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平成28年度第1回 長崎市保健所運営協議会

更新日:2017年1月10日 ページID:029272

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 地域保健課

会議名

平成28年度第1回 長崎市保健所運営協議会 

日時

平成28年10月12日(水曜日) 19時00分~

場所

男女共同参画推進センター アマランス研修室

議題

・長崎市保健所運営協議会委員長及び副委員長の互選について
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
・B型肝炎ワクチン定期予防接種化について
・新市立病院について

審議結果

議題についての主な質問・意見など

議題1 長崎市保健所運営協議会委員長・副委員長の互選について

【事務局】
事務局提案により、藤井委員長を提案

【各委員】
了承

【委員長】
委員長提案により、栗原副委員長を提案

【各委員】
了承

報告1 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

【委員】
市民のかたから心配だという声などが直接届くことはあるか。

【事務局】
マダニにかまれたが大丈夫かという問い合わせがあった。皮膚科に行き、すぐに症状がでないので2週間は体調を見て、熱などが出た場合はすぐ医療機関に行くように説明したところ安心してもらえた。また、夏の時期だったので、屋外活動の際の注意(服装等)や入浴時に体についていないかなど確認するようにと案内をした。

【委員】
広報に関して、市のホームページ以外にどのようなことをしているか。学校などへの指導はどうか。

【事務局】
夏休みの前の時期だったので、学校等については教育委員会やこども部に情報提供を行った。

報告2 B型肝炎ワクチン定期予防接種化について

【委員】
乳幼児を対象としているようであるが、学生への補助はないのか。

【事務局】
3歳未満は対象だが、学生は今回の対象ではない。

【委員】
ワクチンの供給に問題はないか。

【事務局】
B型肝炎ワクチンは2社ほどで製造しているが、供給に問題はない。

【委員】
必要なかたに個別に通知をする以外に、市で特別に広報をする予定はあるか。

【事務局】
広報ながさきやホームページで広報する。医療機関にも協力をいただいて広報をしている。

【委員】
市のホームページは情報にたどりつくまで、どこからどういけばいいかがわかりにくい。

【事務局】
改善は必要と考えている。こどもの関係は「イーカオ」と入力すれば開くようになっている。市のホームページだと「子育て」から開いてもらうとよい。

【委員】
民生委員が生後4か月以内の赤ちゃんを訪問する(こんにちは赤ちゃん訪問事業)際、周知のチラシ等を配ることができるが、どうか。

【事務局】
こんにちは赤ちゃん訪問事業の際に、予防接種などの市の情報を持って行ってもらっている。B型肝炎だけの情報を特別に入れているかどうかわからないため、確認したい。

報告3 新市民病院について

【委員】
実数値を言わないと、ER型にしても二次医療センターにしても、数は多いが、実際は513床すべてが運用可能とは言えない。説明をする際に誤解を生じさせないような資料を提示し、説明をしてほしい。

【委員長】
大きな問題や意見はあるところであるが、別途いろいろな委員会で検討しているようであるので、質疑は差し控えることとする。

~全体質疑~

【委員】
大人の予防接種についても検討してほしい。長崎市がイニシアチブをとった上で、自主的に小さなこども以外のこども(学生等)についても、医師会等に協力を仰ぎ、一定の実績があげられるようにしてほしい。

【委員】
予防接種の啓発について、医師会に加入している病院はよく周知をしているが、市民病院や大学病院などでは、予防という点での広報が遅れているのではないかと感じる。

【委員長】
大きな病院でも広報できるようにしたい。若い母世代はスマートフォンで見ることが多く、世代に応じた周知方法を考えてほしい。

【委員】
SFTSについて、症状に関節痛も入ってくると聞いたことがあるが、どうなのか。また、皮膚科が専門であっても皮膚科にかかる人は少ないのではないか。

【事務局】
関節痛の症状が出る可能性もある。資料には代表的な症状を挙げているため、書いていないからといってSFTSではないというわけではない。皮膚科以外の診療科に受診して、原因がわからないまま日数が過ぎるという可能性もある。発熱を伴うことが多く、血液検査では白血球や血小板の値が低くなるというのが一つの特徴である。SFTSを念頭に入れた診療を行ってもらうよう、医師会等にも依頼をしている。可能性があれば医療機関で相談をしてほしい。

【委員】
HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)について、H26から積極的な推進をしないという見解を厚労省が出した。学生にHPVワクチンを進めたほうがよいか。保健所の見解を知りたい。

【事務局】
保健所の立場で言うと、HPVワクチンの予防接種は世界中で行われており、世界的に見た場合、日本で問題視されている症状等が相次ぐような事態は起こっていないが、対象者の人種差や個人差があるため、他国で大丈夫だから日本で大丈夫とも言い切れないところ。成人に近い年齢であれば、本人の意思等も踏まえ、接種の要否を考えてほしい。

【委員】
感染症発生時について、市民病院に感染症病棟があり、大学病院は第一種の病棟があると聞いたが、どの程度のものまで受け入れられるのか。また、感染症発生時には行政とどのようなやり取りをするのか。

【事務局】
長崎大学は感染症の水準が高く、MERSなどの感染症があった場合には、長崎大学に依頼するのが実態である。感染症の対応をするときは市保健所だけではなく、長崎県や長崎大学と連携して対応している。

【委員】
市民病院には、国際船が入港した場合に対応できる国際外来というのがあると聞いたが、診療科目の中にないのはなぜか。

【事務局】
国際外来は、医療法上の診療科目ではなく、呼び名をつけてわかりやすくしている。サポートしながら診療を受けられるという仕組みを作っている。クルーズ船だけではなく、住んでいるかたも含め、受けることができるような体制を作っている。

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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