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平成30年度第1回 長崎市地球温暖化対策実行計画協議会

更新日:2018年9月7日 ページID:031756

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

環境部環境政策課

会議名

平成30年度第1回 長崎市地球温暖化対策実行計画協議会

日時

平成30年7月23日(月曜日)14時00分~

場所

長崎市男女共同参画推進センター研修室1・2(長崎市魚の町5番1号)

議題

今年度協議会として取り組む温室効果ガス排出量削減対策について

審議結果

議題:今年度協議会として取り組む温室効果ガス排出量削減対策について(協議)

【主な質疑】
・資料1 ワークショップまとめの見方について事務局から説明
・資料2 陸上電力供給システム(AMP)について九州電力から説明
(委員)
 陸上電力供給システムについて、具体的な動きが出てきていると感じたが、国内企業でどのようなところが取り組んでいるのか。
(参考人)
 自分たちが情報提供いただいている企業を含め、3社ほどで取り組んでいると聞いている。

●重点アクションⅣ「ながさきエコライフの取組みの浸透と拡大」について
・事務局から「ながさきエコライフの取組み」について説明
(会長)
 長崎市地球温暖化防止活動推進センター(以下、サステナプラザながさき)について、3年目になるが、もっとうまく活用していくことで、エコライフの浸透と拡大につながっていくと思う。
(委員)
 気軽にエコについて学べるエコカフェということで、昨年度までは年20回程度イベントなど実施していたが、今年度はエコクッキングなど基本的に毎週土曜開催している。SNSや広報媒体など周知を図っているほか、学校や学童クラブなどに地球温暖化防止活動推進員を活用した出前講座を展開しているところである。さらに一般市民に広げていくため、自治会との連携について検討したい。
(委員)
 環境教育について、自分も推進員などで学校に行くことがあるが、「環境」ということについて、小学校の子どもたちは、よく聞いてくれるが、高校くらいになると反応が悪くなる。大学になると環境活動に意欲がある子と全くない子に二極化される。成長過程で何故反応が変わっていくかを考えて、どうすれば興味を持ってくれるか対策を練っていけないかと思う。

●重点アクションⅢ「リフューズ(断る)とリユース(再使用)の推進」について
(委員)
 大企業は大々的に取り組んでいるが、市民生活までなかなか進まない。
その中で、レジ袋というのは象徴的に取り組めるのではないか。レジ袋不要運動については、ほとんどのスーパーで取り組んでいる。その中で、レジ袋の有料化については以前から市に提言しているが、ここの記載にもあるように難しいということで進んでいないが、難しいから取り組むべきではないか。行政が中心になって進めていただきたい。
(委員)
 リユースについて、チャイルドシートやベビーベッドなど子育て用品の回収システムがあれば、リユース進むのではないか。リサイクルショップに出している人もいるが、結果的にごみに出している人も多いのではないかと思う。
(委員)
 ながさきエコライフ・フェスタでは古着の回収をやっているようだが、そのほかではどのように回収を行っているのか。
(事務局)
 地域センターなどに回収ボックスを設置し、常時回収を行う環境は作っているが、なかなか周知が行き届いていない。
(委員)
 どこで回収を行っているか分からないので、つい燃やせるごみに出してしまうということもあると思うので、持って行きやすいシステムづくりを行っていただけたらと思う。
(事務局)
 今年度、ふれあいセンターなどに回収箇所を拡大しており、休日でも回収できるところを市民な身近なところで回収できるようにしていきたいと考えている。
(委員)
 中学校の制服など、学校ごとに校章などが入っているため、そこの学校でしかリサイクルできないが、それを無くせば広くリサイクルしやすくなるのではないかと思う。
(委員)
 長崎市のごみで多いものは。
(事務局)
 燃やせないものとしてはマッサージチェアなどがかさ張るので、三京クリーンランド埋立処分場では2年前から解体して再資源化できる部分は再利用するような取組みを行っている。
(委員)
 家庭的には、傘は結構壊れたりするが、修理したり再利用できないかと思う。
(事務局)
 ごみ量を減らしていくためには、分別を細かく行い、資源化できるものは資源化していくことが重要であると考えている。

●重点アクションⅡ「再生可能エネルギーの導入推進」について
・資料3 長崎市の平成30年度事業について事務局から説明
(委員)
 世界を見ると、再生可能エネルギー導入の割合は、風力が一番大きくなってきているが、日本では、太陽光は進んでいるが、風力は遅れている。時間はかかると思うが、陸上、洋上両方とも実現可能性調査など進めていくべきである。
(委員)
 国では、エネルギー基本計画が改訂され、太陽光・風力など再生可能エネルギーの主力電源化についても位置付けられた。
 長崎県では、五島列島や西海市沖が適地ということで注目されている。風況については平均7m以上が必要と言われており、長崎市ではなかなか難しい面もあるが、検討していきたい。
(委員)
 地域エネルギー事業について、新電力ということでは、長崎地域電力がすでにあり、民間に任せた方がよい部分もあるのではないか。
(事務局)
 公共から公共のスモールスタートで始めたいと考えており、いろいろな方の意見、賛同をいただきながら進めていきたいと思う。
(委員)
 木質バイオマスについてはどのように進めているのか。
(事務局)
 南部森林組合や長崎県林業公社、民間企業などにヒアリングを行いながら、賦存量及び利用可能量について調査を行っているところである。
(委員)
 山の保全を進めるためには生計を立てるくらいの思いがないと、なかなかボランティア活動だけではできないという話も聞く。

●重点アクションⅠ「スマートムーブの推進」について
(会長)
 ノーマイカーというと厳しめの表現に捉えられるので、公共交通機関の利用やエコカーの選択、エコドライブを行うなど「移動をエコに」ということで、「スマートムーブ」という風に変わってきている。バス協会ではどういった取組みをしているのか。
(委員)
 高齢者の免許返納割引制度は継続して行っている。バスの定員数自体も減っているが、それに加えて1台あたりのバス乗車数も年々減っており、このままでは立ち行かなくなる。事業者間の競争ではあるが、同じ方向に何台も走るような無駄を無くしていくことも必要だと思う。

●まとめ
(会長)
 4つの重点アクションについて、それぞれ意見を出してもらったが、いくつかのキーワードが出てきた。「サステナプラザながさきの活用」「レジ袋・プラスチック」「環境教育」「リユース」「公共交通機関利用促進」「市民が知らない」といったことが挙げられた。そのあたりでほかになにか意見はないか。
(委員)
 自治会、地域での環境活動といえば、清掃活動などごみに関することであるが、各地域でこれまでいろいろな活動に取り組んできているが、それが「エコ」が結びついていないと思う。地域での活動が地球温暖化対策など「エコ」につながっているという理解の促進を、今年度、保健環境自治連合会の中で協議会のアドバイスをいただきながら取り組んでいきたいと思う。
(委員)
 最近家電を買い替えに電気屋さんに行ったら、省エネラベルの表示はあるが、電気代がどれだけ節約できるかは分かるが、環境にどれだけプラスになるかのイメージがわかない。そういった「見える化」できるツールがあればと思う。
(委員)
 マイクロプラスチックの問題や消費の問題などいろんなことが環境問題に結びついていると思う。長く使えるものが結果的にエコになるという仕組みづくりが必要だと思う。
(会長)
 「シェア」ということも重要なキーワードだと思う。今日具体的に何を行うというのを決めることは難しいと思うので、会長と事務局で重点課題を整理したうえで、次回の協議会で皆さんにお諮りする。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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