
【事務局】
次の内容を説明。
・現在の計画策定の経緯について
・乳幼児期における歯科保健事業の実施状況について
・フッ化物洗口の実施状況
・学齢期の進捗について
【委員】
・フッ化物洗口に関して、小学校中学校も実施率が100%ということであるが、さらに今後、保育園幼稚園等の展開を考えていくうえで何か懸念材料等あれば教えていただきたい。
【事務局】
・新型コロナの影響もあり新規で実施ができないというところもある。来年の5月に新型コロナが5類に移行するあたりで、新規での実施についてはいくつかご相談をいただいている状況。これを機会に説明会などを利用しつつ、もう一度フッ化物はう蝕予防の効果があるということをグラフなども示しながら説明し、新規で始められる施設が増えるよう啓発していけたらと思う。
【委員】
・フッ化物洗口については、保護者や先生は誤飲についての不安が大きい。やはり十分な説明が必須である。
【委員】
・子どもたちの歯みがきの習慣化を薄れさせないためにも、感染対策をしつつ実施することで歯に対する意識を高めていきたい。
【会長】
・新型コロナが5類に移動するという点で、これまで通り感染予防に配慮しつつ普及を図る必要がある。
【委員】
・佐世保市はフッ化物洗口の実施率が高いと聞いた。誤飲の不安に対応しつつ長崎市も佐世保市に近い数値に達するよう努めるべきである。

【事務局】
次の内容を説明。
・成人期の進捗について
・高齢期の進捗について
・歯科受診困難者への支援について
・歯科口腔保健の推進における社会環境の整備について
【委員】
・要介護者の方は、歯がなくてもうまく食べられるという状況がある。(歯科受診されている方だけでなく)事業所の口腔衛生も理解していかないと適切な情報の発信ができないと感じる。
【会長】
・食べることに関しての連携について物足りなさを感じるということか。
【委員】
・歯医者には行けていないが歯がなくても食べられていることで、管理者の方の要望もあり施設では刻み食等を提供することがあるが、それでいいのかというところのジレンマがある。情報を発信していく必要性を感じる。
【委員】
・歯医者へ行っても歯ぐきが弱っていて義歯が作れないと言われ、結局食形態が改善されずに食欲を失い、その結果低栄養となってしまう場合がある。認知症で指示が通らず義歯を作ることができなかったりもする。(連携の必要性を感じる。)

 【委員】
・歯科専門職が行う介護保険サービスのデータとして実施件数が示されているが、分母がないためパーセンテージがわからない。もっと違うデータを得る必要があるのではないか。
【事務局】
・障害者施設の定期的な歯科健診の実施率について7施設のうちの4施設で実施されているためパーセントにすると57.1%となる。
・居宅の方は、件数で把握している。
【委員】
・障害者施設に関してもデータがないというのを感じ、そこが伸びていないのにデータが分析されていないと感じた。データの取り方・資料の作り方についてもぜひ次期計画の中で反映していただければと思う。
【委員】
・施設でのサービスのデータについて、国保の点数からや、経口維持管理加算というサービス項目がある為、そういったところも合わせて調べていただけるとデータとして今後有効かと思う。
【会長】
・介護保険施設での歯科健診については、医療保険、介護保険等で点数的に加算がされていないために結局ご家族の負担になっているというところが受診率の低下につながっているのではないかと思う。歯科医師会としてもその辺りの健診を無料でできるような形で要望していくところである。

⑵ 議題2 次期計画の策定について
【事務局】
次の内容を説明。
・次期計画策定における国の基本的事項について
・市の計画策定の今後のスケジュールについて
【委員】
・時期計画の目標値の指標案について、咀嚼良好者の判定はどういう風に行うのか。
【事務局】
・国の指標とあわせ「よく食べることができる」「少し食べにくい」「まったく食べられない」の3段階で見る予定である。

【委員】
・歯の健康教室について、手続きの仕方がよくわからずほとんど周知されていないような気がする。口の機能についての地区ごとのデータなどもなく、申し込みをするきっかけがないために実施の機会が少ないのではないか。
【委員】
・歯つらつ健康教室は市からの申し込みを受けて歯科衛生士会で実施する形である。毎年同じ団体が受講され顔なじみの方も多いが、新規の申し込みはあまりように感じる。
【事務局】
・毎年度、老人クラブや高齢者ふれあいサロンなどへ申し込みのチラシをお渡ししており、新規の方にはアプローチしている。申し込みは市に申込書を提出していただければ調整をする。

【委員】
・歯科健診について、口の中を見られることを嫌がる歯医者嫌いの子が少なくない。子ども達の理解を得るために、歯みがきについての褒めや励ましの機会を園だけでなく歯医者さんの方で行っていただきたい。
【委員】
・歯育て健診というものがあり、1歳6か月健診の後に無料で歯科受診をすることで定期健診に繋げている。歯育て健診の利用を最初の1歩としていただきたい。

⑶ 議題3 その他について
 【会長】
・医科歯科連携について、取り組みを教えていただきたい。
【会員】
・医科歯科連携に関して、10月13.14日に歯周病学会を開催し、全身疾患と歯科について市民向けに周知を図りたいと考えている。

 【委員】
・子どもたちが学校を卒業した後、歯の健康について知る機会がないのではないか。大人になってからはむし歯にならないと歯医者へ行かないので、20代〜60代のデータはどのように集計しているのか気になった。
【会長】
・成人期について、国民皆歯科健診などが国の方でも言われているが、今後の計画策定の一つの指標にして  いきたい。
 【副会長】
・フッ化物の取り組みについて以前は大変葛藤があったが、実際実施するようになってこれだけう蝕が減っているため子ども達のためにはよかった。医科歯科連携について、嚥下を専門とされている長崎大学病院耳鼻科の教授から資料等をいただく機会があるが、流動食・とろみ食と誤嚥の関係などを知っていく中でやはり連携は必要だと感じる。
【委員】
・毎年6月に長崎市と長崎市歯科医師会共同で「歯っぴいスマイルフェスティバル」を開催している。

-閉会-

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