ここから本文です。

平成28年度第1回 長崎市食育推進会議

更新日:2016年6月13日 ページID:028547

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

平成28年度第1回長崎市食育推進会議

日時

平成28年5月20日(金曜日) 15時30分~17時00分

場所

長崎市市議会 第1会議室

議題

  1. 平成24~27年度食育関連事業実績及び平成28年度食育関連事業計画について
  2. 第2次食育推進計画における目標の成果報告
  3. 第3次食育推進計画の方向性について 

審議結果

出席委員:武藤会長、小川委員、池田委員、水浦委員、大賀委員、迎委員、園委員、中山委員、
      竹下委員、川島委員、赤﨑委員(19名中11名出席)

事務局:安田市民健康部長、本村保健所長、健康づくり課森課長、健康づくり課原口次長
    消費者センター森尾所長、高齢者すこやか支援課森山係長、生活衛生課都知木課長、
    生活衛生課中村、子育て支援課植田課長、こども健康課股張課長、幼児課高峰主幹、
    幼児課荒木、廃棄物対策課秋本係長、中央卸売市場岩里次長、水産農林政策課森川課長、
    農業振興課植木係長、健康教育課辻田課長、生涯学習課色摩、健康づくり課下田係長、
    健康づくり課山口、健康づくり課山中 以上21名

(1)平成24~27年度事業実績報告及び平成28年度事業計画の報告について
   ⇒関係各課より、前年度の実績及び今年度の事業計画について説明を行った。
(2)第2次食育推進計画における目標の成果報告
   ⇒健康づくり課においてまとめて説明を行った。
(3)第3次食育推進計画の方向性について
   ⇒健康づくり課において説明を行った。

質疑について
 
(1)「平成24~27年度事業実績報告及び平成28年度事業計画の報告について」
●手洗励行運動「夏休み親子手洗い実験教室」についてp3
【委員】
1. 実験教室は開催場所(保健環境試験所)でしか体験できないのでしょうか。学校などへ映像等の持ち込みにより対応できないのでしょうか。

【担当課】
1. この事業につきましては、手洗いと同時に食品検査も行うため、保健環境試験所で行っております。食品検査は機器を使用するため難しいですが、手洗い教室だけであれば測定機械自体はとても軽いものなので持ち運びは可能であります。市内小中学校などで食品衛生教室などに併せて手洗い教室の希望があれば対応可能です。ただ、実際に手洗いをしてもらい測定をするため、すべての人に実験を体験してもらうことは時間的などの制約があり、例えば代表の生徒3人などのように絞って対応しています。実際、長崎市立商業高等学校では授業の中で3年生を対象に行っております。市内で要望があれば積極的に対応していきたいと思っています。

●「公民館関係」についてp17
【委員】
1. 青少年と青年の違いは何ですか。

【担当課】
1. 青少年は、主に小・中学生を対象とし、例えば親子で料理教室などの場合は青少年の人数に計上しています。青年というのは、もともと中央公民館のなかに中央青年の家というものがあり、中央青年の家でおこなっていた講座が青年講座ということでおおむね30才台ぐらいまでを対象としています。

●「漁業体験教室」についてp29
【委員】
1. 水産センターについて漁業体験教室は、とても大事な教室だと思いますが、過去4年間の数字が減少している気がします。これについて、お分かりになりますか。

【担当課】
1. 水産センターの事業につきまして、過去の実績の増減について詳細は分かりませんが、平成28年度につきましては現時点で見学が決定している学校などについて記載しており、今年度も、これから多くの小学校などから、申込みがあると思われます。訪れた生徒たちは、非常に喜び目を輝かせていると聞いております。

【委員】
1. 長崎市の魚食は、大事でありますので人数が下がっていくのではなく上がっていっていただきたいと思い質問をしました。食育というのは子どものときの体験が非常に重要なものになりますので、ぜひともこれから先も続けていっていただきたいと思います。

(2)「第2次食育推進計画における目標の成果報告について」
【委員】
1. p11平成25年度までは上昇し、平成26.27年度は下降している原因・背景についてお心当たりがあれば教えていただきたいと思います。
2. 食生活改善推進員にはなにか資格や条件があれば教えていただきたいと思います。

【担当課】
1. 食育に関心を持っている市民の割合についてですが、平成25年度は全体に対して高めであると思われます。国のほうも同じような指標を掲げておりますが、目標値の数値は、変動しており、まちまちです。備考のところに記載している「市民健康意識調査」は、対象者3,500名に送付し約1,500名の回答があっての数字となります。各年度の実績値の変動の要因は明らかではありませんが、食育の様々な事業を実施していく中で、変動しながらもある一定、実績値が上昇していくことは望ましいと考えています。年度により、上下に変動する要因につきましては私どもももう少し分析をさせていただきたいと思います。
2. 食生活改善推進員(=ヘルスメイト)は、当初に講習の募集をしています。この講習を受けていただき、各支部への登録後、各地域においてがんばっていただくことになります。また、会員登録数についても伸び悩んでいます。毎年講習会を実施して、一定30~40名程度の入会者はいますが、近年高齢の退会者がそれを上回っています。目標人数が400名の設定自体について検討の必要性はあります。

