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平成23年度第2回長崎市図書館協議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006749

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会市立図書館

会議名

平成23年度第2回長崎市図書館協議会

日時

平成24年3月1日(木曜日)午後1時30分~

場所

長崎市立図書館3階会議室

議題

(1)報告事項

ア 長崎市立図書館の概要(利用状況)

イ 市民の声(要望等)について

ウ これまでのイベント等の実績と今後のスケジュール

(2)その他

審議結果

市立図書館の概要について資料をもとに事務局が説明

委員
資料p14で、12月に子ども料理教室というのがあるが、どういったことをされたのか。

運営事業者
図書館の1階に入っている池田屋(レストラン)と連携し、図書館のスタッフが大型絵本「ぐりとぐらのお客さま」の読み語りをして、絵本に出てくる料理を親子で作るというもの。

会長
参加者の反応はどうだったか。

運営事業者
お父さんと息子さんで参加された方もいたりした。好評で、今後も行って欲しいとの声も多かった。

委員
平成23年8月から1月までの市民からの要望を紹介していただいたが、これで全部を記載しているのか。

運営事業者
全部ではないが、同種の意見が多い。以前に比べるとかなり減っている。

委員
だんだん図書館が身近になってきていると思った。また無理な要望も減っているように感じる。いままでの図書館の活動が浸透したのではないか。図書館のご苦労に感謝する。

もう一つ思ったのは、図書館をもっと身近なものとして感じることができるように声かけとか笑顔とかが求められているなど、図書館の利用に関しての質が少しずつ変わってきたのかなと受け止められた。声かけは難しいことと思うが、より利用者の方や市民の方々の中に入っていっていただけるといいなと思った。市民と共に育っていくのが図書館だと思うので今後ともよろしくお願いしたい。

はじめまして絵本事業」について事務局から説明

委員
三重地区市民センターで読み語りをしているが、赤ちゃん連れで健診に来たときに絵本をもらったと喜んでいる方がおられた。この引換えの期限はいつまでか。

事務局
健診会場での配布日から1年である。期限が1年ということもあって、すぐには、引換えなくていいと思っている方が多くて、ある程度日数が経ってから引換えする方も多い。

委員
長崎方式のブックスタートとして始まってからまだ1年経たないので何とも言えない。もう少し様子を見てからと思うが、いわゆるブックスタートとは違うのか。

事務局
通常のブックスタートは、現地で説明しご理解いただいたうえでその場で絵本を配るのだが、長崎市は、公民館やふれあいセンター内に図書館とネットワークされた図書室があり、その図書室でも絵本への引き換えができることにしている。公民館等になじみのなかった方々を引き込むことで、公民館等の良さをわかっていただき、その後の利用に繋げるというダブルの狙いもある。

委員
ブックスタートの場合は袋に入れて手渡すことがある。絵本を引き換えるときにはブックスタートの可愛い袋などあるのか。

事務局
長崎市は、保健所で引換券を配る際にパンフレット等も含めて袋に入れて手渡しているが通常の無地のビニール袋である。絵本引換え時は、絵本のみお渡ししている。

また、せっかくの機会であり赤ちゃん用の貸出券を作ってもらうチャンスととらえている。赤ちゃんからでも貸出券を作れるということが周知徹底していないので、絵本を借りるのでも、お母さんが自分のカードで赤ちゃんのために借りている。赤ちゃんの絵本は赤ちゃん本人の貸出券を作ってもらえるよう、かわいい貸出券袋を配るようにした。

現在、貸出券のデザインは大人用子供用の区別が無いが、袋に入れれば赤ちゃん用として使えるようにしている。この貸出券袋は幼児から小学生中学生まで無料で配っている。それを自分のカードとして大切にし、またたくさん利用していただくことに期待している。

委員
自分も保健センターにボランティアで行ったことがあるので事情はわかるが、4か月の赤ちゃんを抱えたお母さんはそれだけで手一杯なので、読み聞かせで育った人は別だが、そうでなければ4か月児に配るということが理解できないようだ。

ブックスタートのときはボランティアの方が入って、実際に赤ちゃんに絵本を読んでみせるということなので、赤ちゃんでもこのように絵本を楽しむものだと見てわかるが、最初に子どもをもったお母さんは絵本に対する認識が実感できないのではと、そこがハードルのように思える。

近くであってもわざわざ公民館まで行くのが、どうしても小さい赤ちゃんをもった方は動ける範囲が限られているので、そのあたりが1年経ったらどのような結果になってくるのか、新しい形だろうと思うので、はじめまして絵本事業を楽しみに拝見させていただいている。

