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令和4年度第1回 長崎市社会福祉審議会(児童福祉専門分科会)

更新日:2023年2月9日 ページID:039913

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こども政策課

会議名

令和4年度第1回 長崎市社会福祉審議会(児童福祉専門分科会)

日時

令和4年12月20日(火曜日) 10時00分~

場所

長崎市民会館1階大会議室

議題

⑴ 令和4年度こども部事業概要について
⑵ (仮称)長崎市子どもの貧困対策推進計画の素案について

審議結果

議題 (1) 令和4年度こども部の事業概要について

【事務局】
資料に基づき説明

【分科会長】
ただ今の説明について、質問等はありませんでしょうか。

【各委員】
特に質問なし

【分科会長】
子育て支援課やこども健康課の組織名が変更となっているようですが、いつから変わったのでしょうか。新市庁舎への移転はいつですか。

【事務局】
令和4年度から組織名が変更となりました。新市庁舎への移転は令和5年1月4日からで、こども部は2階で子育て支援に関する手続きが一括してできるようイーカオプラザも設置しています。

【分科会長】
イーカオプラザの設置費はこども部の予算に入っているのですか。

【事務局】
新市庁舎への移転事業費に含まれています。

議題 (2)(仮称)長崎市子どもの貧困対策推進計画の素案について

【事務局】
資料に基づき説明

【分科会長】
ただ今の説明について、質問等はありませんでしょうか。

【委員】
特に配慮を要する子どもへの支援ですが、貧困という事態は重いのに施策は平易に書き過ぎているように見えます。ヤングケアラーについても簡素に書いていますが、もっと支援が必要ではないでしょうか。

【分科会長】
同意します。特別支援教育についてだけ記載がありますが、それ以外の子ども達への支援について記載がない。障害者計画が別のあるのは認識していますが、貧困と障害は関係していて、障害があるために貧困に陥っている家庭もあるので、障害児支援やヤングケアラー支援も必要だと思います。長崎市の計画は、国の計画を参照しているようですが、長崎市の実情を踏まえた支援策を講じるべきではないでしょうか。

【事務局】
ご指摘はもっともだと思いますので、ヤングケアラーや障害者支援について追記するよう検討します。

 【委員】
「保護者に対する職業生活の安定と向上」のための支援として「非正規雇用から正規雇用への転換」というのがありますが、そのための支援策として「住居確保給付金」という記載がありますが、これが正規雇用への転換とどうつながりがあるのかが不明です。

【関係課】
「住居確保給付金」は、非正規雇用者などの不安定な雇用環境にあるかたが、生活費や住宅費の心配をすることなく正規雇用を目指すことができるよう金銭的給付を行うことを目的としたものです。

【委員】
ひとり親のかたは子育てしながら働かないといけない。会社は人手不足で正規職員の募集が増えており、非正規雇用者を正規雇用者へ転換した会社には表彰制度があるはずです。

【関係課】
雇用についてはまず、ハローワーク出張所で短期雇用先を探して、落ち着いてから正規雇用を目指すようにしています。

【分科会長】
長崎市の貧困率は10.8%となっていますが、県や全国と比較すると低く見えます。敢えて低く見せるように意図しているわけではないのは分かりますが、低く見えますし、改善率も低い。
長崎市は生活費が低いわけではない。事務局が先ほど説明したとおり、全国基準に当てはめると20.4%という表示をしたほうが良いと思います。
食料や衣服を買えなかった経験があると回答したひとり親世帯が30%程度となっていることに対する対策はどうするのかが不明です。経済的支援が少ないように感じます。
児童扶養手当を受給できるのはひとり親世帯だけですが、既に7割の世帯が受給しています。ふたり親世帯への支援が不明です。
貧困に対する支援は生活保護がメインとなるのにその記載がない。国会でも生活保護を積極的に活用すべきとの意見が出ていますので、どこかに生活保護制度について記載を入れてほしい。社会福祉協議会の貸付金の制度もありますし、重要なものは入れるべきだと思います。

【事務局】
生活困窮者への支援については、素案の「生活の安定に資するための支援」のなかで支援策を記載していますが、記載内容について検討します。

【委員】
素案の相談体制についてですが、子育てサポート課の職員や保健師のかたが対応するほかに、心理士、社会福祉士等の専門職のかたが対応するのでしょうか。

【事務局】
主に保健師、臨床心理士、社会福祉士で対応しています。

【委員】
ケアラーの問題は家事の手伝いが多いので、提案として地域包括支援センターとタイアップできないかと思うのですが。

【事務局】
ヤングケアラーについては、地域包括支援センターとの連携が大事だと考えています。素案のヤングケアラーへの支援については、具体的な記載はしていませんので検討します。

【委員】
児童福祉専門分科会での素案の検討は、年度内にもう1回だけでしょうか。3月中に策定しないといけないのでしょうか

【事務局】
本計画については、年度当初から検討を続けています。できるだけ早い段階で実施したいと考えていますので、年度内策定を目指しています。パブリックコメントも募集期間を30日間設けていますので、可能な限り多くの意見をいただく予定です。

【分科会長】
今回の分科会でのご意見のほかに、ご意見があるかたには後で意見書を提出してもらうようにしてはいかがでしょうか。

【事務局】
後ほど提出期限を決めて、委員のかたにご意見書を送付するようにいたします。

【分科会長】
ほかにご意見はないでしょうか。

【委員】
素案の子育て支援情報の入手方法について記載がありますが、支援の情報が届いていないという結果は前にも似たような記述を見たような気がします。
SNSを利用している保護者は少ないですが、子ども自身が支援を行う大人と直接つながるシステムが必要だと思います。

【事務局】
小中学生を対象に、夏休みに入る前に相談カードを渡してSNSを積極的に活用するようお願いしています。

【分科会長】
ほかにご意見はないでしょうか。本日の議題は以上ですが、委員の皆様または事務局から何かありませんか。

【事務局】
委員のかたから、いただいたご意見は素案に反映するよう検討し、後日検討結果を皆様へご連絡いたします。また、ご意見書の提出については、後ほどご連絡させていただきます。それでは、これを持ちまして令和4年度社会福祉審議会第1回児童福祉専門分科会を終了いたします。本日は長時間に渡り、誠にありがとうございました。

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電話番号:095-829-1124

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