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平成28年度第3回 長崎市環境審議会

更新日:2017年1月26日 ページID:029344

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

環境部環境政策課

会議名

平成28年度第3回 長崎市環境審議会

日時

平成29年1月16日(月曜日) 14時00分~15時00分

場所

長崎県市町村会館4階 第1会議室

議題

(1)長崎市第二次環境基本計画改訂素案について
(2)長崎市第二次環境基本計画改訂素案に対する答申(案)について

審議結果 

議題(1)長崎市第二次環境基本計画改訂素案について

【事務局説明:前回審議会意見及びパブリック・コメントに対する対応について説明】

【会長】
前回の審議会の意見や回答できなかった質問への回答と、パブリックコメントに対する回答を説明いただいたが、質問等ないか。
ではまず自分の方から、省エネの断熱性の向上について、国では建築物省エネ法が改正されて、大きな建物について断熱性能と一次エネルギーについて義務化を図っている。2000平方メートル以上の建築の場合は基準を満たさないと建築の許可が出ない。また300平方メートル以上の建築、住宅についても努力義務がなされる。このような建築関係での国のCO2削減の動きの部分を記載してはどうかという意見。ほかの記載部分との体裁のバランスもあると思うので、事務局と調整したい。

【委員】
直接環境と関係はないかもしれないが、先日新潟で大火災があった。長崎市も斜面地など消防活動が難しいところがあると思うが、新潟の火災を受けて横断的な調査みたいなものはあったのか。

【事務局】
担当は防災危機管理室になり、何らかの協議がなされていると思うが、今のところ全庁的な協議は行っていない。

【会長】
この対策については、道路を広げるなど都市計画的な判断になるかと思う。酒田市の場合は都市計画道路を広げていくという判断をしたようだ。4メートル道路に接していないと建物は新しく建てられないが、銅座周辺などの古い建物は既存不適格の状態である。道路が狭いと消防車も入らないが、まちなみや歴史とのバランスもあり、総合的な検討が必要かと思う。

【委員】
社員向け環境教育や職場研修とあるが、具体的にはどのようなことか。

【事務局】
事業所においては、環境マネジメントシステムということで、それぞれの事業所の規模にあった環境配慮の行動を促している。ISO14001やエコアクション21など企業活動の中で環境配慮を推進していくしくみがある。家庭や事業所などいろんな主体において環境に配慮した行動を促進していただきたいと考えている。

【委員】
51ページに有害鳥獣対策の記載があるが、イノシシが日見地区では水族館のビオトープや住宅地でも確認されている状況である。現状の把握や調査はどのようにしているのか。また、捕獲する目標値があるのか。

【事務局】
有害鳥獣については、農業振興課で対応しており、防護柵を張るなど取り組んでいるが、被害状況は農業振興課に市民や警察などから情報が入っており対応している。また、委託して捕獲チームを組んで取り組んでいる状況である。具体的な捕獲目標数があるかは確認して報告したい。

【委員】
最終処分場の年間埋立量とあるが、おそらくこれは一般廃棄物のことだと思うが、明記したほうがいいのではないか。また、産業廃棄物については、市として産業廃棄物の管理に直接関われないので目標に上げてないということか。

【事務局】
一般廃棄物と分かるように検討したい。産業廃棄物については事業者や排出元が処理する責任があり、行政としては適正に処理がされることをきっちりやっていくことと、産業廃棄物の処理施設が生活環境に大きな影響を与えないように監視していくことが役割と思っている。

【委員】
昨年、長崎市では「よかまちづくり条例」ができており、参画と協働と情報共有がうたわれていて、つながりがあると思うが、関係性をどう考えているのか。

【会長】
フロー図に入れ込むのも、ひとつの考えかと思う。

【事務局】
市民、事業者、市役所が一体となってやっていくという考えは、環境基本計画もよかまちづくり条例も一緒と考えている。条例と計画の関係性の部分もあるので、記載については検討したい。

【委員】
55ページで、里地・里山・里海の部分で、不法投棄の問題、市民の森なども不法投棄も多いが、里海の清掃活動だけでなく、里山についても入れられないか。

【事務局】
不法投棄については、第2章の循環型社会の適正処理の部分で整理している。里山の清掃に関しては、記載するかは検討したい。

【委員】
51ページの有害鳥獣について、あぐりの丘に対策本部があることや食肉加工場ができるという話も聞いているが、あまり知られていないので、そういったことが少し記載できないかと思う。

【事務局】
記載については、全体のバランスを考えて検討したい。

【会長】
ほかになければ、この議題については、今日出た検討部分については、事務局と自分の方で調整して、お知らせする状況があればお知らせするということで承認いただいていいか。

【委員】 異議なし

議題(2)長崎市第二次環境基本計画改訂に対する答申(案)について

【事務局説明:長崎市第二次環境基本計画改訂に対する答申(案)について説明】

【会長】
答申案について、各項目ごとに委員からいただいた意見等を事務局でまとめているが、内容への意見や質問はないか。

【委員】
基本計画の周知の仕方やパブリックコメントの募集の仕方はどのように行っているのか。内容は高校生や中学生くらいにも分かるような内容で作成されているが、どれくらいの人に知られているのか気になる。

【事務局】
パブリックコメントについては、広報ながさきとインターネットで周知している。基本計画については、公共施設、市政資料コーナーに設置するほか、学校にも配付するように予定している。

【事務局】
また、10ページくらいの概要版も作成し、より分かりやすい冊子として、そちらも配付していく予定である。

【会長】
パブリックコメントについては、どうしてもその分野に関心がある人しか反応してもらえないという課題があるが、これからの社会は「よかまちづくり条例」の話もあったが、市民のコミュニティの中での解決も求められるようになってきていて、役所と市がお互いに連携しながら学びの場などつくっていくことが重要である。そういった意味では、これまでの広報のやり方や周知の仕方で周知することの難しさは役所もよく分かっていると思う。役所だけの力では市民に浸透はできないと思うので、市も市民もお互いに連携して取り組んでいかなければならないのかなと思う。
それでは、ほかになかったら、この答申案に記載している意見を付して市長に答申することでよいか。

【委員】 異議なし

【会長】
議題(3)その他ということで、何か意見、質問等あれば質問をお願いします。

【委員】
計画と直接関係ないが、昨年大雪が降ったときなど、道路管理のため、塩化化合物を大量に散布しているが、土壌や水質にどのような影響があるか分かれば教えてほしい。

【事務局】
具体的なデータまでは把握していないが、降雪時の融雪は安全性の確保のために必要なものと理解している。撒かれた塩化化合物は雪や雨などで希釈されると思うので、今のところ被害というものは聞いていない。使わないに越したことはないが安全性の確保が第一だと思うので、環境にも配慮していただきながら使用することでよいのではないかと思う。

【委員】
公園については、プレパークのような形の取組みが都市部で出てきている。あまり利用しない公園が増えるより、賑わう公園の形が市でも模索できればと思う。都市公園法とは違うタイプの公園とは思うが、遊具はないが自分たちで遊びをつくっていくような場所が増えればよいと思う。空地や空家の対策との協働など、市民活動としてやりたい人もいると思うので、できないかなという要望です。

【事務局】
みどりの課に要望は伝えたいと思う。空地や空家の対策についても、跡地活用の課題があるので効率的な活用について検討したいと思う。

【会長】
どんな公園にしたいかはいろんな意見があり、また管理の問題もあり非常に難しい問題と思うし、長崎市に都市公園が少ないのは斜面都市で近くに山など自然があることもあるかもしれない。ほかになければ、これで、環境審議会を閉会します。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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