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平成29年度第2回 長崎市地域包括支援センター運営協議会

更新日:2018年4月13日 ページID:031133

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

福祉部高齢者すこやか支援課

会議名

平成29年度第2回 長崎市地域包括支援センター運営協議会

日時

平成30年2月19日(月曜日) 19時00分~

場所

長崎県勤労福祉会館4階 第2・第3中会議室

議題

地域包括支援センターの選定の進め方について 

審議結果

【事務局】
地域包括支援センター運営協議会の概要、地域包括支援センターの選定について説明。
 
【委員】
受注者選定委員会を別で立ち上げるとなると、選定委員会で決めたことをこの運営協議会で了承するということになるのか。それとも選定に関して、運営協議会は何らかの関わりがあるのか。

【事務局】
選定の細やかな評価基準や点数化などの決定は、選定審査会で行っていくことになる。本協議会については、日頃から包括の運営について評価や協議を頂いているため、選定の基準に関わる大きな項目だけでなく、選定にあたっての視点についてのご意見を頂きたい。選定の審査については、選定審査会を設けその中で決めていくことになる。

【委員】
運営協議会の委員は、選定審査会委員になることはないのか。

【事務局】
前回は運営協議会の中に選定審査会を設ける案を示していたが、市に受託に関する審査会を設けるということになると、市の附属機関に関する条例に基づいて、公平性や中立性、市民の皆様の疑念を抱かないような公募の選定をすることと判断した。前回の案を変更する理由について、本協議会は様々な関係団体から委員を構成しており、選定審査会は別に同等の附属機関として設置させていただきたい。本協議会の議論についてよく存じている方に、客観的な立場として意見を言っていただける委員に入っていただければよいかと思っている。

【委員】
利害関係があったり、既存の包括や包括に全く関わりがないところというと、市内でこのようなことに精通している人はかなり限られてくるのではないか。選定について客観的に見ることはできても、内部の事情がわからない恐れがあると危惧する。

【事務局】
選定審査会は記載のとおり、学識経験者、弁護士、税理士等5名程度で構成することで考えている。本協議会に学識経験者も含むので、そういった方で本協議会の実績や包括の業務を理解している方で委員を構成し、選定審査会を行いたい。

【委員】
選定審査会の委員について、5名程度で構成すると書いてあるが、各職能団体から5名程度の内訳やどの段階で打診していくのかというところは、現時点ではどうなっているのか。

【事務局】
附属機関として選定審査会を立ち上げるにあたり、内部で相当の議論をさせていただき、幹部の意志決定までさせていただかないと、どこからご推薦いただくかは決められないので現時点では説明できない。しかし、本日委員の皆様から頂いた意見を踏まえて内部で協議したい。

【委員】
本協議会でも、選定審査会についての意見を出してもよいということであればそうしていきたい。

【会長】
選定審査会の設置については、本協議会の意見を反映していくこととなる。忌憚のないご意見をいただきたい。

【委員】
選定審査会の委員が5名となると、事業に関してきちんと分かっている人でないと点数づけはできても、内部の評価はできない。手挙げした事業所が介護・福祉に関してどのようなことをやってきたのか、書類上だけで選定できるのか。選定審査会の5人の委員だけで決めてしまうのか。それとももう少し人数の幅を広く、例えば民生委員などの住民など、各地域の介護や福祉のことを分かっており、かつ、利害関係のない人を委員にすることも必要なのでは。現場の意見は聞いてくれるのか。根本的な問題だが、選定されたところが事業として成り立つような予算と事業を提示してから選定の手挙げをするようしてほしい。赤字になることに手挙げするところはいないと思う。バックのある法人が何らかのメリットがあるから今まで赤字でも手挙げしてきた。しかし今後国がやるのは、バックの法人に誘導するようなことがないようにすると。補助金で事業がまわるようにしないといけない。

