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平成29年度第1回長崎市歯科口腔保健推進審議会 歯科口腔保健部会

更新日:2018年8月20日 ページID:031641

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

平成29年度第1回 長崎市歯科口腔保健推進審議会 歯科口腔保健部会

日時

平成29年8月28日(月曜日) 13時30分~

場所

長崎市上下水道局別館3階会議室(桜町8‐14)

議題

1 部会長の選出
2 部会の所掌事務について
3 所掌領域の中間評価について
4 その他

審議結果

―会議次第―
1.開会
2.議題
 (1)部会長の選出
 (2)部会の所掌事務について
 (3)所掌領域の中間評価について
 (4)その他
3.閉会

―審議内容―
(1)部会長選出
・長崎市歯科医師会小川豊久委員に決定

(2)部会の所掌事務について
【事務局】
本部会では、長崎市歯科口腔保健推進計画で掲げている「(1)歯科疾患の予防」「(2)生活の質の観点から見た口腔機能の維持・向上(乳幼児、学齢期まで)」に係る項目について協議を行うことを説明。
【部会長】
只今の説明に対し、質問等ないか。
【委員】
なし。

 (3)所掌領域の中間評価について
【事務局】
(1)歯科疾患の予防のア乳幼児期の中間評価について、資料を用いて説明。
(具体的指標と目標値:むし歯がない3歳児の割合→中間評価78.2%、最終目標値90%)
【部会長】
只今の説明に対し、質問等ないか。
【委員】
3歳児健診は、何%の方が受けているのか。
【事務局】
平成28年度は、対象者3,303名に対し、3,094名が受診をしており、受診率は94%となっており、多くの方が受診している。
【部会長】
他に質問はないか。
【委員】
歯育て健診の受診率低下の要因と、今後受診率を上げるためにどのような対策を考えているのか。
【事務局】
歯育て健診の受診券は、1歳6か月児健診の際に全てのお子様を対象に、保護者に説明をして配布している。歯育て健診の受診率が低下した要因を十分に捉えてはいないが、3歳児健診の際に保護者に対し歯育て健診を受けていない理由を尋ねると、「忘れていた」という声が多いことから、要因の1つとして1歳6か月児健診の際には、歯科以外でも保護者にお伝えする情報、配布物が多く、忘れられやすいことが考えられる。現在、2歳児歯科健診の際には、歯育て健診を受けたか確認するようにしているが、今後周知等についても検討する。しかしながら、3歳までに歯科医院を受診しているお子様の割合は、増加していると実感している。
【部会長】
それでは、「むし歯(乳歯)がない3歳児の割合」の最終目標値である90%について皆様いかがか。目標値は90%としてよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
次に、乳幼児期の現状と課題及び目標達成のための今後5年間の施策及び活動一覧、活動の目標値について、意見はないか。
【委員】
なし。
【部会長】
それでは、事務局の案でよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
次に、学齢期について事務局説明を。
【事務局】
(1)歯科疾患の予防のイ学齢期の中間評価について、資料を用いて説明。
(具体的指標と目標値:1.むし歯がない9歳児の割合→中間評価81.1%、最終目標値90%2.むし歯がない12歳児の割合→中間評価64.4%、最終目標値70%としていたが、目標値を75%に3.12歳児の1人平均のむし歯の本数→中間評価1.2本、最終目標値1本未満としていたが、目標値を0.6本に4.歯肉に炎症がない中学生の割合→中間評価75.4%、最終目標値80%)
【部会長】
只今の説明に対し、質問等ないか。
【委員】
なし。
【部会長】
それでは、最終目標値はこの目標値(事務局案)としてよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
次に、学齢期の現状と課題及び目標達成のための今後5年間の施策及び活動一覧について、意見はないか。
【委員】
施策及び活動一覧の小学校には、私立小学校も含まれているのか。
【事務局】
目標としては、含まれている。
【委員】
“全ての小学校でフッ化物洗口を実施する”ということは、何に書かれているのか。
【事務局】
県の計画に書かれている。
【委員】
施設でのフッ化物洗口も100%実施を目指すのか。
【事務局】
全ての施設で洗口実施を目指して取り組む。
【委員】
中学校についてはどうか。
【事務局】
中学校については、県が今年度から補助を開始し、平成32年度までに100%を目指すことが推測されるので、市も県に準じて取り組む。
【部会長】
他に意見等ないか。なければ、皆様の意見を踏まえた形で事務局に整理してもらうこととしてよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
次に、成人期高齢期について事務局説明を。
【事務局】
(1)歯科疾患の予防のウ成人期高齢期の中間評価について、資料を用いて説明。
(具体的指標と目標値:1.20歳代で歯肉に炎症がない人の割合→中間評価11.5%、最終目標値40%としていたが、目標値を20%に2.40歳で歯を1本も失っていない人の割合→中間評価82.6%、最終目標値80%としていたが、目標値を90%に3.40歳代で進行した歯周疾患がない人の割合→中間評価37.4%、最終目標値75%としていたが、目標値を50%に4.40歳で治療が必要な歯がない人の割合→中間評価66.1%、最終目標値90%5.60歳で24本以上の歯がある人の割合→中間評価75.0%、最終目標値80%6.60歳代で進行した歯周疾患がない人の割合→中間評価25.5%、最終目標値50%7.60歳で治療が必要な歯がない人の割合→中間評価75.0%、最終目標値90%8.80歳で20本以上の歯がある人の割合→中間評価39.0%、目標値60%)
