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更新日:2016年10月20日 ページID:028975
教育総務部生涯学習課
平成28年度第1回 長崎市科学館運営協議会
平成28年7月25日(月曜日) 9時30分~11時15分
⑴ 平成27年度の事業及び収支報告
指定管理者から説明
[質疑]
【委員】
利用者からのアンケートで、企画展等の料金が高いという意見があったが、料金が適正であることを周知できないか。
【指定管理者】
他館の状況を見ながら高くならないように設定しており、イベントにかかる費用と経費を考慮し、入館者数を予想したうえで料金設定しているため、そのプロセスを一般の方に公表するのは難しいです。
【委員】
年間パスポートの導入を検討してほしい。導入時期は展示室のリニューアル時に行うのが効果的ではないか。
【事務局】
年間パスポートについては、ペンギン水族館が導入していますが、年間の観覧料を条例で定めているため、科学館も年間パスポートを導入する場合は、条例改正が必要となります。基本的には導入する方向で現在調査検討していますが、導入時期については、委員からのご意見も考慮したうえで検討します。
⑵ 平成27年度モニタリングについて
事務局から概要説明
委員からの意見なし
⑶ 平成28年度事業について
指定管理者から説明
[質疑]
【委員】
3Dアート展やおばけ屋敷は人気があるようだが、「科学」という点では疑問を感じる。工作や実験を組み合わせて科学的視点を体験させてほしい。平成27年度に開催した恐竜展に匹敵するような魅力的な特別展を開催してほしい。
【指定管理者】
特別展については、経費が高く、来客がないと採算が合わないため、楽しみながら科学を学ぼうということをモットーにしています。アミューズメント性の高いものを選択しており、科学が学べるように、今回の特別展では、入口や出口に3Dのしくみについての説明をつけるなどして科学の視点を補っています。
⑷ 平成28年度以降の施設整備について
事務局から天体望遠鏡の改修と科学館展示室のリニューアルの概要について説明
[質疑]
【委員】
展示室のリニューアルに伴い、既存活用する展示物についても学説的な内容を見直すべき。また、科学の原理が実際の社会の現場でどのように活用されているか、実例を示す際に公式を表示するなどして科学の原理の有用性を示すようにしてほしい。
【事務局】
既存活用する展示物についても、現在の通説との齟齬が無いようにしていくこととしています。また、展示室のリニューアルにあたり、科学館運営協議会委員の皆様のご意見をいただきながら、科学館の基本理念・基本方針の見直しを行い、基本理念として「自然の探求と発展する科学技術の学び」を打出し、体験を通して科学のしくみ・現象について理解を深め、科学館が理科の楽しさ、おもしろさを体感できる、そのきっかけとなるよう展示室のリニューアルに取り組みます。
【委員】
恐竜化石コーナーは、子どもから大人までを対象にしていると思うが、子どもを連れて来られた保護者向けの学術的な観点も取り入れた展示にしてほしい。
【事務局】
展示室リニューアルの中で、恐竜のいた時代背景や、化石発掘体験、最初に発掘されたハドロサウルスの骨格標本などを取り入れていますが、どうして恐竜が長崎で発掘されるのかということについても、学術的に説明することを予定しています。
⑸ その他
【委員】
二輪車の駐輪場に鳥の糞がよく落ちているので、対応してほしい。
【事務局】
鳥の糞につきましては、駐輪場のまわりの木の伐採には限度がありますので、屋根の設置についても検討していきます。
【委員】
売店のスペースを拡張できないか。
【事務局】
売店につきましては、拡張は難しいが、特別展のときなどに臨時にブース等を設けて、グッズの販売はできるのではないかと考えています。
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