【委員】
1. 食生活改善推進委員に年齢制限などはありますか。

【担当課】
1. 長崎市におきましては、年齢制限は設けておりません。

【委員】
1. p11からp16にいたるまで、すべてパーセントで表示されており、実際に何人にどういう階層の方に「市民意識調査」を行いそのうちの何パーセントなどといった記載がなく、パーセントだけでは、もとはどういう数字なのかどういう判断をしていいのかわかりませんでした。もう少し具体的に説明をお願いします。

【担当課】 
1. 「長崎市民健康意識調査」という調査をもとに毎年実施しており市民3,500名を抽出してアンケートをかけるものです。20歳以上5歳ごとに男女別に年齢層をわけて全体の人口の割合どおりに満遍なく各層からまた、地域の東西南北行政センターごとの加味も行い、バランスよく抽出しています。一律にかけたものから無回答であったものは除き、回答があった項目についてパーセンテージを算出しています。国の調査をみても、委員のご指摘のように基本的な概要を記載していますが、長崎市の場合この記載がない状況です。今後、第3次の計画においては、アンケートの概要についても計画の中に盛り込んでいきたいと思います。

【委員】
1. このようなパーセント目標がベースの場合、どういう調査内容であるかという概要を必ず書かないといけないのではないかと思います。毎年、階層別に抽出で捉えるために対象者が異なってしまいます。ある年は食育に関心があるが、別の年は食育に関心がない方が調査対象者になることもあり実績値の変動があります(国も同様の調査をしており同様に実績値の変動有)。資料に記載されている最終の数字をもって第3次計画へ引き継がれるのですか。

【担当課】
1. 現在、「長崎市民健康意識調査」につきましては発送していまして、現在回収中です。よって、平成28年度の調査結果まで見たうえで、検討したいと考えています。今後継続するという方向で、数値の変化を捉えることは必要ですが、第3次計画にむけて指標のあり方自体がどうなのかという再検討も必要であると思います。

(3)第3次食育推進計画の方向性について、その他全体的な意見交換
【委員】
1. 食育について、長崎市では事業をつけ予算がつくものでしょうか。可能であれば、長崎市の独自のものをつくれるのかなと思います。

【担当課】
1. 第3次食育推進計画自体を今年度策定しまして来年度から実施していく、そしてその素案は夏場ごろに出していくという流れになります。いまたくさん挙げております事業についても、ここの項目にぴったりあたるといった体系が見えにくいのではと感じています。ただ、各所属において推進していく事業をこの計画の中にあてはめていく『見える化』していくこともひとつのアピールであると思っています。予算の件について返答はできませんが、計画に併せて事業のほうも見えやすいように構成してまいりたいと思っています。

【委員】
1. p4のところに記載のとおり、国と県の第三次計画が本年度策定されていますので、長崎市も同じように項目立てをするかと思いますが、これに今の長崎市の事業を割り当て、わかりやすく『見える化』してもらい、これにはこの事業が割り当てられるという風にお示ししていただかないと私どもも意見を出すことが難しいと思います。

【担当課】
1. 第2次の計画にも体系図がありましたが、第3次にむけてどんな体系図がいるか関係課に照会し、検討中です。この体系に添った形で事業が見えるような構成にしていきたいということも含めて作業をすすめています。

【委員】
1. 各実績報告のなかで今後資料やパンフレットがあると、わかりやすく勉強もできるのではないかと思います。

【委員】
1. 前回の会議のときに「お魚を使った離乳食のパンフレット」をみた記憶があります。実際に見て、こういうものかとわかりやすかったので、今後会議のときどこかにまとめてあると、見る機会ができ理解も違うのではないかと思います。
2. 今後このような新しい指標を設定するとき、科学的根拠がはっきりしたものしか目標値にはできないと思います。また、資料につきましてもなるべく早くお示しいただき読ませていただきたいと思います。

【委員】
1. 学校給食につきましては、県から数値目標がきておりそれに沿って、達成していっている状況です。長崎市が子どもに食べさせたい地場産物を手ごろな価格でかなり量も使いますので、安定して提供していただきたいと思います。国も県も若い世代、多様な暮らし、子どもの貧困層に焦点をあてています。それに関連して、県が朝食・欠食を0パーセントにとしていますが、2.3パーセントの子どもたちは学校だけの努力では複雑な家庭環境もありますから難しいところもあり、特に子育て支援課の先生方のお力を借りながら子どもたちに学校・地域・行政とかが関わり進めていきたいと思います。 
             
【委員】
1. 今は、作る技術がほとんど伝わらず、大きくなるとコンビニで済ませてしまう現状があります。小学校や中学校の家庭科の時間に、調理という回数を増やしていただくわけにはいかないのでしょうか。せめて1学期に1回ずつとか、高校にいたっては進学校ではほとんどやっていない。そしてその子たちが卒業して食事もつくれないまま就職・進学するケースが多いと思います。長崎市は若い子達にもう少し作る機会を与えまた、長崎市の地場産物を使って、「自分の身体は自分で守る」ということをたたきこんでいただきたいと思います。親子クッキングに興味がある方は来られますが、こういうイベントに来られない方がどのくらいいて、どうされているのかがとても気になり、そこをどうにかできないものかと思っています。

【委員】
1. このような意見もありますのでくみとっていただきたいと思います。また、意見がありましたら担当の健康づくり課に細かく連絡を取り、問い合わせをしていただきたいと思っています。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類