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更新日:2016年6月15日 ページID:028554
教育委員会 教育総務部 生涯学習課
平成28年度第1回長崎市公民館運営審議会
平成28年6月2日(木曜日)10時00分
長崎市民会館地下1階 第3・第4会議室
議題1 会長・職務代理者選出
議題2 長崎市の公民館等の組織について
議題3 公民館運営審議会第32期報告
議題4 長崎市中央公民館の事業計画について
議題5 平成28年度から平成29年度の協議テーマについて
【議題1 会長・職務代理者選出】
会長を堀内委員、会長職務代理者を平川委員とすることで、一同了承
【議題2 長崎市の公民館等の組織について】
(事務局より説明)
【会長】
概略を説明いただいたが、ここではどのようなことについてどのような意見を求められているのか。
【事務局】
まず、市の総合計画の一部として概略を説明させていただいた。
お手元の資料の公民館条例の中で本審議会について示しているが、市内各公民館の事業の企画の調査審議をお願いしたい。
現在、公民館は変革の時期を迎えている。大型・地区公民館は直営だが、今年度より中央公民館を指定管理にしたところであり、地区公民館についても地域の皆様に管理運営をお願いするという、ふれあいセンター化への方向性でいる。
そのような流れの中で、公民館はどのようなことをやっていけばよいか、委員の皆様も公民館と何らかのかかわりを持っておられるので、委員の皆様のそれぞれの立場からもご意見をいただきい。今後のことだけでなく現状のお気づきの点もいただきたい。
【委員】
できれば、高齢者の利用が増えているとか公民館の使用状況をあげていただけないか。また、何かテーマを挙げていただけないだろうか。
私自身は、大型公民館は講演会などで参加させていただいているが、今現在、ふれあいセンターの利用でも十分だ。そのような状況なので、公民館に対しての意見の出しようが難しい。
【会長】
テーマについては本日後半の議題にも挙がっているので、そこで改めてご意見を賜りたい。
【議題3 公民館運営審議会第32期報告】
【会長】
このときの議事録はホームページで公表しているか。
【事務局】
公表している。
【会長】
前回から委員を務めている方にもご意見をいただきたい。
【委員】
地区公民館のふれあいセンター化および中央公民館の指定管理者導入について、生涯学習課より社会教育的な指導・支援を講じることとしていることから理解したものである。
【会長】
27年度はこの報告に基づいた活動を行ったという理解でよいか。
【事務局】
本審議会で決まるとすぐ反映されるわけではなく、議会などを経るため、27年度に1年間準備をかけたものである。
そのため、ふれあいセンター化についても、具体的に地域に入っていくということも昨年11月の議会で報告をし、新年度になってから始まり、ふれあいセンターの所管課である自治振興課と協議を重ねながら行っている。
この4月から順次説明に行っているが、現在3分の1強位の状況で、早いところでは来年度4月1日付けでふれあいセンター化を目指したいと考えているが、地域差もあって全部が全部そうともならないのが現状である。
【会長】
テーマが決まれば、今後のスケジュールとしてはそれを1年でまとめるのか。
【事務局】
2年の任期で、報告としてまとめたいと考えている。
ただ中身によって、まとめられるものであったり、あるいは早く報告すべきことがあれば、もちろん1年でもよいと考える。
【議題4 長崎市中央公民館の事業計画について】
(中央公民館より説明)
【会長】
このような資料はできれば事前にいただければ読み込みができるので、次回からはお願いしたい。
【委員】
市民にとって、指定管理のメリットは何か。
【事務局】
講座などのソフト面において、直営とは違った民間の切り口での展開を期待しており、それがメリットになると考えている。ただし、市の総合計画からそれないよう留意する必要がある。
また、民間も一緒になって社会教育・生涯学習について、館長同士の会議にも入ってもらうなどして、一緒に盛り上げるよう、刺激をいただければと考えている。
【委員】
