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平成27年度第1回 長崎市放課後対策推進審議会

更新日:2016年4月18日 ページID:028288

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

こども部こどもみらい課

会議名

平成27年度第1回 長崎市放課後対策推進審議会

日時

平成28年3月16日(水曜日) 10時00分~12時00分

場所

長崎市役所本館地下1階 長崎市議会 第4会議室

議題

  1. 長崎市放課後対策推進審議会について 
  2. 放課後子ども総合プランについて
  3. 長崎市の放課後対策の事業について

審議結果

【会長】
それでは議事に入らせていただく。まず初めに議事の第1番目「長崎市放課後対策推進審議会について」。

(事務局から、説明)

【会長】
次に議事の2つ目の 「放課後子ども総合プラン」について。

(事務局から、説明)

【会長】
「放課後子ども総合プラン」の説明について、質問等ないか。

【委員】
全ての児童が対象と言っても、実際すべて来られるとパンクしてしまうのではないか。

【事務局】
利用を申し込む資格があるということ。見守りの人数とか、施設などの条件によって、今日の定員は40人だとかの制限を設けることは可能である。

【委員】
親が家にいる場合は、対象にならないのか。

【事務局】
共働きの家庭の子どもは放課後児童クラブに入ることができる。その、放課後児童クラブに入っている子どもも含めて放課後子ども教室を利用することができるということである。

【会長】
次に議事の3つ目の長崎市の放課後対策の事業について、「放課後子ども教室」「放課後児童クラブ」「長崎市寺子屋事業」の順に事務局及び関係課より説明する。

(事務局から、説明)

「放課後子ども教室」の説明について、質問等ないか。

【委員】
放課後子ども教室の問題点は何か。

【事務局】
放課後子ども教室の設置目標は全小学校区である。平成26年度は自主事業も含めて12小学校の実施に留まっている。そのことが一番の問題点であると思う。

その原因としては、放課後子ども教室推進審議会でも「内容や必要性が十分浸透していなかった」「コーディネーターなどの人材確保が難しい」「既存の地域団体との連携が不十分だった」「事務の煩雑さなどの運営の困難さ」が指摘されている。

【委員】
野母崎小学校区の放課後子ども教室の運営はどのようなものなのか。

【事務局】
もともと野母崎小学校には「のびっ子教室」があった。学校教育課所管の「寺子屋事業」にあたるものである。これを、拡充する形で放課後子ども教室として委託させてもらった。内容については、少人数を対象に基礎的・基本的な内容の習得のための学習活動である。

【委員】
保険の取り扱いについてはどうなっているのか。

【事務局】
保険の加入については、それぞれの委託団体で行っている。スポーツ保険で年間1人800円程度が一般的である。保険料については、利用者の保護者が負担することになる。

【委員】
団体で保険に入っているのか。

【事務局】
個人で入っている。スタッフについては、委託団体で保険料を払っている。

【委員】
私の方の教室では、募集の段階で保険に入るようにお願いしている。事故に関しては、保険の範囲で保証できますという説明を行っている。

【委員】
委託での運営と自主運営との違いは何か。

【委員】
現在自主運営している3校区とも市の委託を受けていた。一番の違いは委託契約をしているかどうかということである。契約がければ事業計画や収支決算などの報告書類の提出は必要ない、しかし、委託金もないということである。

【委員】
市からサポートはしてもらえるのか。

【事務局】
放課後子ども教室は市の委託事業であり、実施主体は市であるので、市の事業としてやるのが大原則。そのため、市の要綱に沿って実施していただくことになる。自主運営であれば、市は関与しにくいところがある。

【委員】
自主になった理由は何か。

【委員】
日報の作成などの事務が煩雑だったことなどが主な理由である。

【委員】
現在の課題は先ほどお聞きしたが、増やしていく方法はどのように考えているのか。また、佐世保は実施校区が多いようだがどのように認識しているのか。

【事務局】
地域に入り、丁寧に説明すること、退職教員などに働きかけること、地域の実態に応じた取組みをお願いすること、事務の簡素化のために要綱を見直すことなどを行っている。

【事務局】
佐世保では平成19年度に社会教育課と学校教育課が連携して、学校を中心に地域から1名選んでもらって各小学校区に実行委員会を立ち上げた。長崎市では地域のキーパーソンに働きかけるという方法で取り組んでおり、立ち上げ方に違いがあるので単純に数字だけでは比較できない部分がある。

