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長崎市総合計画審議会第3回全体会

更新日:2015年10月13日 ページID:027656

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 都市経営室

会議名

長崎市総合計画審議会 第3回全体会

日時

平成27年9月28日(月曜日) 18時00分~19時50分

場所

長崎市消防局 5階 講堂

出席者

大堀委員、河村委員、菊森委員、栄 委員、下川委員、原口委員、槙山委員、升本委員、宮西委員、村木委員、柿田委員、蒋 委員、杉山委員、伊達木委員、鉄川委員、豊田委員、平山委員、宮原委員、荒木委員、石川委員、片岡委員、桑野委員、西 委員、溝上委員、宮本委員、武藤委員、井石委員、佐木委員、佐藤委員、嶋野委員、杉永委員、杉原委員、園田委員、林田委員、宮下委員、山口委員

(以上36名)

[事務局]

田上市長、原田企画財政部次長兼都市経営室長

都市経営室:西本主幹、阿波村主幹、水蘆主幹、篠崎係長、赤倉係長、村瀬係長、鍵本、牧、高橋、浦

議題

1. 長崎市総合計画審議会(後期基本計画策定の審議)の進め方等について
2. 長崎市第四次総合計画「後期基本計画」素案について
3. 長崎駅西側交流拠点施設用地の活用検討について
4. その他

審議結果

議題

1.長崎市総合計画審議会(後期基本計画策定の審議)の進め方等について
(当日配布資料「長崎市第四次総合計画「後期基本計画」の策定についてP1~3、事前配布資料P1~4)

質疑なし

2.長崎市第四次総合計画「後期基本計画」素案について
(事前配布資料P5、A3横長崎市「第四次総合計画」後期基本計画素案)

[事務局:説明]

【委員】

先日、まち・ひと・しごと創生総合戦略に関する講演会があったが、総合計画に戦略のフィードバックをする機会が今回だけであれば、その関連性についてお尋ねしたい。

【事務局】

現在、まち・ひと・しごと創生総合戦略については策定中であり、骨子はまとまってきているので、ある程度内容ができた時点で本審議会にもご説明し、ご意見をうかがいたいと考えている。また、策定にあたっては、総合計画と戦略は同じ事務局で作成しているので、十分に連携を図り、総合計画は大きな方向性を示し、その中で人口減少、経済活性化に特化したものを戦略としてまとめることとしている。

【委員】

総合計画と戦略は矛盾なく作れると理解していいということ。

【委員】

施策体系について、統合は理解できるが、施策の順序についてはこれまで意識したことがなく、考え方がわからない。重要度等によるものか。

【事務局】

施策の順番については、総括的な施策から個別的な施策の順に並べるという考え方で整理した。また農林水産の分野については、施策の流れを生産・流通・消費の順に整理し、施策が見やすいように整理している。

【会長】

この順序については、また部会で協議をするなかで順序が入れ替わることもあると理解していい。

【委員】

まちづくりの方針AとBは他のまちづくりの方針と比べて移動が多いが何か理由はあるのか。

【事務局】

まちづくりの方針のAとCは、地方創生の流れの影響もあり、観光、交流、経済の活性化という点で見直しを強めている。まちづくりの方針Bについては、これまで施策評価のなかでもご指摘があった国際交流が混在していたものを見直すとともに、被爆70周年を機に、継承と平和な世界の創造という2本の柱で整理した。

【委員】

この計画は行政としての計画であるのか、もしくは長崎を今後どう持っていくかという考え方を示す計画であるのか。

【事務局】

総合計画の基本的な考え方であるが、行政だけの計画ではないのが前提で、市民、事業者、行政等のすべてのまちづくり主体の基本姿勢を現しており、この計画のもと、それぞれの主体が協力、協働してまちづくりをやっていこうというものである。

【委員】

理想的な姿であるとは思うが、全市民に拘束力を及ぼすものか。

【事務局】

決して拘束力を持つものではなく、めざす方向を現したものである。

【委員】

制度上の議論と事実上の議論をわけたほうがいい。

例えばまちづくりの方針Cにおいて、産業界が総合計画の方向性に合致していない事業をしようとしたときに、総合計画に合致していないと言えるのかという話しになる。

また、施策の体系等について部会で今後議論すると思うが、変えることには抵抗ないが、変えることによって政策的な哲学や考え方を説明していただかないと文字だけでは伝わらない。いい機会なのでしっかり吟味していただいて説明をお願いしたい。

