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平成29年度第2回 長崎市公民館運営審議会

更新日:2018年4月13日 ページID:031135

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

平成29年度第2回 長崎市公民館運営審議会

日時

平成30年2月7日(水曜日) 9時30分~11時15分

場所

長崎市民会館1階 アマランス研修室1・2

議題

第33期公民館運営審議会報告案について

審議結果

【報告事項 出津地区公民館の移転について】
長崎市外海子ども博物館を廃止し、出津地区公民館の機能を移転させることについて、事務局から説明

【付議事項 大型公民館の今後の取組みについて】
事務局より報告書案について説明

【会長】
今の報告案について、出席委員お一人ずつ順番に、それぞれご意見を伺いたい。

【委員】
例えば、子ども達がふれあいセンターの図書室に来ても、本を読まずにゲームしかしていない。また、PTAなどで若い方は、まず地域行事に参加しない。
若い方の巻き込み方、集める方法が何かないかと思う。

【委員】
資料の11ページに地域のNPOとの連携が書いてあるが、具体的な方法はあるのか。
それぞれの公民館でいろんな取組みをしていると思うが、その成果の検証をし、他の館と事例や成果を共有化することを行って欲しい。

【委員】
資料に、コーディネートの役割が重要とあるが、コーディネートとは調整の事だ。自分の経験からいうと、カウンターパート(対応相手)を入れた方が活性化に繋がる。当事者意識を持たせて取り組ませることが大事だ。

【事務局】
例えば、いきなり講座の講師と言うより、まずは講師のサポート役から始めてもらったり、支援ボランティアとして活動してもらう方が取り組みやすいと思う。
公民館では、地域の定年退職した先生から、地域の方の学習をみてもらうという話がある。公民館としても、どういう風にお互いを繋げることができるか考えている段階である。
その他、家庭教育学級で中学校側とあらかじめ協議して、講師を派遣し講座を開催したり、地域の町立公民館の館長達や学校の育成協と連携をはかり、協力しあうようにしている。

【会長】
それぞれ、色んな取組みをしていることだと思うが、それを分かる形にすることが大事だ。
館長はいわばパイプ役で、その下にコーディネーターがいて、地域の事情に詳しい方がカウンターパートになるといったことをシステムにする方が良い。このことは、報告書にも書いてもらいたい。

【委員】
若い方の取り込みから言えば、インターネットツールを積極的に活用した方が良い。予算がネックになると思うが、IT機器の充実を図り講座などで使えるようにできたら良い。

【事務局】
インターネットの環境整備については、予算獲得に向けて取り組んでいる状況である。

【委員】
日曜日に公民館が開館していない。結果的に講座の受講者がいつも同じメンバーになる。毎週とはいかなくても、開館することができないか。

【事務局】
土日も開館している公民館を参考にして検討してみた中では、日曜日の利用者は少ない状況だった。人の体制や予算も必要になってくる。また、閉館日を利用して館のメンテナンスを行えると考えている。

【会長】
メンテナンスについては、あらかじめ年間計画で示して閉館することで、利用者の理解は得られるのではないか。土日の開館は考えることに値するものではないか。

【事務局】
(中央公民館は土日も開館だが)土曜日に行う講座は、参加する方のターゲットやテーマを普段より明確にして実施している。

【委員】
地域住民のニーズも世代が異なれば、全く違ってくる。講座を企画するにしても、いかにニーズとマッチにさせるかが課題ではないか。
また、最近は行事や講座に参加するように言っても、なかなか自分からは参加しない。例えば、公民館と会社がタイアップして参加させることができるようになればと思う。

【委員】
資料に子育て世代について書いてあったが、今の現状では3歳以上の子ども達の行き場がない。雨の日に遊ぶ場所がない。例えば公民館の体育館を、時間を決めて利用させて体を動かして遊べるようにできないか。母親も、その方が発散することができる。

【委員】
今でも色んな場所で、そのような機会を設けているようだが、結果的に活用されていないのであれば、PRの仕方が悪いのかも知れない。

【会長】
それこそ、公民館にコーディネーターを置く意味がある。地域の人が、何に困っているか把握し、いろんな所を紹介できるようになるのではないか。

【事務局】
公民館では、これまでも月に数回程度、地域の民生員などの方にお願いして子ども向けに色々な取組みを行ってきている。施設面について言えば、他にも様々な人や団体から使いたいという話もあり、なかなか空きを探すのが難しい状況のようだ。
しかし、何かを提供するのではなく、自由に使わせるといった発想は大型公民館に限らず、検討に値するように思った。また、地域の見守る人の育成や活動の場にもなり得る。
そのためには、安全性のことや怪我に対する対応も備えないといけないので、今後も考えていきたいと思う。

【委員】
安全が第一であるので、地域のボランティアを活用することができるのではないかと思った。また、どうすればボランティアになれるのか、そのあたりを明示して欲しいと思う。

【会長】
公民館でボランティアを養成していることを、もっと明確に打ち出しても良いのではないか。

【委員】
社会福祉協議会でもボランティアグループを持っている。人の入れ替わりはあるが、口コミでも集めることはできる。

【会長】
目的や専門性を生かしたボランティアとなる人を、どうやって発見してマッチングさせていくかも大事になるだろう。
最後に学校と地域の連携について、長崎市の状況を教えて下さい。

【事務局】
長崎市では現状、学校支援地域本部に取り組めていない。切り口は違うが、10月から行政サテライト制を実施したり、地域の新しいまちの仕組みづくりを進めている。地域で協議会を立ち上げ、いろんな団体が協力しあうようにしているが、その中には地域の団体や学校も含まれており、まずは地域との連携を図ってまちづくりに取り組むようしている

【会長】
学校だけでは解決できない、また家庭だけでは解決できない問題があった時、地域あるいは公民館がこれに対してどのように関わっていくかが大事になってくるだろう。難しいかもしれないが、機会を捉えて協議するようにしていって欲しい。
私からは、「校庭に花を、教室に夢を、心には思いやりを」と言う言葉を紹介したい。大型公民館に限らず、公民館を核にした地域のことを考える時の1つの方向になると思う。
これまで様々な意見を出してもらった。最終案では、こういった意見を報告書に少し書き足す形で事務局の方で修正していただき、最終的な内容については、会長と事務局の方で協議して確認するということでよろしいでしょうか。

委員一同  了承

【事務局】
これをもちまして、本日の公民館運営審議会を終了いたします。
ありがとうございました。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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