【部会長】
只今の説明に対し、質問等ないか。
【委員】
20歳代で歯肉に炎症がない人の割合について、国は国民健康・栄養調査結果を基にしていて、県と市は歯科疾患実態調査結果を基にしているとあるが、県と市の調査方法自体は同じか。また、県と市の中間評価の値は、県が27.3%で市が11.5%であるが、最終目標値を市が40%から20%に下げてしまうと、県の目標値である75%と大きな開きが生じる。県との兼ね合いはどうなるのか。
【事務局】
国の調査方法はアンケート調査であるのに対し、県と市の調査は健診で歯科医師が口の中を診るので、国は県や市と比較してデータが良い。次に、県と市の中間評価の数値の開きについては、原因が解明出来ていないので、県の会議等を通して原因を考えていく。目標値の開きについては、我々の提案としては現状に則した値として推測値を含めた案を出したが、委員の皆様に協議していただき、より良い目標値を設定したい。
【部会長】
この20歳代で歯肉に炎症がない人の割合の最終目標値は、今日決定しなければならないのか。
【事務局】
今日ではなく、今日のご意見を基に事務局でまとめ、審議会で提案するようにしたい。
【部会長】
それでは、県のデータや方針等の情報をまとめていただき、最終的に審議会で決定するようにしてよいか。
【委員】
はい。
【部会長】
他に意見はないか。
【委員】
県と市の調査である、歯科疾患実態調査では、歯肉の炎症を具体的には、どのように判定するのか。
【委員】
県と市の実態調査は、第1大臼歯と第2大臼歯と上下の前歯、合わせて10本の決められた歯の歯周ポケットから1箇所でも出血があったりすると、歯肉に炎症があると判定する。国の国民健康・栄養調査では、自分でアンケートに答えることから、歯肉に炎症があっても、炎症は無いと自己解釈し答えることがある。そのため、県と市の調査は国と比較して厳しい結果となっている。
【部会長】
今の話から、少しでも出血があると、歯肉に炎症があると判定されることから、最終目標値である40%は厳しいという声がありますが皆様どうか。
【委員】
意見なし。
【部会長】
それでは、20歳代で歯肉に炎症がない人の割合の最終目標値については、事務局の方で今日の意見を基に、県の状況も把握し、審議会までにまとめてもらうこととしてよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
その他の40歳で歯を1本も失っていない人の割合等についてはどうか。事務局案としてよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
次に、成人期高齢期の現状と課題についてはどうか。
【委員】
歯周疾患検診について、禁煙支援ネットワークの利用等、現状はどうか。
【事務局】
禁煙を希望する喫煙者の歯周疾患検診の利用は、これまで1件のみである。歯周疾患検診を受診した喫煙者に対しては、禁煙のリーフレットを渡している。
【委員】
薬剤師会には、禁煙サポート薬局があるので、そこと連携して歯周疾患検診を受けるよう勧奨してもらったらどうか。
【事務局】
禁煙サポート薬局とは、既に連携を図っている。禁煙サポート事業については、健康づくり課が実施しているので、今後更に内容を検討していきたい。
【部会長】
他に意見はないか。なければ、今の意見を基に事務局でまとめてもらうこととしてよいか。
【委員】
異議なし。
【部会長】
次に、(2)生活の質の観点から見た口腔機能の維持・向上のア乳幼児、学齢期について事務局説明を。
【事務局】
資料を用いて説明。
(具体的指標とその目標値:歯並びに問題がない(しっかり噛むことができる)3歳児の割合→中間評価68.3%、最終目標値90%)
【部会長】
只今の説明に対し、質問等ないか。また、現状と課題及び目標達成のための今後5年間の施策及び活動一覧について、意見はないか。
【委員】
なし。
【部会長】
以前歯科医師会から、歯が脱臼した場合の保存液を置くように依頼をしたが、今はどうなっているか。
【事務局】
要望後は各学校へ置いたかと思うが、現状を把握していない。
【委員】
歯が脱臼した際には歯を牛乳に浸けるということを研修会等で言われるので、養護教諭等も脱臼の際の対応については理解している。
【部会長】
牛乳でも代用は出来るが、牛乳が学校にいつでもある状況かは分からないので、予算の関係で難しいとは思うが保存液を置いてほしいと思う。

(4)その他
【部会長】
歯科口腔保健推進計画以外についてでも、歯科口腔保健に関して何か意見等ないか。
【部会長】
むし歯予防教室は、「子育て支援センター」では開催出来ないのか。予算はあるのか。
【事務局】
現在、むし歯予防教室は、市役所、行政センター管轄の場所、江平ふれあいセンターで実施しており、子育て支援センターでの実施に対しては支援等行っていない。
【事務局】
子育て支援センターは、センターの最寄りの歯科医院等に依頼をして実施をしているようであるが、詳しい内容は分かりかねる。こちらで調べて後日お伝えしたい。
【委員】
県の計画と、市の計画の整合性はどうか。
【事務局】
例を言うと、フッ化物洗口は県の計画では平成29年度までに100%の実施を目指すとあるが、市もそれに準じて計画を立てて取り組んでいる。むし歯の割合が何%等の目標は、地域の状況に応じて判断し計画を立てている。今年度、県も計画の見直しを行うので、県の計画で市の計画に影響を与えるものがあれば、次の審議会でお知らせしたい。
【委員】
よろしくお願いします。

―終了―

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