【事務局】
選定審査会の委員構成としては、部内の同様の審査会等の構成を参考にして、現時点で5名程度としているだけで、5名と決まったわけではない。本協議会でこのことについても委員の皆様からご意見いただき検討したい。

【委員】
ペーパーでの事業計画を立てられるのも良いと思ったが、各包括の特徴があるので、包括や受託希望者を活用した側の生の意見を聞いてほしい。選定審査会のメンバーには、医療や介護の現場であったり広く包括を活用されてきた皆さんの生の声を広くきいていただきたい。それを参考にして審査をしていただけるような仕組みを作っていただけたらありがたい。

【委員】
利用者サイドからのヒアリングはありだと思う。ただ現に運営している包括は聴取対象になり得るかと思うが、新規の法人が手挙げをしたときは、そのヒアリングは誰を対象にするのか、イメージはあるか。

【委員】
新規で手挙げしたところでも何らかの事業をしているところが多いのでは。介護保険施設を持っているとか、医療であったり、そういったことでは意見は聞けると思う。包括としては活動していないが、あの事業所は、またあの医療機関は地域でこのように活動されているから、きっと包括として立ち上げたときの活動イメージや方針がしっかりしているなど地域の評判などが聞けると思う。先ほど述べたように医療機関を利用している家族などの利用者サイドの意見もあると思うので、広く利用者サイドの意見もヒアリングしていただける場があればそれを参考に、審査の一助にしていただければありがたいと思う。

【委員】
包括に限らず、その法人が受け持っている事業の活動実績なども視野に入るというイメージということでよいか。

【委員】
はい。

【委員】
民生委員や利用者側の意見を選定審査会に加えてほしい。

【委員】
選定審査会の委員の選定にあたって地域性はあるのか。例えば長崎市外の方など。

【事務局】
長崎市内の方で考えている。

【委員】
実務者側からの意見として、地域づくりには見えない部分が多くあり、活動実績の数字だけでは表せないものがある。質的なところをきちんと評価してくれる委員を選出していただきたい。

【委員】
長い期間、事業所が築き上げた信頼関係があるので大切にしてほしい。書類だけで決められると、今まで事業所と地域住民で築き上げてきた地域のつながりはどうなるのか。過去の実績をちゃんと加味してほしい。既存の包括と新規の事業所を同列に扱うということはどうなのか。

【委員】
評価委員会で継続的に包括を評価してきた。それは活かされているのか。長い受注期間、実績を評価してきたので、それをどのように加味するのか。他の自治体から選定委員を引き受けたが、その自治体は選定委員会と運営協議会は別だった。学識経験者、弁護士、税理士、民生委員、元行政職員など合計8名くらいであった。

【会長】
ここまで選定審査会設置にあたっての基本的な考え方はご意見いただいた。次に包括選定についての評価内容、仕組みについてご意見いただきたい。

【委員】
その前に、選定審査会について、5~6名程度としているようだが、この職種は入れるべきだという意見、評価項目について意見を出した方がよいかと思う。また評価項目について、書類はうまく作れるが、実績が伴っていないことがあるのではないか。以前の応募の際の書類内容は、わりと自由裁量的に見受けられる。包括にはこういった業務があるがそれができるのか、条件設定・誘導的な評価項目の立て方は1つの方法かと思う。また、権利擁護について、今まで様々な包括から相談を受けてきたが、弁護士にアクセスしている包括とそうでない包括とに差があると体感的に感じる。権利擁護に関しては弁護士の関わりなくしてはできないことだと思う。

【委員】
これまで地域づくりをしてきた経緯があるところ、地域リハ広域センターや住民側である民生委員等は必要だと思う。

【委員】
包括全体の流れが分かる人。今まで地域づくりを見てきた人やケアマネ・民生委員を含めた地域住民なども必要。施設側、実際に自分たちがやっている人達の意見を全く聞かないというのもいかがなものか。また元行政職員、またオブザーバーとして本協議会の委員も協議の中に関わらないといけないと思う。

