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平成26年度第1回 長崎市文化振興協議会

更新日:2014年12月5日 ページID:026359

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部 文化振興課

会議名

平成26年度第1回 長崎市文化振興協議会

日時

平成26年8月11日(月曜日) 14時00分~

場所

長崎ブリックホール3階 会議室

議題

1 長崎市公会堂の閉館と新たな文化施設の検討状況について
2 長崎ブリックホール大ホールの利用優遇制度について

審議結果

事務局から資料説明

主な質疑応答

【委員】
新たな文化施設がまだどこに建てるかも決まってない、いつ建つかもわからないという状況であれば、公会堂は平成26年度の3月以降も利用できるようにしてもいいのではないか。また、公会堂が長崎文化センター構想の一環として建設されたという経緯等も踏まえると長崎らしいかたちで残して行けるようなことも考えることが必要だと思う。

【委員】
ブリックホールは稼働率が高い。市民会館のホールは音楽などの場合には上階の体育館まで借りないとできない。公会堂を壊した後 7年間位は公会堂の機能は保障されないというのもある。その間、公会堂の利用者たちはどうするんだろうと思う。MICEの機能も含めて、行政の計画のあり方が重要である。

【委員】
8年間位公会堂に替わる文化施設がない期間があるようなので、その間どうするのか利用者は不安を感じるのではないかと思う。新しい文化施設は、利用する側の意見も踏まえて整備してもらいたい。

【委員】
県庁跡地に新たな文化施設造る場合、スケジュールは最短でいつごろなのか。

【事務局】
5年から6年くらいになる。

【委員】
現在の市庁舎はどこに建てるのか。

【事務局】
平成25年1月、公会堂の方針と併せて市庁舎の方針も表明させていただいているが、市庁舎を公会堂跡地に建てるという方針は、今現在も全く変わっていない。ただ、平成26年6月議会の時に、市内の大型工事や建設工事の現場で働く方の全国的な人員不足、資材の高騰の影響等を考慮し、いったん市庁舎に関する条例等については取り下げをさせていただいている。

【委員】
議会の中で、まだ公会堂は十何年間使えるという話があったと思うが、8年の間、市庁舎を建替えるまでは公会堂を使わせていただきたいと考えている。

【事務局】
十何年間というのは、コンクリートの耐用年数が65年で、それを踏まえると十何年という話である。ただし、機械の設備などは老朽化しており、そのまま十何年使えるということではない。もし全て更新して耐震補強を含めた大規模改修を行うとなると何十億というお金がかかるということについては、議会でもご説明させていただいている。

【委員】
市庁舎の建設スケジュールは遅れているのか。

【事務局】
当初のスケジュールだと、平成26年6月議会で公会堂の廃止条例と同時に上程する予定であったが、一旦取り下げている。全国的な大型工事の状況やMICE等の関連事業の状況を見定めてから、再度議会に提案することになる。

【委員】
MICEはいらないと思ってる。大型施設も今どんどん減らそうとしている中、そんなのがたくさんこの長崎市でいるのかと感じている。公会堂はあまりにも汚く、特に舞台裏などを使うと本当に危ないくらいなので、利用者として恥ずかしいと感じている。新しい施設については、今から使い勝手のいい、もっと文化をそこから発信できるような、そういうホールを造ってもらいたいと思う。

【委員】
人口が減っていってるのに大型施設は必要なのか。

【事務局】
長崎の人口は確かに減ると予想されているが、人口が減るからこそ外から人を呼んできて、交流人口を増やして、そこで人がいっぱい行き交うような街にして、お金を落としてもらう、そういう意味でMICEを進めて行く。

【委員】
規模的に1000席程度とあるが、自分の団体では1000席ではちょっと狭いと考えている。1000席は市民会館があるので1500席位の規模を検討してよいのではないか。

【委員】
クラシックの立場から言わせて頂くと、1000席ではなかなか大きくて大変。音響が良いものがよい。

【委員】
自分の団体では最低1500席は必要と考えている。

【委員】
1500席が必要ならブリック大ホールを利用されればよいのではないか。

【委員】
公会堂はブリックホールに比べると交通の便がよい。また、ブリックホールは、2階の傾斜が急で危ないから利用した際、警備員を各通路に置いたということがあった。また、2階にトイレがなく不便などの意見が自分の団体の利用者からあった。だから今までやってきた公会堂が一番いいということで、自分の団体として最低1500席は欲しいという考えを持っている。

【事務局】
公会堂等文化施設あり方検討委員会の報告書に800席~1200席位という取りまとめがなされた中で、県庁の跡地の敷地の広さ等も考慮して、目安として1000席~1200席程度としており、これで決定というものではない。

【委員】
市庁舎の工事時期が延びているというのは先ほど説明があったが、2020年の東京オリンピックや東北の大震災等の影響で、建築の職人不足、資材の高騰等で、工期までに引き受けられない事態が生じており県庁舎の建替えでも2件が入札不調になっている。これが続いてくると、スケジュールがどんどんずれていくという可能性はあると思う。

