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更新日:2018年9月7日 ページID:031755
教育総務部生涯学習課
平成30年度第1回 長崎市科学館運営協議会
平成30年7月23日(月曜日) 14時00分~16時00分
長崎市科学館工作室
(1) 平成29年度の事業及び収支報告について
(2) 平成29年度モニタリングについて
(3) 平成30年度事業について
(4) その他科学館の運営に関わる協議
⑴ 平成29年度の事業及び収支報告について
指定管理者から説明
【委員からの意見】
ア 夏の特別展の利用料金が高いとの意見があった。
イ 利用者アンケートに、科学工作を体験しにきたのに、ボランティアスタッフが手を貸して大部分を作っ
てしまったとの苦情があったので、接客の指導を行うこと。
【指定管理者の回答】
特別展の利用料金については、開催費用を算出し、入場者数の予想をたてて決定した。また、ボランティアスタッフの対応については、多くのスタッフがいるため、充分な指導が行き届かなかったことについて反省している。
⑵ 平成29年度モニタリングについて
事務局から概要説明
【委員からの意見】
なし
⑶ 平成30年度事業について
指定管理者から説明
【委員からの意見】
ア 現在開催されている夏の特別展「妖怪からくり屋敷」は科学とは関連がないのではないか。科学館
で行う企画であるか疑問に思う。
イ 「妖怪からくり屋敷」は、企画自体に問題があるとは思わない。子供達が興味を持ち、科学館に来る
きっかけとなり、他のことにも興味を持つことに意義がある。年代や興味の持ち方によって見方が変
わってくるので、科学的な仕組みを事前に分かりやすく展示したほうが理解しやすいのではないか。
ウ 「妖怪からくり屋敷」が視覚や恐怖に注目している科学ならば、小学生でも分かるような、錯覚が起
こる仕組みや、恐怖を脳のどの部分で感じるかなど、解説するパネルを作れば、今後視覚を利用した
科学展で活用できる。
エ 科学教室などのイベントを数多く開催しているが、開催日が土日に集中しており、参加が困難なの
で、期間延長など日程調整をしてほしい。
オ イベントの参加者募集について、往復はがきを利用しているが、病院の予約などは、外部に委託し
てインターネットやスマートフォンで予約ができるので、事務の合理化を検討すること。
【指定管理者の回答】
・ 「妖怪からくり屋敷」の開催については、人間の視覚作用や、恐怖を感じる脳の仕組みについて、教
科書的に説明しても、子供達の興味を引かないため、妖怪というアイテムを使って、面白さを取り入
れ、体験を通して科学を学んでもらうことを意図している。
・ 科学教室などのイベント開催数については、応募が多いものは、年度内に回数を増やすなどの調整
をしているが、実施する部屋の大きさで定員が限られるなどの問題があり、苦慮しているが努力はし
たい。
・ イベントの参加者募集については、電話やインターネットが繋がらないかたがいるため、確実に届く
はがきを利用しているが、今後連絡方法について検討したい。
(4) その他科学館の運営に関わる協議
事務局から展示室のリューアルの内容と現時点の進捗状況について説明した後に、それぞれの委員
から科学館の運営に関して、ご意見をいただいた。
【委員からの意見】
ア 長崎自体が未就学児の遊びに行く場所が少ないので、科学館で対応してほしい。
イ 全天周映画の映像を利用して、プログラムの合間に軍艦島や世界遺産、世界三大夜景の映像を投
影してほしい。
ウ プラネタリウムはアニメより、天文学や長崎関連の映像を充実させたほうが良い。
エ 展示室のリニューアル後は、リニューアルした展示と関連がある特別展を企画してほしい。指定管
理者として一定の集客を確保する必要があることは理解できるが、リニューアルをきっかけに科学に
力を入れてほしい。
オ 野母崎に恐竜博物館を建設する予定があるようだが、科学館やペンギン水族館とのすみわけを
する必要がある。
【事務局からの回答】
科学館の恐竜関連の展示と恐竜博物館のすみわけについては、恐竜博物館については、一般の
かただけではなく、研究者のかたが観るに耐えられる内容になると考えており、科学館については、
利用者の大多数が小学生ということもあり、保育園児や小学校低学年のかたから一般のかたまで恐竜
博物館に関心をもつきっかけづくりになるものを意識している。
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