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第1回(平成27年度第1回)長崎市上下水道事業運営審議会

更新日:2015年6月29日 ページID:027208

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担当所属名

上下水道局 業務部 総務課

会議名

第1回(平成27年度第1回)長崎市上下水道事業運営審議会

日時

平成27年5月26日(火曜日) 13時30分~

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第1会議室

議題

1 水道事業及び下水道事業の主要事業の現況について
2 長崎市上下水道事業マスタープランの見直しについて 

審議結果

議事録(要約)

1 管理者挨拶

2 辞令交付式

3 委員自己紹介

4 上下水道局職員紹介

5 審議会会長及び副会長の選任
浅川委員から、会長及び副会長の推薦があり、異議なく決定。(中川会長、中原副会長)

  • 上下水道局説明 水道事業及び下水道事業の主要事業の現況について
  • 上下水道局説明 長崎市上下水道事業マスタープランの見直しについて(基本事項及び水道事業)

【委員】マスタープラン(素案)のP27の指標名について、「水道水を蛇口から直接飲む市民の割合」との表現があるが、もっといい表現があるような気がする。

【事務局】前回の質問の際に、小学校では貯水槽があったりして、直接飲むことは無いのではないかとのご意見があり、できるだけ直結で繋いでいただければ、安心して安全でおいしい水を飲めるのという宣伝の意味があり、そのような表現にしている。

【委員】P29には、「蛇口の水道水を直接飲まない」という表現があるが、表現を統一するのが良いと思う。

【委員】水道管・下水道管の更新について、延命というか寿命が長いものになっていくのか。

【事務局】継続事業として、老朽管の布設替を行っている。その時に耐震管を採用しているので、長寿命化になっていると思う。 老朽化した施設やタンク等も耐震化事業として、補強している。

【事務局】老朽化した下水道管について、管の中に樹脂をコーティングしていくという新しい方法で補修する工事をしている。

【委員】アセットマネジメントの導入が終わった段階で、3年後、5年後を目処に検証をかけて、再度マスタープランを策定する考えなのか。

【事務局】最近の管についてはアセットマネジメントに取り入れることが可能な情報もあるが、かなり古い管については、情報が十分ではない。
アセットマネジメントというのは、精度を高めるため、地道な作業があり、実際にアセットマネジメントが十分に機能し始めるのは、もうしばらく時間がかかる。精度が高まった計画が出たら、マスタープランの中に反映する作業になると思う。

【委員】アセットマネジメントに時間がかかることは分かるが、できるところから入れていくというのは、当然要求されてくるので、どこまでを目処にというのを教えて欲しい。

【事務局】平成33年度までには機能することを予定している。

【委員】こういった作業はどこか委託してコンサルとかに頼むのか。

【事務局】今回2ヵ年ほどの作業でコンサルの知恵を借りて、システム構築の作業は外部の力を借りて行いたいと考えている。

【委員】今後システムみたいなものが出来上がるということだとすると、一部導入していくことを進められる可能性はあるのか。

【事務局】アセットマネジメントに関しては、国が示している簡易ツールというものがあり、それに基づいて一旦策定する。改修とかデータ更新は常にやる必要があるし、投資計画、財政計画というのは常に見直しをするという考えなので、できるだけ最新のデータを入れながらやっていきたい。

【委員】少子高齢化だとか色々進んでいる中で、営業収益の値がどんどん落ちていって、逆に職員の給与費が一定であれば、職員給与費の割合は段々高くなる。一方で職員もサービスの維持を考えると、大幅に減らすことはできない、ということになると組織力でフォローしていくというのは、どういう姿を考えているのか。

【事務局】職員給与費については、今までは委託を進めることで抑えてきたが、今後は職員の平均年齢が上がっているため、職員の年齢構成の平準化を考えながら、組織力の向上を図っていきたいと考えている。

【委員】職員給与費対営業収益比率の10年くらいの推計はあるのか。財政計画であれば平成36年まで、どういう見込みで動いているのか。

【事務局】現時点では、集計は出していない。成果指標の見込みでは、5年後の31年度においても12.9%を維持していこうとしている。(P40)

