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平成26年度第1回 長崎市男女共同参画審議会

更新日:2014年9月1日 ページID:026009

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 人権男女共同参画室

会議名

平成26年度第1回 長崎市男女共同参画審議会

日時

平成26年7月18日(金曜日) 14時00分~15時35分

場所

長崎市男女共同参画推進センター アマランス 研修室

議題

(1)平成25年度第2次長崎市男女共同参画計画の進捗状況について
(2)男女共同参画に関する調査研究について

審議結果

議題(1)平成25年度第2次長崎市男女共同参画計画の進捗状況について

【事務局】
事務局より、推進目標1の進捗状況について説明

【会長】
事務局の説明「推進目標1」について、何か質問、意見はないか。

【委員】
取組番号6「男女共同参画に関する調査研究」については、調査年(平成26年度)ではないので実績は「0」となっているにもかかわらず、評価が「5」となっている。評価「5」というのは、計画以上(100%以上)の成果が獲得できた時であり、調査年でない時は、評価を「5」にするのではなく、評価対象からはずすべきではないのか。

【事務局】
内部で協議をした際に、調査年ではないので評価から外すべきではないかという議論をしたが、目標値に対しての実績値を評価をしなくてはならないため「5」を付けた。
しかし、ご指摘のとおりであると思われるため、今後調査年ではない年度は、評価対象から外したい。

【委員】
取組番号8「人権教育実践資料作成・配付」について、所管課コメントで、毎年新しい内容を取り入れながら新しいものを作成し、毎年全教職員に配付するとなっているが、人権について毎年新しい内容を本当に記載しているのか。
また、配付する対象が同じであれば、追加した部分だけでいいのではないのか。
取組番号16「性に関する啓発講座の開催」について、所管課コメントで、講師を探すのが困難だとしているが、どういうことなのか。
取組番号17「学校教育における性教育の充実」について、先程の説明の中で、デートDV(ドメスティック・バイオレンス)防止授業とあわせて指導を行っていると聞いたが、デートDV防止授業は性教育ではないので、別項目として、事前に性教育を行ったうえで、デートDV防止授業を行うとより理解が深まると思われる。
取組番号32「有害サイトから青少年を守る取組」について、実績値が607件となっているが、607人の間違えではないか。事業実施状況の中では607人に啓発できたとなっているので確認したい。

【事務局】
取組番号8については、その啓発資料の内容のどの部分が新しくなっているのかを確認していないため、所管課に改めて確認したい。また、新任教師を啓発するために毎年配付しており、あわせて全職員にも配付している。
取組番号17については、デートDV防止授業では、講師としてDV防止ながさきの方にお願いしている。
取組番号32については、607件ではなく607人で、件数ではなく人数が正解なので訂正させていただきたい。
また、取組番号8の補足として、毎年、市立の全教職員に資料を配付していたが、今年度より全教職員に配るのではなく、ホームページに掲載することとした。ただし、資料に関しては学校単位で数冊程度配付し、ホームページは市立の教職員以外(私立の教職員や一般)の人にも閲覧できるようになった。
取組番号17の性教育について、デートDV防止授業は性教育ということにはならないが、中学校に関しては保健体育等の教科の中(体の成長)で全て入っており、学校によっては、その部分を膨らませた授業を行うなど、定着してきている。
ただ、小学校においては、まだ十分ではないが、教科以上のことは長崎県が専門員を派遣して授業を行うなど一部行われており、指定はしていないが、教科として定着してきている。
取組番号16の性教育の講師を探すのが困難であるということだが、以前、学校側から養護教諭以外に性教育ができる講師が見つからない旨の相談があったため、産婦人科医などが適している等の回答を行ったところ、今後は産婦人科医などにお願いして性教育を行いたいということであった。

【委員】
取組番号31「白ポストによる有害図書回収」について、平成24年度の回収は4,807点が、平成25年度は5,482点と600点以上も増えており、これだけ処分されたことは大変良いことではあるが、まだ、こんなに有害図書が出回っているということを見逃してはいけないと思われる。

【事務局】
取組番号31については、白ポストは市内に13か所設置されており、今後、増設する計画はないが、取組番号30にあるように、社会環境実態調査を行う中で、市のこどもみらい課の職員が市内のコンビニ等を巡回し、有害図書等が青少年の目に触れないよう置き場所等の指導等を行っている。
なお、長崎県では福祉事務所の職員等が巡回及び指導を行っている。