【事務局】
公会堂は耐震性不足や老朽化によりこのまま利用するには危険性があるということもあり、閉館させていただくこととしている。もし、来年度以降も使用するとなると、危険性がない状態にしてお貸ししなければならない。何千万円・何億円の多額の経費をかけて2~3年間とか4~5年間だけ利用するのかということになる。そういったことは考えていない。

【委員】
公会堂はそんなに危険なのか。市役所の移転建替えのために危険な所を色々探しているのではないか。

【委員】
色んな物が本当に汚い。特に舞台裏とか行かれたら分かる。

【委員】
県庁跡地に新しい文化施設ができてから、公会堂を壊すというような措置はできないのか。

【事務局】
資料に改修できるところとできないところをまとめている。しっかり耐震の診断をして、その数値がやはり危ないというようなところをしっかり示した上で、建替えのお話をさせていただいている。決して市役所を新しく建てるために危険だと言っているわけではない。

【委員】
今からの10年間について、公会堂の問題だけではなくて、MICEの問題、県庁移転の問題、市庁舎、新幹線誘致の問題、全部10年以内なので、長崎のまちづくりのある意味骨格的なものを作るチャンスというふうに考えている。国際文化都市というのを、ひとつのキーワードとして考えると、自ずと落としどころが出てくるのかなと思っている。また、県と市の連携も重要。文化団体の方々のお立場はよく理解できるが、あまり過去のこととか現状維持にこだわると、将来の、これから先の人たちのために残すものも残せなくなる場合もあるので、ある程度の割りきりも必要ではないか。この10年のタイミングを逃すのは非常に惜しいので、できるだけ将来の文化振興に繋がるようなご意見というのも必要なのではないかと思っている。また、先ほどから意見がでてきたが、コストの問題は重要。

【委員】
何よりも一刻も早く7年じゃなく3年くらいで新たな文化施設を整備してもらわないと、長崎市内でうまくイベントができなくなる。市は体育とかそういうものにはものすごく理解が早いという印象を持っている。
公会堂は年に何度か使うが、大変危険。終わった後も、よく事故もなくイベントが終えられるなと思う。行政の判断は私は正しいと思っている。実際に使ってみると非常に危険であり、1年でも早く1500人以上のホールを、文化施設を建てていただきたい。

【会長】
公会堂を壊して、新ホールができるまでの間、ブリック大ホールの減免措置や、市民優先の抽選をやっても、果たしてそれで措置が十分なのかという話があるかと思うが、例えば、カナリーホールなども有効に活用するというのは考えられないのか。

【委員】
カナリーホールは結構、今、稼働率が高い。

【会長】
MICEが早ければ31年度に完成するという予定になっているが、機能によっては、もう少し包括的な活動もできる余地があるのではないかというご意見があった。また、空白の期間、もう少し皆さんが、豊かな文化活動ができるように、少しでも知恵を絞ってやっていく必要がある。公会堂の、継続的な活用についての意見もあったが、やはり市の財政的な措置ということを考えた上でこういう結論に達したということだろうと思う。

【委員】
新しいホールは市民にとって、こんな魅力あるホールになるよと、そういうビジョンが必要。まちづくりの視点を含めて。

【委員】
公会堂の敷地に何をつくるか県庁跡地に何をつくるかということではなく、みんなが歩きやすい、集いやすいというようなことも考えながらまちづくりをしていかないといけない。

【委員】
駅周辺の整備も進んでいるが、そういうことにも皆さん関心を持ったほうがよい。

【会長】
県庁跡地活用の懇話会の委員として参加していたが、県の担当部局もデータを持っているので、是非、県と市の協議・連携を取っていただきたい。県庁跡地にやはりホールを造るのが一番スピードが速いので、長崎市文化振興協議会の総意として長崎県に対して、あるいは長崎県の文化振興課に対して、できるだけ早急に県庁跡地に公会堂の代替施設として検討しているホールの建設の実現を図っていただきたいというような意見をお出しをする、ということについて事務局はいかがか。

【事務局】
行政だけの意見ではなくて、実際活動されている方のご意見はしっかり伝えていかなければならないと思っている。過去にこういったお声が上がっているということについては、公会堂等文化施設あり方検討委員会などの報告書はすでに渡している。

【委員】
ブリックホールは案内板などサインが少なく場所がわかりにくい。道路の目立つところにブリックホールの案内板を設置できないのか。

【委員】
車で新しいバイパスからブリックホールに行く場合は、非常に入りにくい。

【会長】
国道上の信号機などに設置できればいいが、これがなかなか難しい。

【会長】
文化活動の場として、大学のホールの利用など、色々な代替措置というものをさらに検討することが必要。皆さまの意見も出尽くしたと思う。最後に事務局から何かないか。

【事務局】
次回の協議会については、改めて日程調整をさせていただく。ありがとうございました。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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