事務局
委員さんご指摘の件については、多くの方からも4か月では早いのではないかとのご意見を頂いている。小児科の学会等、専門家のご意見では、できるだけ早いほうがよい、必ずしも本の内容を赤ちゃんが理解できるようになってからということだけではなく、抱かれた赤ちゃんがお母さんのぬくもり、優しい声を感じることが、赤ちゃんの発達にも良いとのことです。そのため、できるだけ早い時期に、絵本をお渡しするのが、本当の意味でのブックスタートに繋がるのではないか。

渡すに際しては、できるだけすべての赤ちゃんに渡すことができるよう、健診率がほぼ100%である4か月児健診で行っています。引換えについては、引換券をもらった生後4か月から期限の切れる生後1年4か月の間でご家族が赤ちゃんのことを考えて、それでも早めに引き換えていただきたいと思っている。

委員
個人的にはそう思うが、健診会場に来ているお母さんたちは赤ちゃんを連れてくるだけで必死になっているので、そこまで意識を持つのは難しいだろう。健診会場で絵本と赤ちゃんが触れ合う姿を見て、親子ともよい感じになっていることがわかれば絵本に対する認識も変わってくると思うが、もう少し月齢が高くなってから、されているところが多いので、そのしかけをどのようにされるのか。

ブックスタートについて勉強している学生でも4か月のときに絵本をという感覚はまず持っていない。お医者さんの言うこともわかるし、自分も4か月ぐらいからできればと思うが、(絵本を)引き換えていただくまでをどのようにつないでいくかが問題であろう。

委員
はじめまして絵本事業にはいろいろ多面的な意見もあると思う。しかし、新しい事業としては、市民にとっては非常によいサービスである。はじめのうちは市民の反応も鈍いが、当分はこのような形で継続して様子をみることも一つの方法だろう。また親子にとっては記念すべき絵本になる。生まれて4か月目にいただいた本ということで、宝物になるかもしれない。ぜひ根気強く続けられてほしい。

来館者アンケートの集計結果について事務局から説明

会長
興味深い結果が出ている。前回のアンケートと基本的に同じ調査項目で実施したのか。

事務局
TRC(株式会社図書館流通センター)によるアンケートと長崎市が実施する公共施設アンケートが1年ごと交互に実施されるので、前回でなく2年前のものが同じ項目になっている。

会長
同じ項目、同じ条件でアンケートを実施したなら、2年前と今回とで結果が著しく異なる項目があったら上げていただきたい。

運営事業者
まず概要から、資料Aの図書館利用についての7項目ではあまり変化がなく、ほぼ同じ傾向にある。資料Bは満足度についてのアンケートだが、いずれの項目についても不満足が減っている。4%が3%になるなど少ない数だが、その分満足度の比率が上がっている。それは資料の充実度や職員の対応についても同じである。ただし、B-4の検索用コンピュータ(OPAC)やホームページ上の資料検索・予約・リクエストサービスのことを知らなかったという回答が前回に比べて微増している。この点については、利用者へ周知させる必要があると思う。

利用者自身については、年齢のところで60代以上の数が、前回の22.3%から今回は27.3%に上がった。2年前に比べて高齢者の利用が増えたことが特徴として挙げられる。職業の件で、数の上では高校生の比率が減ってその分無職の人が増えている。2年前の結果と比較して特徴的な点は以上である。

会長
前回調査との比較を踏まえて全般的なご説明をいただいた。これについて何かご意見は。

委員
アンケートの結果で、回収率の高さに驚いた。普通は80%を超えることはなく、せいぜい70%程度なのだが、88%もの回収率があったということは、図書館に対して関心の高い市民がずいぶんと増えたのではないかと思う。

結果を見ると、不満を持つ人が極端に少ない。教育長のあいさつにもあったが、市民に愛される図書館というものが確かな歩みを続けている結果ではないか。ひとえに事務局をはじめ図書館にお勤めの皆さんが、常に心から接していることの現われではないか。だんだん地域社会の中でも孤立化が進んでいるといわれているが、やはり人がほっとするのは、対峙する人の笑顔である。「笑顔に勝る化粧なし」という言葉がある。カウンターの皆さんや関係者が心から笑顔のプレゼントをしていただいていることの表れだろうと嬉しく思う。

