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更新日:2018年3月5日 ページID:030969
文化観光部文化財課
平成29年度第2回 長崎市文化財審議会
平成29年6月23日(金曜日) 18時00分~
長崎市民会館2階 第2研修室
1. 市指定史跡の指定内容の変更について
「長崎(小島)養生所跡」
平成29年5月、旧佐古小学校敷地(校舎側)西側のグラウンドとプールの間にある側溝及びインターロッキングの解体を行う際に石垣が出土した。文化財審議会の一部委員による立会調査を実施したところ、分析究理所時代の遺構であるとの見解が示された。
そこで前回審議会の答申に付された意見をふまえて、史跡の指定範囲及び遺構の取扱いについて諮問を行った。
慎重審議の結果、次のとおり答申がなされた。
1 指定範囲について
分析究理所の敷地や範囲を示す遺構の一部である石垣について、長崎(小島)養生所跡に関連するものと認め、当該敷地で遺構が残る範囲を史跡に加え指定範囲を拡大する。拡大範囲の正確な位置・面積については、今後、試掘調査の結果をもって決定する。
2 遺構の取扱いについて
前記石垣のうち、新校舎建設の支障となる部分については、記録保存を前提に必要最小限の解体を行い、石材は保管したうえで工事を進める。
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