【委員】

個別施策の書きぶりを変更されているが、必要に応じて部会で変更を依頼することはできるのか。

【事務局】

素案は決して固定されたものではないため、市長が申したように双方向で意見を出し合って、作り上げていくためのたたき台としてご理解いただきたい。

【会長】

前期基本計画を見直して、施策体系を整理されているが、新たに追加された施策はあるか。

【事務局】

これからの高齢化社会への対応として、個別施策F2-1に地域包括ケアシステムの構築を、人口減少対策として、個別施策F4-5に婚活支援を追加している。また追加ではないが、まちづくりの方針Cにおいて、今後交流の産業化が地方創生の柱になることから、体系自体には見えないが、施策のなかに交流を産業の活性化につなげるという内容を追加している。

【会長】

個別施策の並びについて、優先度や戦略的な順番を意識しているのか。

【事務局】

総合計画は優先度をつけたり、何かに重点を置くというものではない。施策の順序は、全般的なものから個別的なものへ並べることで見やすくなるということで入れ替えたもので、何かに特化したものではなく、全体的な施策を掲載するものである。

【委員】

個別施策において、世界遺産に関する内容はA1-4にあるが、夜景観光のことは記載されていない。また駅周辺のまちづくりに関する施策も掲載する必要があるが、主体がJRだから掲載しない等はどうかと思う。施策として掲載されず、担当者不在になるのはよくない。

【事務局】

個別施策の名称にはでていないが、施策の内容の基本方針や取組方針において記載している。ご指摘があった夜景観光についてはA3-1の施策の内容に記載している。

【委員】

外部評価に参加して時間が足りないと思った。各部会で素案をもんでいくということであれば、素案について各委員から事前に意見を出してもらうように事務局で配慮できないか。

【会長】

部会で素案すべてを審議するにあたっては、確かに時間の制約がある。何かしくみはできるのか。

【事務局】

部会の予定はご案内しているが、時間が足りないということであれば部会の判断で回数を増やすなどの対応をしていただければと思う。

【委員】

回数を増やすということではなく、今の開催回数のなかで効率よくできないかということである。

【委員】

委員が予習してくるようにということであると思う。

【委員】

まち・ひと・しごと創生総合戦略では、交流の産業化を特定戦略として平成27年度中に戦略を作り、総合計画と整合性を図るとの説明の趣旨だったが、後期基本計画を審議するうえで、皆さんに交流の産業化について理解いただくべきと考えられることから、部会で交流の産業化について話していただいて、理解していただいたうえで部会を進めた方がいいかと思う。

また、まちづくりの方針AとCの議論において、観光と物産ということで分かれているが、これまで合同部会をやっていた経過もあり、交流の産業化という切り口で、地場消費、地場企業の活性化、まちづくりに結びつく話しであることから、それぞれに議論するには時間がないので、AとCの議論を双方に提供し合うように検討いただければと思う。 

【会長】

計画や戦略の策定が同時並行で進められているので、都市経営室の方でそれらの作業についてインターフェイスを揃えていただきたい。 

【委員】

地方創生と総合計画の兼ね合いについて腑に落ちない。施策体系について、策定時の時の経過で変わるのは結構だが、第四次総合計画策定当初から人口減少は課題であって、地方創生の影響を受けた訳ではないのではないか。

また、交流の産業化は日本語として理解できない。ビジネス自体もすべて交流である。具体的にイメージしやすい表現かどうか議論が必要である。部会で議論したい。

【事務局】

当然、第四次総合計画の策定時には人口減少を重点課題として策定している。引き続き、人口減少は大きな課題であり、今般、地方創生総合戦略を検討する過程において、交流の産業化という新たな言葉が出てきており、これは市民にわかるように伝えなければならず、また施策のなかにもわかりやすく入れないといけない。それを踏まえて議論をお願いしたい。

【委員】

地方創生のダイジェスト版が作成されているのであれば、整合性がとれるように審議会にも情報提供をお願いしたい。

3.長崎駅西側交流拠点施設用地の活用検討について

(事前・当日配布資料「長崎駅西側交流拠点施設用地の活用検討について)

[担当所属:説明]

【委員】

今日の話では、何かを建てて、その中の中身がどうかということであったが、市民としては、何でそこにそんなものを建てるのかという感情があるかと思う。交流拠点施設は、市議会において用途指定がされたのかどうかだけ確認したい。

新幹線が来るときに、駅裏のあたりについては、高架関連で、平成12年から14年くらいにかけて、県議会・市議会でいろいろと議論がされたと思うので、もし何か資料があれば提示して欲しい。

【担当所属】

以前検討した部分の資料については後で準備させてもらいたい。

交流拠点施設の用途指定ということだが、用途機能を指定したものではなく、資料の1ページの表の中に記載の、9月議会で否決されたということがあって、その後検討して交流拠点施設用地として、市の方針として出したものである。