このアンケートを取るときに、図書館として、このような数を期待するとか数値目標を設定していたかどうか、教えていただきたい。

運営事業者
目標値は特に無い。

委員
資料23ページの満足度の件で、調べ物について数値が低いからではないが、かなり当たり外れがあると思う。調べた結果わからなければ満足度は低いだろう。具体的には会社員なのか無職なのか学生なのかによって違うと思うので、どういう地域資料とかビジネス資料を求めて来られるのか、わかりにくいとは思うがそのレファレンスサービスの中身の傾向が見えるようだったら、教えていただきたい。

会長
図書館資料の収集方針にも関わってくると思うが、何かありませんか。

運営事業者
この項目に関してどのような資料をということは、わからない。

会長
図書館全体に対する満足度は上がっているということだった。事務局の話では貸出点数が児童書を除いて若干減っている。普通は満足度が上がっていれば貸出点数も増えるという正の相関にあると思うが、結果がそうなってないというのはどのように分析されているか。

運営事業者
この時期になって、満足度が上がっているのに貸出点数が減少したというのは、正確な分析や回答はしにくい。はっきりとした原因はつかめていない。一般的な感想を言えば、開館して4年目に入っているが、この時期になると一般市民の好奇心的な関心から少し落ち着いた利用に変わってきたとも考えられる。そのような現状だろうか。

委員
確かに貸出点数は減っているが、よく考えてみると、長崎市の人口は減少しつつある。それに比べて貸出点数はさほど減っていない。このような統計を取るときには、母集団を念頭に置く必要がある。併せて、図書館ができた当時は歩いて来ることのできた人が、高齢化によって脚が遠のく傾向になっていることもありうると思う。市民の生活様式の様変わりも頭に置いて、ただ貸出点数が増えればよいということではなく、市民の生活実態まで推測をしていくことも大事ではないか。資料を最初に見てそう思った。

運営事業者
図書館サービスの周知に関して、努力する必要がある。何らかの方法で今後の対策を具体的に考えていきたい。

委員
今の件で、人口も減るし、社会情勢の変化から本を読む時間が取れないなどの事情から、貸出点数や来館者数はそれほど伸びないと思う。その中で一定の方に利用していただくという目的をある程度満たした後は、質的な評価に変わっていくべきだと思う。図書館条例の冒頭にもあるように、市民の教育と文化の発展に寄与しているのか。貸出点数の増加がそのまま寄与しているわけではないと思う。
一般化できるとは思わないが、図書館を利用することで興味関心が高まり、いろいろな活動や勉強をするようになったという質的な評価なども示されると、それを見た市民の方が、図書館を使うとこのようなメリットがあるというモデルにもなるのでは。図書館も情報を公開して皆さんに評価していただく時代になった。

運営事業者
レファレンスの件数はややそれに近いものがあったかと思う。

事務局
微々たるものかもしれないが、平成24年度の予算が議会で通れば、新年度から小学生から大人までを対象に調べ物の学習コンクールを始める計画がある。実際、公民館などで非常に深く勉強されている方がいる。そのような方を表彰する機会を与えて、またその中でも優秀な方を全国のコンクールに推薦するといったことがあれば、また一つの深みのある図書館に対する利用のモデルをつくっていただけるのではないかと、ひそかに期待している。

委員
貸出点数のことが話題になったが、これに団体貸出は入っているのか。

事務局
入っている。

委員
団体貸出が増えれば全体の貸出も増えると思うが、アンケートに関しては個人で取っているので、必ずしもこのデータだけでは分析できないのでは。図書館が割と身近なものになって、本を借りるときも何でもいいから全部という感じではなくなっているようだ。個人的には、貸出点数がそんなに落ちなければ、利用者の方は満足されていると思う。

会長
その他いかがでしょうか。図書館サービスに関する満足度も若干上がっているということか。

委員
利用者の年齢のうちヤングアダルトの件で、図書館はとても力を入れていると思うが、この年齢層の利用率は前回に比べて上がっているのか。高齢者の利用は増えたとのことだが。

運営事業者
下がっている。

委員
少子高齢化のためにそうなるのかわからないが、市の図書館はヤングアダルトにとても力を入れており、その結果がデータに反映されているかと思って訊いてみた。

運営事業者
アンケートのタイミングが前回と違うのかも。試験期間中にかかると10代の利用は減る。

委員
アンケートは1週間足らずだから。

会長
実施時期が1か月違っている。前回は11月だが今回は10月。

委員
(10代の利用が減ったのは)それが原因かもしれない。

会長
10代の利用は前回が14.4%、今回は6.1%。

委員
はじめまして絵本事業の紹介は新聞などに掲載されているか。

事務局
市長が、6月議会補正予算計上のときに色々な事業について言及した中で、大きな三つの事業の一つとして長崎新聞に載った。それは全体の中の一つなので、はじめまして絵本事業だけを取り上げて新聞に載ったことはない。