【委員】この数字に持っていくためには、先程言われたことで大丈夫だということなのか。

【事務局】職員給与費を減らしていくということで、目標を掲げている。

  • 上下水道局説明 長崎市上下水道事業マスタープランの見直しについて(下水道事業)

【委員】下水道の恩恵を受けていない世帯はどのくらいあって、どういう推移で行くのか。また、こういうところに何か対策はあるのか。

【事務局】旧長崎市内でいうと、未水洗世帯が25年度末の時点で8000世帯ほど残っている。この様な部分は、勧奨活動をしており、市民税非課税の低所得世帯向けの、生活保護世帯にも適用がある補助金制度がある。その他、水洗トイレについては、改造するときの貸付金制度とか、地形的にどうしても下水本管よりも、低いところに水周りがある場合、ポンプを設置するための助成金制度がある。また、昨年度から公費で下水道管を埋める制度の基準を多少緩和して進めている。

【委員】二点お尋ねしたい。一点目、上下水道事業マスタープラン期間中の、最後のほうに純利益があがっているが、それまでは右下がりで、最後だけ右上がりになっている。何故こういう風に右上がりになるのか理由を教えていただきたい。もう一点は市全体のマスタープランの中で、上下水道マスタープランはどのように位置づけられていくのか教えていただきたい。(P81)

【事務局】一点目の平成36年の純利益が上がっているという質問について、下水道使用料による収入も減少しているが、委託料等の費用の減少などにより、結果的には純利益が増加したということになる。

【事務局】二点目の市のマスタープランと、このマスタープランとの関係性について、第4次総合計画の中の2つの施策において、上下水道事業を位置づけている。また、市の都市計画マスタープランという総合的なまちづくりのマスタープランがあり、その中でもこのマスタープランの方針を反映させながら作ることになっている。

【委員】上下水道事業マスタープランは、市のマスタープランと付き合わせながら策定していく方針なのか。

【事務局】財政面で言えば、市と上下水道局の財政計画をつき合わせて、整合性を図りながら策定していく。

【委員】斜面地の上下水道の整備というものを考えた場合、整備したが、人が居なくなる状況になると、無駄な整備になってしまう。

【事務局】斜面地に水道管を新たに引くということは無いが、今後10年~30年先を見据えたときに、斜面地についての市のあり方というのはまだ煮詰められてない。

【委員】人口の分布の予測みたいなものは第4次総合計画の中で出ているのか。

【事務局】第4次総合計画は計画期間が平成32年までになっているが、ただ推計すると32年度で40万人を若干切る。第4次総合計画では、子育ての施策だとかを展開することにより、平成32年度で42万人をキープしようという計画になっており、地区別の予測までは出していない。

【委員】収入の予測について、総合計画における人口予測に基づいての収入の予測がなされているのか。(P81)

【事務局】上下水道局の収入見込みというのは、人口減少による収入の減少だけではなく、節水型社会やライフスタイルの変化における人口減少を見込んだ収入を載せているということである。

【委員】興味があるので聞きたいが、最初の1ページ目に、「水循環基本法など」と書いているが、今水循環基本計画の策定をしていると思うが、これが私たちの地方自治体の上下水道事業にどのように関わってくるか。

【事務局】水循環基本法は、昨年3月に衆・参で可決され、7月1日から施行される。5つの柱を立て、国・地方公共団体、国民のそれぞれの責務を関係者相互の連携及び協力について定めているが、具体的なことは、これから検討することにする。

【委員】防災対策・耐震対策に費用を取られていることを紹介いただいたが、(災害時に)一週間くらい経ったところで給水車が来るとか、トイレの詰まりとか、そういうところで対策を打とうとしているのか。

【事務局】マスタープランのP34~P35に記載しているが、災害・事故に対するマニュアルをさらに充実し、渇水時も含めて即時対応を整える。また、長崎市管組合や他都市と連携し全力で対応する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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