【会長】
次に「放課後児童クラブ」の説明をお願いしたい。

(事務局から、説明)

「放課後児童クラブ」の説明について、質問等はないか。

【委員】
待機児童が多いのではないか、放課後児童クラブの今後の設置計画はどうなっているのか。また、空教室等の利用計画はどうなっているのか。

【事務局】
待機児童については、平成27年度の調査では0である。長崎市では、地域の方や保護者の方が放課後の子どもの居場所を作っていった経緯があり、全国に先駆けた動きであったと思う。未設置校区については、計画的に解消していこうとしている。ただ、小学校区によっては放課後子ども教室の設置で代えているところもある。教育委員会と調整しながら、できるだけ学校の余裕教室を利用しようとしているところである。

【会長】
次に「長崎市寺子屋事業」の説明をお願いしたい。

(関係課から、説明)

「長崎市寺子屋事業」の説明について、質問等ないか。

【委員】
子どもが自主的に参加しているのか。

【関係課】
気になる子に声をかけることもあるが、基本的に子どもたちの希望による。

【委員】
放課後子ども教室推進審議会の提言について、この会議で出して欲しかった。次の機会にお願いしたい。放課後児童クラブと放課後子ども教室を連携していくことが一番難しいところではないか。これに寺子屋を加えて、今後その3つの関係をどう整理していくかが難しいところだと思う。今後の会議で検討していきたい。

【事務局】
放課後子ども教室推進審議会の提言については、本日の会終了後に郵送する。長崎市のすべての子どもたちの、放課後のあり方はどういうのがのぞましいか、ということをこの審議会の命題としたい。放課後児童クラブと放課後子ども教室の連携については意見をいただきながら考えていきたい。まずは、放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的に運営していくことを第一義的に考えて会議を実施していきたい。次回の会議では、その辺を審議させてもらいたい。

【事務局】
放課後児童クラブ、放課後子ども教室、塾、スポーツクラブ、家庭など、子どもたちの放課後の過ごし方は様々である。子どもが実際放課後をどのように過ごしているのかの現状に基づき、子ども達の放課後のあるべき姿を考えていく必要がある。この審議会の中で、一定の方向を探ることができればと考えている。

【委員】
児童館が長崎市にどのくらいあるのか。次回でもよいので教えて欲しい。

【事務局】
現在5ヵ所ある。利用実績については、今後提供させてもらいたい。

【委員】
放課後子ども教室の予算は、年間35万円で足りているのか。

【事務局】
35万円の使途はほとんど謝金である。実際、スタッフはほぼボランティアでおこなっていただいているというのが実態である。地域の方の協力により、成り立っている。

【委員】
子どもには、自分で決めて自由に遊ぶということが必要だと思う。放課後子ども教室でも、学習の定着ではなくて、遊びを中心にしていった方がよいのではないか。子どもが学校に残って勉強をするというのは、大人でいえば、会社に残って残業をするようなものではないだろうか。

【委員】
子どもの遊びは良いと思うが、現実に保護者が賛同するかどうかが非常に難しいところだと思う。

【事務局】
遊びの大切さはよく分かる。しかし、放課後子ども教室を拡充していくためには、あまり市で縛りをかけず、委託団体としてどのような活動メニューが提供できるかを中心にしていただきたいと思っている。

【事務局】
子どもたちのためにどのような形がよいのか、一緒に考えていきたい。市の方から放課後子ども教室をこのようにしてくださいというような画一的な形ではない。放課後児童クラブの支援員と放課後子ども教室の地域コーディネーターが、子ども達の放課後のためにどのように協議をすすめていくかというようなことを審議会で諮っていきたいと思っている。

【委員】
理想は、子どもに遊びを経験させることだと思う。理想はしっかり掲げながら、実際はその地区その地区の特徴を生かしながら子どもの居場所の拡充をはかればよいのではないか。

【会長】
今後も、子ども達の健やかな育ちのために私達大人に何ができるのかを中心に考えていきたい。他になければ予定の議事はすべて終了したので、本日の意見をもとに次回の審議内容を整理させてもらう。

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電話番号:095-829-1124

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