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平成28年度第5回 長崎市農業振興計画審議会

更新日:2017年3月29日 ページID:029585

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

水産農林部 農業振興課

会議名

平成28年度第5回 長崎市農業振興計画審議会

日時

平成29年2月8日(水曜日) 13時30分~14時40分

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第4会議室

議題

(1)長崎市農業振興計画後期計画最終案の決定について
(2)その他(平成29年度の会議予定など)

審議結果 

審議会の成立の確認(出席委員11人/14人)

⑴ 農業振興計画後期計画の最終案の決定
事務局から、前回会議の報告、計画検討の経緯、後期計画のダイジェスト版・本編などについて説明後、委員から意見聴取。

【A委員】
ダイジェスト版も提示され、分かりやすくまとめてある。第4回会議にて、計画全体について了承をいただいている。大きな変更は難しいと思うがご意見を伺いたい。

【B委員】
長崎びわ「なつたより」の販売量が21tから目標500t、毎年50t増では目標が分かりにくい。

【事務局】
近年、特に平成28年は寒害で減収となっている。「なつたより」の改植や補植を推進しており、他の個別ビジョンなどに基づき、平成32年度目標を500tとしている。

【B委員】
目標の設定根拠は分かったが、計画書に簡単でもいいので説明が必要と思う。

【A委員】
「なつたより」の目標については第4回会議でも意見があった。目標設定の説明があった方が分かりやすいという要望であり、記載の検討をお願いしたい。

【C委員】
長崎は傾斜地であり、どちらかといえば農業にむいていないまちといえるかもしれないが、びわもありグリーンツーリズムも盛んである。食には農業は欠かすことができない産業であり、農業振興計画がうまくいって、広くはないがいい農業をしている長崎となるようにしてほしい。

【A委員】
すばらしい農産物やグリーンツーリズムとか絡めながら、長崎の魅力の発信にもう少し力を入れていただければと思う。

【D委員】
外海ではグリーンツーリズムが盛んで棚田もある。農業体験というより農産加工の体験が多い。

【A委員】
大中尾棚田の田植えとか参加させていただいている。農業のすばらしさをアピールできればと考える。

【E委員】
農産物の販売額や農業者の所得があがるよう、農産物の価値を高めるため、長崎の農業の魅力発信やPRにもっと力を入れる必要がある。農産物の価値が分からないと難しい部分がある。

【A委員】
農業は食と関連する。長崎の農業について、食と絡めて、市民全体にも広げていく必要がある。

【F委員】
「ゆうこう」など長崎独特の農産物があるが量が少ない。加工が必要ならどこでしてもらえるのか。長崎のブランドとして出荷できるような形にもっていっていただけると助かる。

【A委員】
「ゆうこう」については市もいろいろ取り組んできた。増産しようとする最初の段階で、入口と出口をしっかり決めておくべきだった。長崎オリジナル柑橘であるので、6次産業化とかを視野に入れて、長期的に考えないといけない。

【G委員】
この計画で基礎が固まり、農産物を含め交流人口の拡大が見込まれるので、これからは実践・実行にむけ、PRや仕組みづくりを考えていただきたい。グリーンツーリズムの取組みや地域等がバージョンアップし、地域を知っていただく、地域に入り込みやすくなるような形を考えてほしい。

【A委員】
交流人口の拡大により、さらにPRができる。

【H委員】
農業の若手として危惧しているのは、将来的に何人農業に残るか。基盤整備も必要であるが、技術継承を含めた人づくりをお願いしたい。10年先にどうやってつなげていくか、後継者をどう引き込むか、人づくりに危機感をもって、人を育てていかないとどうしようもない。

【A委員】
農業の若手としての切実な思いである。長崎全体でいろいろ考えて、人づくりに危機感をもって、計画の実践・実現を検討しなければいけない。

【I委員】
すばらしい農産物が長崎にはあり、地産地消も大事である。販売価格と原価率の問題がでてくるので、今後、考えていかないといけない。国は食育の日、市は食卓の日としている。「食卓の日」をどう市民に位置付けていくか課題である。

【A委員】
安全安心なレベルの高い農産物はあるとしても、価格の面で厳しい部分もある。今後考えていくべき部分である。

【J委員】
農産物は加工用や青果用かで売り方が変わってくる。どうやって売っていくかが肝心である。計画はよくまとめられている。計画の主体は農業者であり、農業者の方にこの計画をしっかり周知し、併せてどう実行し、取り組んでいくか、農業者、行政及び関係者が考えていかなければならない。また、今後、年次の計画と検証をしなければならない。

【A委員】
行政として、市と県とが連携しながら農業振興を進めてほしい。また、農業者や消費者など市民に丁寧に説明し、計画実現に結びつけてほしい。

【K委員】
全体的にみて多方面で幅広く良い計画だと思っている。現実に一番の問題は後継者不足であり、定年帰農者や農外からの参入者の確保が必要。地域の農業者や新規参入者とで話し合う機会があれば新たな考えも出てくる。いろいろな切り口から入ると今までにないものも見いだせる。農業者と横の連携での広がりが必要である。

【A委員】
既存の農業形態に、新しく入ってきた人を加える。農業者の横の連携の広がりによって、双方に高めていければと思う。

【B委員】
行政だけではなく関係団体・農業者・外部の専門家なども入っていただきながら、計画を実行する推進組織や進捗などのチェックを行う体制が必要になってくると思う。また、新しく農業に参入される方への取組みや強い経営体を作っていく取組みをさらに行ってほしい。4つの個別施策の「産地づくり」「地域づくり」「人づくり」「交流づくり」を行う「組織づくり」が重要である。

【A委員】
今後、どのように計画を推進し、チェックし、検証していくのか、市も計画が実現できる形でやっていくと思う。

【事務局】
今回、4つの基本的な柱があって、交流の産業化等で、様々な交流・マッチングにより生まれてくるアイデア・事業も考えていきたい。委員から特に意見のあった、人づくりについては、積み重ねを大事に考えながら担い手育成に取り組み、新規就農者の育成と農業者の経営力の強化との双方により、農業所得目標の達成につなげたい。また、後ほど説明しようと思っていたが、計画の進行管理等は当審議会にお願いしたいと考えている。

【A委員】
この計画はよくできていると考える。いろいろな方からのアイデアや考えをいただきながら、具体策をさらに打ち出し、計画の実践・実現に取り組んでほしい。審議会としては、この最終案で決定することでよろしいか。

【各委員】
了承

⑵ その他(平成29年度の会議予定など)
事務局から、平成29年度の会議予定について説明・提案。

【事務局】
委員の方々については、2年間の任期でお願いしている。先ほども申し上げたとおり、今回、審議していただいた農業振興計画後期計画について、平成29年度に進捗状況報告や検証・意見交換をさせていただきたいと思っている。平成29年度は2回を予定している。

【A委員】
計画は策定して終わりではなく、今後についても、計画の実践・実現にむけて皆様の意見やアイデアをいただきながら、チェック・検証をしていきたいと思っている。平成29年度は2回を予定しているとのことだが、平成29年度も審議会を開催することでよろしいか。

【各委員】
了承

~ 以 上 ~

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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