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平成28年度第5回長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

更新日:2017年3月29日 ページID:029600

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 長崎創生推進室

会議名

平成28年度第5回長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

日時

平成29年2月7日(火曜日) 10時00分~12時00分

場所

長崎市民会館1階大会議室2

議題

1. 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会について
2. 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会の推進について
(1)審議会の役割と今後の進め方について
(2)民間から寄せられたアイデアの進捗状況等について
3. その他

審議結果

○審議会結果

1 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会について

・資料1の2ページで示した審議会の役割で整理すべき事項に加え、「民間で行うべきことの橋渡しについて」「総合戦略についての市民向けの広報の充実について」「市の取組み内容が分かるような情報提供について」「行政と民間との窓口について」の4点を加味して、次回議論することとした。

2 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進について

(1)審議会の役割と今後の進め方について

・審議会については、平成29年度全8回を予定しているが、総合戦略の評価について事務局説明のとおり、4回で行うこととした。
・評価以外の役割については、本日の議論を踏まえて、次回整理することとした。

(2)民間から寄せられたアイデアの進捗状況等について

・各グループで出た意見を踏まえて次回整理することとした。

3 その他

・次回開催を3月中で調整することとした。

主な質疑等

1 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会について

【委員】
民間から寄せられたアイデアへの対応状況について、市がタッチしないということで「□マーク」があったが、市がやるのではなく、民間を巻き込んでリードしていくことも必要ではないか。行政ではなく、誰か動けば前に進むものもあるので、こういうアイデアを整理し、優先順位をつけて、進めていけばいいのではないか。

交流の産業化については、委員の間ではイメージがあるが、市民の間では浸透していないので、広報のあり方、市民の巻き込み方について、審議会が一緒になって協力する仕組みがつくれないものか。さらに、その過程を見える化していくことも大切ではないか。

また、長崎創生推進室は、街に出て、企業とか市民に会うことが大切である。

【委員】
料1の2ページで示されている6つの中で、「総合戦略の全体像の把握」「KPIの確認」「インバウンドの実情を知る現場見学」というのは、話し合うまでもなく、やればできることである。

議論が必要なことは、「審議会の役割と今後の進め方について」「民間から寄せられたアイデアの具現化について」の2つである。この点について、抽象的なことを議論するより、具体的な話をすることで、具体的な話から何を生み出せるのかという議論が必要である。

【委員】
民間でやることだから民間で考えてやってよということではなくて、市がある程度巻き込んでいく必要があり、行政からの橋渡しをどうするのかについて、審議会で議論していいと考える。

その過程の中で、実際に民間が動くときには、データなり、情報なりを市が持っているのを提供する、いわゆるオープンデータ的なことを市がやらないとうまくいかないと考える。その前提として、審議会の委員に対して、今まで市で取り組んでいること、それから、地方創生推進交付金がどういう使われ方をしているのかというのを明確にしてほしい。

また、民間が取組みをしたいというときに、長崎創生推進室を介する必要があるのか、あるいは、それぞれの所管課の方で民間に投げかけていいのか整理が必要である。

【委員】
まち・ひと・しごと総合戦略審議会は、未来のプランにいかに応援できるかということが求められていると考える。今、市役所が抱えている課題解決のスピードアップを図って解決するための助言や民間でしかわからないノウハウとかを提供していくことが審議会の役割であると考えている。

【会長】
事務局から提示された6点に加え、委員から意見があった「民間で行うべきことの橋渡しについて」「総合戦略についての市民向けの広報の充実について」「市の取組み内容が分かるような情報提供について」「行政と民間との窓口について」の4点を加味して、今回と次回で議論して、新年度からのスタートを切るということで、議論を進めていきたい。

【委員】
異議なし

2 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進について

(1)審議会の役割と今後の進め方について

【会長】
事務局から審議会のベースとなるPDCAの部分について説明があった。また、プラスアルファのアイデアの具現化などの作り上げていく部分については、次回もう一度話をするかと思うが、PDCA部分については、事務局説明のとおりでよろしいでしょうか。

【委員】
資料2の年間の流れのイメージの資料だが、民間は予算化までがPLANで実行がDOになるが、PLANの一年間をどうスピードアップして、次の年の4月に走れるかというのが、すごく疑問である。予算が通ったから細部を4月から考えるのでは遅いと思う。それをいつも強く感じている。

また、市役所の組織がまち・ひと・しごと創生を動かしていくうえであっているのか疑問である。今の部署がベストなのかということについては、常に考えて欲しい。意見を集約して、市役所の中で情報共有を図り、横串を通していくことが重要である。

【事務局】
市内部の連携については、連携できるように改善していきたい。1点目の市の事業の動きについては、予算を伴うので、スケジュールに縛られるが、民間の動きはその時々でスピード感を持って対応できると思われるので、審議会での議論を踏まえて、民間団体とつないでいきたい。民間の動きを側面的に支援してスピード感を持って取り組んでいきたい。

【会長】
PDCAについては、委員の意見をいただきながら進めていただければと思う。

【委員】
地方創生でいうと5年間の事業である。残り3年間を今回と次回の議論を踏まえて、オール長崎市での地方創生を考えていこうということになっていくことになると思う。その中で、3年間で目玉になる事業とか柱になる事業は、どうやって、その次に大きく羽ばたかせるのかという事案も出てくるかと思う。その場合、現状分析、初めの部分のプランづくりも必要である。アクションプランに移ってそれを具体化するプランも必要になる。