【委員】

経済効果などを計算するときには、交流拠点に何人来るので、その人達がどのように回るのか、一定の算定式のようなものがあるのかとは思うが、流入人口の動線としては、新幹線や船で新しい駅や大波止に入ってきた人達が、出島や南山手など、各地につながっていくものと思う。

都市計画の全体的なイメージがあり、その中で位置づけがあって評価されるものなのか、あるいは単独でピンポイントの交流拠点として評価するものなのか。

また、ビジョンがわかりにくいところがあるが、マスタープランのようなものの中で、長崎の特色のあるものとして、長崎駅の横に検討されようとしているのか。

【担当所属】

マスタープランのようなものに基づいて計画したということではないが、考え方として、今までにない取組みも検討しながら、交流人口を拡大するような、今までの観光客とは異なる新規の市外来訪者にこちらに来ていただいて、なおかつ消費の効果という部分に関しては、市内周辺に出て行くなど、波及させていければと思っている。

【会長】

総合計画審議会との接点は、3ページにあるように、部会だけでなく、総合計画審議会委員全員に書面でのヒアリングを行ってもらいたいという要望があり、意見提出用紙を10月16日までに提出してほしいということである。内容について、書くときにこういうことが知りたいというときは、事務局の方に問い合わせをしていただきながら、この用紙を出来る限り、10月16日までに提出していただきたい。

【委員】

8ページの評価結果まとめで、お土産などの観光物産施設やMICE施設等の施設利用者数や経済波及効果が記載されているが、観光物産施設の数字を見ると、出店する業者がやっていくのは厳しいように思えるので、その辺を明確にして進めてもらわないと非常に怖いと思う。

【委員】

議会との関係について、我々が出した意見はどのように使われるのか。いろいろな意見が出ましたということで議会に報告するのか、それとも、いろいろな機能の案があるが、一本化までは行かなくとも、かなり絞り込んだかたちにしたいと思っているのか。我々も意見を出すが、それがどういう形で今後反映されていくのかわからない。意見を聞いたので、後は議会で決めて下さいとなり、議会からいろいろ意見が出たら、その後、意思決定をどういうふうに進めていくのか、道筋がよくわからないので、その辺で考えがあればお伺いしたい。

【担当所属】

本体資料の6ページの真ん中あたりにA・B・C・D・Zと示しているのが、現在、業務委託で中間報告がされているところである。この後、審議会の委員や市民の皆様の意見を踏まえて、矢印の下の、例えばAの機能ならA2という形がいいのではないか、Bの機能なら、B1とC3を組み合わせたものが効果的ではないかなど、4つ挙げているが、いくつか複数案に整理して、11月の議会に示したいと考えている。

施設素案に対するご意見については、施設のベストミックスというなかに、交流人口の拡大と地域経済の活性化を命題にしているので、参考にできる意見があれば踏まえながら、絞込みを行い、それを議会には報告をしていきたい。

また、施設以外の部分でも、こういう検討の要素を入れていったほうがよいなどという部分があれば、それも踏まえて、4つ程度に絞り込む参考にさせてもらいたいと思っている。

なお、意見については、資料3ページのように全体的な総括の意見としてまとめて、報告をさせていただく形を考えている。

【委員】

では、やはり市民を代表する市議会に最終的な決定権があって、仮に4つだとすると4つの案に絞り込んで市議会の方々に、この中からどれがいいか選んでくださいという形にするということか。

【担当所属】

4つ程度に絞り込んだとして、その後、委託業務の中で効果を算出し、12月に業務委託が終了した後、市としてベストと考える1案を考え、議会に示す。議会との関係からすると、そこからが議論のスタートであると考えている。

【委員】

資料において、判断に必要な要素がかけている部分が見受けられるので、資料作成においては適切な材料の提示に留意してもらいたい。

【委員】

今後のスケジュールについて、新幹線が平成34年に来るので、それまでにこの施設の検討の見通しをある程度立てて、設計などはいつになるのか。というのは、こういう検討の段階で市民の意見を聞き、もう一つは、ハードの使い方というのは市民のイノベーションも大事と思う。こういうプロセスの中で、是非、ハードに入る施設設計の段階でも市民に示しながら進めて欲しいということを要望する。

【会長】

この場でも非常に貴重な意見が出た。是非、この意見提出用紙に自分の考えや意見を書いていただき、10月16日までに提出をお願いしたい。

4.その他

[事務局:配布資料の説明]

・施策評価における評価結果の推移

・長崎市第四次総合計画前期基本計画成果指標一覧

・平成27年度長崎市政策評価に関する報告書

・長崎市第四次総合計画「前期基本計画」中間報告

・ながさき設計図第四次総合計画中間報告

[事務局:部会のスケジュール等の説明]

閉会

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電話番号:095-829-1124

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