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平成27年度第2回長崎市ストップCKDネットワーク会議

更新日:2016年4月18日 ページID:028295

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

平成27年度第2回 長崎市ストップCKDネットワーク会議

日時

平成28年3月25日(火曜日) 19時00分~20時15分

場所

長崎県勤労福祉会館 1階

議題

1 長崎市の慢性腎臓病(CKD)の現状について(報告)
2 長崎市の慢性腎臓病(CKD)予防対策について
3 CKD病診連携強化の取り組みについて
4 今後のCKD対策について
5 次年度以降の委員について

審議結果

議題(1)長崎市の慢性腎臓病(CKD)の現状について(報告)
事務局より資料(P4~11)により説明
1.新規透析導入者数の推移
【事務局】
人口100万対で全国また先行市の熊本市の状況に比較しても当市の導入数は多い状況である。
【委員】
熊本市の導入数は減少しているが、CKD対策だけによるものでなく、診療での指導の効果も複合的に影響しているということを念頭におく必要がある。

2.CKD病診連携状況
【事務局】
CKD専門病院からの本年度の報告数は74件(H28.3.4現在)で昨年の61件を少し上回った。さらにCKD専門病院のご協力を頂き、ご紹介時に自院の紹介状様式を使用され、長崎市の紹介状様式を使用されなかった紹介数もご提供頂き、あわせて300件を上回る連携状況を把握できた。

【委員意見】
長崎市として様式を普及したいのか、それとも様式の使用にこだわらず連携を増やしたいのか整理をしておいたほうがよい。

3.国保特定健診と国保レセプトから見える傾向
【事務局】
・2012年国保特定健診受診者においてGFR50未満でかつ尿蛋白陽性者と陰性者の群のその後の3か年のGFRの推移状況を比較し、尿蛋白陽性者の群においてGFRの急激悪化が見られた。
・2012年国保特定健診受診者の3ヵ年の健診の中でGFRが10以上低下かつ尿蛋白1プラスの21名についてCKD専門医に管理されている者は5名であった。
・国保特定健診においてHbA1c7%未満でGFR50未満もしく尿蛋白2プラスであった群の1年間の受診状況(レセプトにより確認)においてCKD専門医との連携は2.4%、尿検査実施率は60.2%であった。

【委員】
・CKD対策ではGFRの経年推移(傾き)の視点と尿蛋白所見に注目することの重要性についてさらに啓発をすること、また、CKD専門医へのさらなる連携強化が必要である。
・上述の点において長崎市医師会に働きかけ、かかりつけ医への周知を強化することが必要。

議題(2)長崎市の慢性腎臓病(CKD)予防対策について(資料P12~16)
【事務局】
次の1.~4.について事務局から報告がなされた。
1.CKD訪問等栄養指導の状況 
2.長崎市病診連携推進研修会及びコメディカル等研修会報告
3.重症化予防教室「腎臓いきいき講座」
4.世界腎臓デー2016イベント「市民向け講演会」「キドニーウォーク」

議題(3)CKD病診連携強化の取り組みについて
ストップCKDネットワーク勉強会実施状況について
【会長】
腎専門病院の医師が世話人となりつくられた「長崎ストップCKDネットワーク推進会」による勉強会の実施状況について報告。

【委員】
いかにしてかかりつけ医の先生方に参加して頂くかが課題である。

議題(4)今後のCKD対策について
【事務局】
医師・コメディカル研修会において「尿検査」の強化、尿蛋白所見の重要性、「GFR経年推移の傾き」を見ることの重要性についてさらに強調していく。

議題(5)次年度以降の委員について
【事務局】
今年度末で委員の任期2年が終了するが、引き続きご協力を頂きたい。今後改めてご相談に伺う予定である。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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