私は自治会の公民館長をしているが、公民館講座の参加者の世代が偏らないようにとあるが、その前の段階で、人を集めるのが大変だと感じている。4世代の方が一緒になってゲームをできるよう工夫したりしているが、今の時代、共働きが多いため、どうしても偏ってくる。そのため世代間の交流も難しいので、そのあたりの努力や工夫もお願いしたい。
【中央公民館】
その地域の方々により参加していただくためには土曜や日曜、また夜間などの開講も考え、さまざまなところを融合しながら、まずは講座等のPRと人集めから、民間のノウハウを活かして努力しながら取り組みたい。
【会長】
前回からの委員は他にご意見ないか。
【委員】
心配していたところであったが、報告の通り取り入れていただいて、有難い。引き続き今後ともよろしくお願いしたい。
【委員】
告知は重要で、これまで多くの方がご覧になってこられた広報ながさきに加えて、いま説明いただいたラジオなども今後より活用いただきたい。中央だけでなく、他の公民館とも連携を取りながら、他の公民館のこともお知らせできればなおよい。
あと、確認だが、この資料には記載がないが、県民大学との連携は引き続きとれているか。
【中央公民館】
とれている。
【会長】
現在、中央公民館の指定管理者が他の指定管理も抱えていて、市内の文化を一点に受けている印象を受けているが、資料を拝読して、果たして指定管理がこのような形でいいのかという疑問も感じている。
そこで、五点ほど確認をしたい。説明は次回で結構なので、それまでに準備いただきたい。
・「文化」と「カルチャー」を区別していたが、どのような概念で区別をしているか。
・「公民館の文化的教養の向上」をどのようにとらえているのか。
・「新しい長崎づくり」、これはどのように具体化するのか。ほかの公民館でも役立つと思う。
・年次計画としていつまでに何をということを少し具体的にしていただきたい。集客に追われてばかりでは効果も見込めない。
・これが売りというのをもう少し明確に。今の内容であれば、指定管理でなくてもできることが多いと感じた。
【議案5 平成28年度から平成29年度の協議テーマについて】
【事務局】
地区公民館もこれからふれあいセンター化の方向性で、今後、地域の皆様に対しては、ふれあいセンターがカバーできるが、大型公民館が公民館として残る。では、その大型公民館をどのようにしていくことがよいのか。
一つは中央のように指定管理という考え方がある。ふれあいセンターの中には稼働率のよいところもあるため、うまくいけば指定管理もそのようにもっとよく行くのではないかとも考えられる。
これから公民館というと大型公民館のことになるだろうが、何をしていったらよいか、漠然としているため、整理していく必要があり、いろんな立場からのご意見をいただきたい。
対象となる市民や地域の観点で、ふれあいセンターや地区公民館は、地域の方々に近いことから地域課題が中心になるという意味で地域課題解決型講座となるだろう。一方、大型公民館の場合は、カバーする範囲が広くなってくる。
【委員】
運営にも地域が関わるという意味か、それとも内容のみに関わるということか。
【事務局】
取り組む内容がまず先にくるが、運営も中央公民館の指定管理の考え方もある。
【委員】
いただいた資料の中で、現在の地区公民館とふれあいセンターの中学校区が重なっているような気もするが。
【事務局】
基本は重ならないが、一部重なるところもある。中学校区に一つの整理方向である。
【会長】
大型をどう区別・明確化し、それを協議とする方向でいいと思うが、それ以外の意見も求めているのか。
【事務局】
それも含めたうえで頂ければと考えている。
【会長】
今日固めなくてよいか。
【事務局】
よい。ない場合はまた会長らとご相談しながら次回整理したい。
【委員】
32期報告では平成26年度に4回行っているが、スケジュールの予定はどうなっているのか。
【事務局】
32期報告においては、指定管理の導入の整理があったため、集中的に開かせていただいた。
今回は2回の予定で、次回は秋に予定している。
限られた時間であるため、事前の準備を今後は十分に行いたい。
【委員】
ある程度日程がわかれば早めにいただきたい。
【会長】
こちらとも相談していただきながら日程や資料の準備をお願いしたい。
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