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平成24年度長崎市野口彌太郎記念美術館運営委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006753

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

経済局文化観光部文化財課

会議名

平成24年度長崎市野口彌太郎記念美術館運営委員会

日時

平成24年8月21日(火曜日)午前10時~正午

場所

原爆資料館2階 応接室

議題

平成23年度事業報告および平成24年度展示計画について

審議結果

(1) 平成23年度事業報告(事務局報告)

  1. 年間行事等入館状況について
  2. 過去5年間の収支状況
  3. 展示実績
  4. 第3回「野口彌太郎賞子ども絵画コンクール」

委員
「ながさきジーン」に取り上げられたライカのカメラに対する感想

(2) 平成23年度展示小委員会の審議結果について(展示小委員会報告)

委員
(五島市笠松宏有記念館との交流事業の)チラシの野口の絵が原画と色が違う。印刷会社と色合わせをした方がよかった。

委員
笠松も代表作を並べるべきだった。

(3) 平成24年度事業計画(事務局説明)

(4) 長崎市立図書館における野口作品の展示について(事務局説明)

委員
5日間という期間が少し短いと思った。集客に有効と思われるのでもっとじっくりやって行けばいいと思う。
 

事務局
来年度は開館20周年なので県立美術館の市民ギャラリーを借用して展示したいと考えている。

(5) 運営委員会の協議内容と対応状況について(事務局説明)

委員
開館20周年の図録はぜひ作るべきである。

委員
ぜひ実現してほしい。

委員
図録は大事。予算要求して作るべきだ。野口先生のことを若い人に伝えないといけない。6年間の内1回はここに来るよう教育委員会に働きかけたらどうか。英国領事館にあったころは入館者数は上々だったのに、年間入館者数が少ない。年間1万人は当たり前である。原爆資料館に来る人と美術館に来る人は違うが、ここは長崎でも有数の観光客が来るところだ。

委員
大浦にいた頃は観光客が多く入っていた。長崎市民が少ないのは以前と同じ。

委員
市民・県民が誇りを持って来るようにしないといけない。

委員
10周年は諫早と長崎でやったが、諫早と長崎では温度差がある。諫早は出身地で誇りがある。長崎は宝の持ち腐れでありがたみを感じていない。

委員
60代から70代の人は良く知っているが、若い人は知らない。忘れられていくことが残念である。学校との連携が有効である。美術館見学を校外学習の中に入れてもらえるように申し入れしたらどうか。

委員
終戦後美術館のない時代は、先生が引率して美術展を見に来ていた。

委員
先日、野見山先生が来崎されたとき、野口の作品にとても感動されたことを話してくださった。

委員
遠藤周作文学館は、中央から講師を呼んだり非常に活動している。野口は長崎だけのものではないという意識を持つべきだ。そこが欠けている。野口の絵の素晴らしさを広く紹介し、評価を高めていくことが大事だ。

委員
長崎の広報誌に野口彌太郎のコーナーを作って、毎月作品を紹介したらどうか。

事務局長
広報広聴課は1年間の予定を立ててやっているが、予定を作る前に提案してみる。市民の方に知ってもらうということで今年初めて市立図書館でやってみたが、感想を読んでみるとやってよかったと思う。こういうことを通じて市民にPRしていきたい。

委員
美術館の移転で客が減ったのはやはりPRの不足。原爆資料館の客を呼び込めないか。

事務局長
どうすれば原爆資料館から客が呼び込めるかが課題となっている。民俗資料館に人が流れれば美術館にも人が来てもらえると思う。

委員
野口先生は、永井隆先生と交流があったので、二人のつながりをアピールすることで美術館と原爆を結び付けるきっかけになればいい。窓口の担当者が来館者にそういう説明をしてくれるかどうかが大事となる。

事務局長
受付業務を委託している美術振興会とも少し話をしてみたい。

委員
美術振興会も受付で事務的な仕事しかしていない印象を受ける。昨今では美術家の芸術活動も、個人単位、自分本位で、多くの人たちと交流し芸術を広めていこうとする様子が見受けられない。

委員
この美術館は施設なのか、機関なのか。施設は箱であり番人である。機関は使命をもって活動する組織である。市としてはここが施設という考えから抜け切れていない。関わる人全てが機関としての意識を持ち積極的に動いていかないといけない。市民の宝だから大切に情熱をもって活かしていかないといけない。

委員
動きがあればニュースにしやすい。今回の移動展のようなアクションを起こしてもらいたい。

委員
英国領事館への戻りは。

事務局長
平成23年度から調査に入っていて来年度から修理に入る。予定では平成32年度までかかる。老朽化しており、耐震等の問題もあるので時間がかかる。あと8年ぐらい修理に時間がかかるのが現状である。どうやったら早くできるか考えながらやっていく。重要文化財なので国の指導もある。

委員
修理後の美術館はどうなるのか。戻るのか。

事務局長
基本的にはここは仮移転と考えている。英国領事館は国の重要文化財。展示の制約がかかるので、ここに来る前の状況という形にはならないと思う。文化財を活かし、互いの魅力が上がるそういう形での展示になると思う。

委員
重要文化財を使った展示施設がないわけではないが。

事務局長
重要文化財の場合、基本的には中をさわってはいけない。そこをどう調整するかになる。平成8・9年頃から国の考え方も文化財を見せるという方向に変化している。うまく調整したい。

委員
長崎に持ってきた時の覚書がある。英国領事館を美術館にするとはっきりうたっている。

委員
8年後、英国領事館に持って来るというそういう設計を今からやる必要がある。

事務局長
美術館を入れる形にするにはどうしたらよいか今からまとめようとしている。計画自体は今の内から作っていかないといけない。

委員
今がぎりぎりのところだ。重要文化財を守りながら公開することで建築上の問題があるか。

事務局長
いろいろと制限がある。

委員
保存しながらどう活用するか文化庁と相談したらどうか。うまくクリアできればいい美術館になる。

事務局長
周囲の環境を活かした美術館にしていきたい。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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