【委員】
連携している事業者の代表者を入れていただきたい。

【事務局】
選定審査会の決定については行政が最終的に判断することになるが、本日出た意見は参考にしたい。住民代表で民生委員は入れたい。事業所が絡んでいるところは除外したいと思う。

【委員】
認知症初期集中支援事業で様々な包括と連携し活躍している方を選定委員としてどうか。

【会長】
選定する事業所の評価項目・内容についてご意見いただきたい。

【委員】
どういうことをしたいのか、事業計画は絶対必要。何がしたいか面談すれば深く聞くことができる。人員・場所の確保、これまで何をやってきたのかということなど。また今まで外部・内部で評価してきたものをどうするのか。行政が今後していきたいことについて、どう考えるのかという質問項目も必要ではないか。評価表の作成は外部者も入れていいのでは。きちんと評価するチェックリストや点数化、ヒアリングが必要。

【委員】
選定後の2019~2023の5年間、長崎市として進めたいという方向性を項目に入れるのは絶対必要。今までの評価表を活用してほしい。今までに評価してきたことは、選定審査会の中に意見として入れてほしい。

【委員】
既存の包括の評価をしてほしい。既存と新規で事業計画を比較するとなると、異なる内容になる。そこをどのように評価するのか。事業所によっては記載量が異なる。やはりヒアリングが必要。

【委員】
今まで既存の包括が築いたネットワークをどうするのか。最近やっと地域づくりができるようになった。今まで築いてきたネットワークをどう新規の包括へ引き継いでいくのか。地域のネットワークを崩さないようにしてほしい。

【委員】
文章だけで評価しないでほしい。実績、今までやってきたところに対する評価はないのか。今までの実績は重視し、適正な評価をしてほしい。書類やヒアリングだけでは評価できない。

【委員】
長崎市は20圏域あり、各包括によって環境、人口比率など特異性がある。新規参入の事業所も、現時点で管轄する地域がどう見えてどう判断しているのか、それに対してこの5年間で何をするのかという、問いかけは必要。また既存の包括がどう見えているのか、という問いかけも必要。市は既存の20包括をどう評価しているのか。例えば介護予防事業が進んでいる、総合事業が進んでいる、民生委員等との地域づくりができている、など包括ごとの特徴があるはずなので、そのようなキーワードを投げかけるようなことをしてもいいのでは。市が20包括をきちんと評価したことを踏まえて、今後の5年間をどう期待するのかということをベースに、選定に進んだほうが次につながると思う。

【委員】
認知症に関して、積極的に認知症の人と家族の会を活用している包括もある。認知症カフェも認知症の人だけに限らず、地域住民を巻き込んでいく姿勢は包括ごとにカラーが違う。書類上では分からないことをどうすくいあげたらよいだろうか。

【会長】
本日出た意見については、次回の協議会までに事務局にてまとめていいただき、再度意見をいただく。それをもって本協議会にて取りまとめをしたい。

【事務局】
年度内に集約したい。詳細なスケジュールは来年度に入ってからお示しするが、来年度11月までには、委託移行に向けた動きがある程度見えるようにしたいと考えている。ある程度固まってきたら随時お知らせしたい。

【委員】
ワーキングなどはこのメンバーが入って行うことがあるのか。それともこの会議で全て決めていくのか。時間的な制約もあり、細かい評価内容などを決めることは、この会議では何回重ねてもできないのでは。このことについても事務局で検討をしてほしい。

【事務局】
選定審査会や委員の構成については、本日いただいた意見を参考にしたい。選定に関する細かい評価項目などは選定審査会の委員に検討していただく。また3月下旬に3回目の運営協議会にて再度ご意見をいただきたい。

【委員】
次年度の予算、事業計画書を立てる関係もあり、審査に関する日程をはっきりしてほしい。

【事務局】
事業所も職員の確保等あると思うので、出来る限り、早くお話しできるようにしたい。

―協議終了―

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