【会長】
それでは、「推進目標1」について、他に何か質問、意見はないか。 ないようであれば、続いて「推進目標2」について事務局に説明を求める。

【事務局】
推進目標2の進捗状況について説明

【会長】
それでは、事務局の説明「推進目標2」について、何か質問、意見はないか。

【委員】
取組番号34「市の審議会等への女性の積極的登用の働きかけ」について、各課から依頼があった時、ながさき女性・団体ネットワークに委員の推薦を依頼しているとしているが、ネットワークに特定しなくてもよいのではないのか。
取組番号37「女性の人材育成」について、目標「3件」に対し、実績「0件」だが、平成25年度はファザーリングフォーラムに研修を絞っているが、これに絞った広報しかしていないのか。こちらが希望する研修への参加相談はできないのか。この研修だったらよいが、この研修はダメだとかあるのか。
取組番号51「こども総合相談」について、年間14,360件ということは、月に1,000件もの相談があるのか。子育て支援課でそんなに多くの相談に対応できるのか。とても大変かと思われるが、この件数には何か理由でもあるのか。県の相談件数でもそこまではなかったはずである。どうやって対応しているのか。
取組番号60「母子家庭自立支援助成事業」の自立支援教育訓練給付金の支給件数が1件だったが、もちろんこの支援助成事業も必要だとは思うが、取組番号61のファミリーサポート事業のように、年に7回くらい無料で病気の子どもを一時預かってくれるなどの事業を7回以上に増やすことはできないのか。 母子家庭の方などは7回では足りない。自立支援教育訓練給付金の予算をこのファミリーサポート事業に回すこととかはできないものなのか。
取組番号63「認定こども園の促進」については、認定こども園ができたおかげで定員が増え、何人の待機児童が解消できたのか。

【事務局】
取組番号34については、各課とも、人権男女共同参画室へ依頼する前に、各種団体へあたっているが、どうしても自分たちで探せない時に、人権男女共同参画室へ相談がある。そのような場合に、ながさき女性・団体ネットワークに委員の推薦を依頼しているが、一人でいくつもの審議会を掛け持ちされている方がおられるなど、ご負担となっていることも承知しており、そういったことを解消していかなくてはならないと思っている。新しい人材を探す努力をあわせて行っていきたい。
取組番号37「女性の人材育成」については、研修費の一部を公費から補助する取り組みのため、何にでも補助をするというのは難しい。
また、今まで活動を続けてこられている方ではなく、これから長崎市の男女共同参画に協力していただける新たな人材を育成していくため、参加しやすい入門編的な内容で、全国規模の会議等に参加する方を募集したが、応募がなかった。
なお、補助金のあり方の見直しの中で、本事業は平成25年度末で廃止した。
今後は、補助金の支出という方法ではなく、他の支援の方法や育成の方法を検討し取り組みたい。

【事務局】
取組番号51「こども総合相談」の件数については、こども総合相談の延べ対応件数である。
この相談は1回の相談で全てが解決できることはほとんどなく、一人で何度も相談するケースが多く、実対応件数としては1,503件である。件数だけでなく、内容的にも困難なケースが増えており、身体的な暴力よりネグレクト(育児放棄、育児怠慢など)など外から分かりにくい児童虐待が多く、子育て支援課の職員による支援や対応も困難を極めている現状とのことである。
取組番号60.61について、ファミリー・サポート・センター事業は、確かに利用が多い事業であり、自立支援教育訓練給付金は実績が上がっていないが、どちらを重点的にというのは予算の財源のこともあるので回答は難しい。意見は所管課へ伝える。
次に、取組番号62.63の保育所の定員に関連したことだが、認定こども園の増設や定員を増やす取り組みで、どのくらい待機児童が解消できたのかということであるが、定員についての資料を準備していなかったため、所管課に確認する。

【委員】
取組番号46「ワーク・ライフ・バランスの周知・啓発」について、関連した講座を開催しているが、男性の参加率はどれくらいだったのか教えてほしい。

【事務局】
取組番号46の講座に出席した男性数だが、「パパとジイジの家事・育児」が17人中男性は5人、「私が羽ばたくのは今」は2回開催で合計40人中0人、「父子クッキング」が33人中22人、「定年後を豊かに暮らす」は2回開催で合計59人中9人、「スムージー&朝活」は2回開催で合計60人中4人、「最後までは自分らしく生きる」も2回開催で合計163人中17人で、計372人中、男性の参加は57人であった。

【委員】
取組番号46「ワーク・ライフ・バランスの周知・啓発」について、くるみんマークを取得の内容を啓発するため掲載したとしているが、その啓発により「くるみんマーク」を取得した事業所の数を把握しているのか。

【事務局】
取組番号46のくるみんマークの取得数までは把握していないため、所管課に確認した後、議事録を送付する際、待機児童の数など回答を保留した件とあわせて報告をしたい。

【委員】
取組番号70「介護への支援」について、介護支援専門員などを対象に研修会が行われたとの説明があったが、介護をしている家族のための交流会などの支援について、どのように考えておられるか聞きたい。

【事務局】
取組番号70「介護への支援」の別の指標で、介護にあたられている方への支援として、家族介護教室というものがある。回数も参加者も伸び悩んでいるという状況はあるが、大変な思いをしている方はまだ大勢いると思うので、周知・啓発に努め、効果的な実施につなげていきたい。
また、アマランスでは、昨年、アマランスフェスタの基調講演にて、長崎出身の岡野雄一さんをお招きし、「ペコロスの母に会いに行く」という演題で、認知症に関わる家族のあり方についてお話しいただき、また、当室が発行し、全世帯に配付している「情報紙アマランス」の特集のページに、男性の介護への参画という視点で、「進めケアメン(介護男子)」という記事を掲載し啓発を行った。

