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平成29年第1回 長崎市国民健康保険運営協議会

更新日:2018年8月7日 ページID:031585

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 国民健康保険課

会議名

平成29年第1回 長崎市国民健康保険運営協議会

日時

平成29年1月10日(火曜日) 13時00分~

場所

長崎市消防局5階講堂

議題

(1)  開会
(2)  委員紹介
(3)  職員紹介
(4)  国民健康保険運営協議会の概要について
(5)  会長及び副会長の選出
(6)  長崎市国民健康保険事業の現状について
(7)  その他

審議結果

 

(1) 会長選出

 指名推薦により公益代表の手塚雄一朗委員が選出された。

(2) 副会長選出

 指名推薦により公益代表の篠﨑彰子委員が選出された。

(3)出席委員の報告及び運営協議会会議録署名人の指名

審議に先立ち、出席委員の報告(19名)がなされ、運営協議会会議録署名人の指名(平尾委員、小林委員)が行われた。また、運営協議会については、公開。会議録については、要点記録とし個人名は記録せず「委員」という表現により作成することについて諮り、了承された。

 

 

 【議 題】

 長崎市国民健康保険事業の現状について

 

(事務局説明要旨)

国民健康保険の加入者の状況は、平成27年度で、加入世帯数7万697世帯、被保険者数11万2,036人となっており、本市世帯数の33.58%、本市人口の25.83%を占めている。

療養の給付は国保加入者が病気やけがなどで医療機関等から受けた診療や薬剤に対して、被保険者が支払う一部負担を除き、保険者が医療機関等に支払うこととなる。療養費は旅行先での病気など保険証を所持していなかった場合や、マッサージやコルセットなどやむを得ない理由により自費で治療を受けた場合申請に基づき受診後に差額が支給される制度である。高額療養費は同じ月内に医療費の自己負担額が限度額を超えた場合、申請に基づき限度額を超えた分を支給する制度であり、限度額や取り扱いについては70歳未満と70歳以上で異なっている。出産育児一時金は被保険者が出産した場合に42万円、葬祭費は被保険者が死亡した場合に2万円を支給している。

医療費の動向については、平成27年度の一人当たり医療費が45万9,240円という状況であり、前年度と比較して4.19%増となっている。

国保税の賦課限度額は地方税法施行令の改正に合わせて引き上げているが、税率については平成28年度において9年ぶりに改定を実施した。

収納率については、平成27年度で、現年課税分が90.83%、滞納繰越分が25.86%であり、年々上昇している。今後とも、より一層収納率の向上に努めていきたい。

保健事業は、被保険者の健康の保持増進のために行う事業である。主なものは特定健康診査・特定保健指導で、平成27年度の特定健診実施率は32.2%、特定保健指導実施率は31.9%と低い状況となっている。今後も受診率向上に向け努力していく。その他、人間ドック・脳ドック、歯科検診などの助成事業を実施している。

国保の会計について、主な歳出は、医療費に伴う保険給付費、後期高齢者医療制度の運営に対し現役世代からの支援として負担する後期高齢者支援金、介護保険制度の介護給付費などの費用に充てるために介護2号被保険者が負担する介護納付金、その他制度運営に必要な費用である。これらの歳出に対する財源としては、国・県が50%を負担し、残り50%のうち保険税軽減のための繰入金等を除いた部分を国保加入者の保険税で賄うこととなっている。

財政状況については、平成27年度の歳入総額が680億2,265万4千円、歳出総額が678億2,854万3千円で、差引収支は1億9,411万1千円の黒字であるが、実質単年度収支は4億2,148万3千円の赤字となっている。このように国保財政は厳しい状況が続いている。

長崎市伊王島国民健康保険診療所の利用状況は平成27年度で、内科が年間7,380人、1日平均で31人、歯科が年間488人、1日平均9.6人である。内科の患者数は年々増加傾向にあるが、伊王島大橋開通などに伴い歯科の患者数は減少傾向にある。

財政状況については、平成27年度で、歳出総額が6,623万5千円の決算額となっている。

長崎市高島国民健康保険診療所の利用状況は平成27年度で、内科が年間2,447人、1日平均で10.1人、歯科が年間670人、1日平均13.4人である。

財政状況については、平成27年度で、歳出総額が6,769万3千円の決算額となっている。

【質疑】

(委 員)診療所を比べると高島の方が患者数が少ないのに施設管理費の率が高いのはなぜか。

(事務局)高島は離島という状況から週末は大学病院から医師を派遣し、夜間の急患対応をしており、その人件費がかかるため、患者数に関わらず伊王島と比べて割高となっている。

(委 員)退職被保険者の人数が大きく減っているがどういった理由か。

(事務局)26年度末で退職者医療制度が廃止となり、今後新規で退職被保険者になる方がいなくなるため26年度から27年度は大きく減少している。今まで退職で該当だった方は次から一般で加わる。

(委 員)人口減少に伴い被保数は減っているが収支は赤字になってきている。理由とこの傾向はどのように続くのか、分かりやすく説明して欲しい。

(事務局)被保険者の高齢化、医療技術の進歩に伴い一人当たり医療費が上昇傾向にある。ただし、被保険者数は減っているので医療費の総額はほぼ横ばいである。今後医療費が減ることは見込めない、横ばいで動いていくのではないかと考えている。

(委 員)被保険者に対する高齢者の割合が増加しているということだが、資料では全体まとめての1人当たり医療費しか分からない。例えば、高齢者だけを取り上げてどのくらい医療費が増加しているか分かる資料が欲しい。

(事務局)次回の運営協議会にて当初予算を説明する中で報告する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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