総合戦略の評価は通常の流れの中でいいかと思う。

交流の産業化の中の柱となるものなどについては、委員の中で力を入れる必要がある部分について議論し、評価以外の部分で具体的なプランづくりをしたい。

【会長】
350の市の関連事業すべてを評価できないので、柱となる事業を検討していくことかと思う。事務局からも次回情報を提供いただければと思う。

【委員】
交付金事業の評価については、国からの予算を活用し、効果が高いと判断されるものを事業化しているので効果がないとは言い難いというのが正直なところ。今後も交付金の評価をすることになるか。

【事務局】
交付金事業の評価については、来年度以降は、総合戦略全般の評価を施策単位で行うので、その施策の評価の中に含まれると考えている。

地方創生を全国的に推進する中で、国も財政支援をしているが、当然、事業を構築する中では効果が高いものを実施していくこととしている。交付金事業なので、十分な効果があるという前提ではなくて、どうすれば効果が高い事業を進めていくことができるかという点について議論をしてく必要があると考えている。

そういった観点から、審議会の皆さまからの指摘を引き続きいただきたい。

【会長】
市の単独事業を含めて施策を評価していくことが大事である。その中で国の交付金事業を含めて評価する必要がある。自分たちで作った戦略に沿っていない事業は、審議会から廃止の提案もありうると考えている。

【事務局】
目的に照らした中で、事業を判断していただいて、はっきり評価を下して欲しい。次年度以降に、総合戦略を推進していくためには、より効果が高い事業を実施することが肝要である。審議会からの意見を踏まえて進めていきたいと考えている。

【会長】
総合戦略の評価手法については、来年度から評価を実施する前に、委員の意見を踏まえて構築したい。

【委員】
ながさき未来dejima戦略というネーミングについては、出島復元と勘違いする方もいるのではないか。

【会長】
このネーミングでこの1年間動いてきているので、変えるのは難しい。説明するにあたり注意して使ってほしい。

(2)民間から寄せられたアイデアの進捗状況等について

【会長】
民間から寄せられたアイデアの具現化に向けて、審議会がどのように関わって行けばいいのか、皆様からご意見をいただきたいので、各テーブルで協議いただきたい。

【会長】
協議いただいた内容を次回までに事務局の方で整理して、みなさんにお示しする。その時に、足りなかったご意見についてはいただきたい。

※協議で出された意見等については、※<民間から寄せられたアイデアの進捗状況等について>のとおり

【事務局】
本日いただいた意見については、整理して今後協議させていただきたい。

3 その他

【事務局】
次回開催については、3月中で調整させていただきたい。

<民間から寄せられたアイデアの進捗状況等について>

民間から寄せられたアイデアの具現化に向けて、審議会の関わり方について、グループに分かれて協議した際の意見については、次のとおり。

1 アイデアの具現化に関する手法に関する意見

・検討中、今後対応予定(□)・検討が進んでいない(△)に関しては、食、観光、子育てなどの分野別に分類し、問題点の洗い出しと解決に向けたアイディア出し、スケジュール感について担当課を参加させ、審議会で議論してはどうか。

・対応済み(●)、一部対応済み(○)に関しては、 対応済みのものに関しても、さらにスピード感をあげる方法やPR方法について担当課との議論が必要ではないか。

・具体化に向けて審議会と所管課が協議する場が必要である。

・アイデアの詳細な内容の把握が必要ではないか。

・民間と連携する仕組みづくりが必要である。

・交流の産業化に関するアイデアに関しては、DMOの組織の個別戦略に関連してくるので、コンベンション協会と連携して進めていってはどうか。

2 個別具体的な意見

・ちゃんぽんグランプリ(NO13)は検討が進んでいないというのはおかしい。子どもにやさしいちゃんぽん屋や、夜遅くまで営業しているちゃんぽん屋を投票でグランプリ化する方法など、視点を変えた取組みなどもできるのではないか。

・子どもの城に関する回答内容に不満。子どもの城と子育て支援センターは利用対象者も異なり別物。

・放課後子ども教室について、担当の先生や地域は実施したいのに、管理職の先生が反対して、やれないケースがあっている。学校側が率先して行う取組みとして位置づけ、きちんと取り組んでほしい。

・「中森空き屋」。空き家のPRについて、広報媒体を積極的に活用し、ホームページや動画でPRしてはどうか

・ちゃぽりたんのPRは一斉記者投げ込等を行ったことで波及効果が大。


3 その他意見

・担当者は総合戦略そのものに関する理解も薄いのではないか。

・アイディアを実現させようとする、職員の努力の方向性が見えてこない。(回答が言い訳になっており、直球で答えていないように感じる。また講演会での参加者が少ないなどということは職員の努力が足りていないのではないか)

・実施済み(●)のものに関しても、PRが不足しており、広報の仕方に工夫が必要だと感じる。

・総合戦略に関して周知や情報発信が足りていないのではないか。

・高校生の地元就職先として造船業にしか向いていないので、その他産業に目を向けるような取組みが必要である。雇用のミスマッチについて議論する必要がある。(アイデア NO27、28関係)

・市の交流の産業化の舵取り役については、長崎創生推進室がやるのか観光政策課がやるのか整理が必要。

・交流の産業化応援補助金を交付した取組みについての確認も必要である。

・高校生の採用で差別化を図るという意味では、空き店舗などを社宅として活用できるような仕組みをつくればよいのではないか。企業からの需要もあると考えている。

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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