【委員】
取組番号75「各種相談機関との連携」の中で、職業関連の相談件数の実績値が、平成24年度は44件であったのに対し、平成25年度は75件と大幅な増加をしているが、相談内容はどのようなものであったのか、把握している範囲で構わないので教えて欲しい。

【事務局】
取組番号75の相談件数が増えているということだが、これはアマランスの相談件数であり、長崎市全体が増えているということではい。
また、アマランスでの相談内容だが、労働条件や待遇関係、人間関係もあるが働きにくさ、賃金未払い等が多かった。
なお、人間関係の部分において、それまでの統計では「その他」という区分となっていたが、複合的な話の中で人間関係の中で労働問題も含まれる等、区分がどれにも当てはまらないものが多かったため、平成25年度から区分を少し変えたことにより、44人から75人に増える結果となった。特にこの部分が顕著に増えたというものはないが、多いのは職場での人間関係や、セクハラ、パワハラ、人間関係、労働条件、賃金に関する相談が多い。

【委員】
自分の職場は労働に関係する機関なので、今後は、そのような労働問題の相談があった場合は連携したいので協力をお願いする。

【事務局】
ぜひ、連携しながら行いたい。

【会長】
それでは、「推進目標2」について、他に何か質問、意見はないか。無いようであれば、続いて「推進目標3」について事務局に説明を求める。

【事務局】
推進目標3の進捗状況と総括の説明

【会長】
それでは、事務局の説明「推進目標3と総括」について、何か質問、意見はないか。

【会長】
平成25年度の実績では色々な評価があったが、平成26年度は、これまでの実績を踏まえたうえで、この計画をよりよいものへとして欲しい。

議題(2) 男女共同参画に関する調査研究について

【事務局】
調査研究について、資料に沿って説明

【会長】
それでは、事務局の説明で、全体的なもの及び調査票の内容について、何か質問、意見はないか。

【委員】
量が多いので、いっぺんに検討は難しいところだが、設問の中で、全部とか1つとか2つとか回答の選択数が違うことが気になるが、何か意図があるのか。例えば、問4では「男女共同参画社会を進めるために、女性が増えた方がよいと思う職業や役職などは1.〜13.の中から2つ選んでください」となっているが、なぜ2つということになったのか。もし自分なら、全部が必要だと思っているのに、なぜ2つしか選べないのか。もちろん、問7のように、1.〜9.までの項目の中から当てはまるものを1つ選ぶというのはわかるが、その後の設問で、すべてとか1つとか2つとか色々出てくる。
また、問10では、突然「すべての方におたずねします。」と出てくるが、それまでの設問の対象は全ての方ではなかったのかと疑問に思った。
なお、続きを読むと、問10(2)で「現在ご結婚されている方(事実婚も含む)」というのが出てくるため、そういう意味での表現方法なのかと理解はした。このように、今の時点では文言程度しか意見できないため、内容を吟味する時間をいただければ、もう少し踏み込んだ意見ができると思うが、いかがなものか。

【事務局】
平成26年度の調査票(案)を作るに当たり、前回より4年経ったがその差や経過を見るため、前回と前々回の調査票をべースに、設問の作り方を同じにして、その結果を比較し易いようにするため、同じ選択数になっているものもある。担当と検討したところ、意見があれば、来週末(7月25日金曜日)までに、メール、電話、FAXなど送付しやすい方法で送ってもらえれば、可能な範囲で反映させ、あとは事務局で調整させていただくということで了承いただければ、ご意見をいただきたい。

【会長】
では、来週の金曜日までに、意見がある方は事務局に何らかの方法で送付すると、事務局がその意見を基に、修正をしていただくこととする。

【委員】
修正をするということだが、調査時期は8月となっており、回答〆切が9月1日となっているが、この1週間で見直して間に合うのか。

【事務局】
担当が来週金曜日までに回答いただければ、対応できるということなので大丈夫である。委員の皆様にはお手数をかけることとなるが、来週金曜日までに皆様からの意見をいただき、こちらの方で調整させていただくということで了承願いたい。

【委員】
先程、調査の整合性と言っていたが、2つ選んでというのを全部に変えたりすると、今までのデータとの整合性が取れなくなるのではないか。そこはどうするつもりか。同じ設問については、いじらない方がよいと思われるがどうお考えか。

【事務局】
年数経過を見たい設問については、変更しない方がよいと考えるが、答えにくい設問や、答える方が迷われるような設問については、わかりやすいように変える必要はあると思う。

【会長】
それでは、来週末までに、意見がある方は事務局あてに、何らかの手段で送付するようにお願いする。その後は事務局にお任せし、調査を実施することとしてよいか。

<異議なし>

【会長】
異議がないようであれば、以上で、本日予定していた議題についての審査は終了したが、何かほかに委員の皆様から意見はないか。

<意見なし>

【会長】
何もなければ、事務局から連絡事項などはないか。

【事務局】
連絡事項:アマランスフェスタ、イキイキ企業、パートナーシップ週間にかかる作品募集の募集についての案内

【会長】
他に何もないか。何もなければ、これをもって、平成26年度第1回長崎市男女共同参画審議会を閉会する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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