委員
一般的な「声」のように、絵本事業を紹介すると、妊娠中の方などが、出産したら、このような事業があると楽しみにして本との出合いを出産前から心待ちにする、そんな効果もあるのかと思う。
市民からの不満がだんだんと少なくなってきていることについて、図書館というものが、学びの場であり、公共の場であるという意識が少しずつ浸透しつつあるのかと。やはり大事なことは、図書館が学びの場であり公共の場であることの意識をしっかり持ってもらうことを図書館だよりなどに図書館の使命として載せてもらえれば。また変わってくるのかなという気持ちだ。

委員
資料の調査とも係わるが、市立図書館をいろいろ調べ物の場として利用されているが、地域で大きなトピックがあれば、それに関心を持つ方がいる。長崎市の大きな政策課題について調べたいと思ったときに、調べたりできるスペースがあればありがたい。長崎市が持っている政策課題を市民にもっと知ってほしいと、そういうコーナーがあればいいのでは。もう一つ、都市部と比較するのはどうかと思うが、都市の大きな本屋に行くと、作家の方が来てお話しされたりとか、著者とふれあう機会が結構ある。長崎では紀伊国屋書店さんとかあるので、地場の作家とふれあう機会はあっても中央や世界的に活躍している作家とふれあう機会はあまりない。そのような機会を長崎の民間で用意できないのだったら、このような公の場で用意していただくと、市民の方もありがたいと思う。それから、この協議会の資料というのは、一般の方でも見られるのか。審議会の結果とか情報公開でいろいろ出ているが。

事務局
今、情報公開で出しているのは、長崎市のホームページ上にて会議録を出しているが、配布資料は出していない。先ほど説明したアンケート調査結果は、市立図書館ホームページ上に出している。

委員
もう1点質問だが、県立図書館の話で、今市立図書館の今後の運営上の役割分担とか内容を重複しないようにするような議論は、メディアで流れているもの以外に存在するのか。

会長
4点ほど挙げていただいた。まず政策課題から。

運営事業者
図書館の行政資料コーナーに、長崎市の政策課題に関する資料を集めたコーナーを設けることをこれからの検討事項としていく。2番目の著者をお招きしての講演は、過去3~4回ほど実際に行った。非常に人気があって、大勢の市民の方に来ていただいた。ただ、この1年ほどしていない。

委員
(作家を招く講演など)費用はかかると思うが今後もご検討いただきたい。

運営事業者
費用の問題もあるので、その点は申し訳ない。

事務局
長崎市のホームページ上に長崎市のいろいろな協議会での会議録をアップしているが、図書館も開館・本協議会設立以後すべての会議録を公開している。

事務局
4番目の県立図書館の問題だが、専門書とか地域資料は県立にお任せして、それ以外の一般的なものは極力市立図書館がそろえるという方法の役割分担もあるのではという議論など、市の考えは公にしているのでメディアに流れているとおりであると思っていただいて結構である。

委員
事業実績の件で、資料14ページにある図書室職員の実務研修とはどのような内容か。

運営事業者
図書室の実務研修について、これは2年以上勤務しているふれあいセンターや公民館図書室の職員さんにお知らせして、業務のうえで注意していただきたい点などの再認識と、公民館からの搬送便など図書館でその処理をしている現場を見ていただき、お互いの意見交換をする研修会である。

委員
これは抜粋で6人4人7人となっているが、1人が1日ということか。

運営事業者
2年以上の職員さんということでご案内をしているので、同じ図書室から1人来ることも2人来ることもある。

委員
全体的にこの数だと、56館の職員にしては、少ないのではないかと思うが。

事務局
基本的に新規の職員については、異動や新規採用が4月にあるので、4月の時点で実施している。だいたい2時間程度で端末の扱い方や利用者応対の仕方、図書室担当職員としての基本的な心構えとかの研修をしている。ご質問の時期の研修会は、もう一回勉強したいとかいう人を対象にしているために少人数となっている。

会長
さきほど教育長から学校の図書館司書の採用についてのお話があったが、前回も申し上げたことだが、学校図書館司書の教育も市立図書館できちんとした形で研修をやっていただければありがたい。

事務局
学校図書館の司書は、学校教育課で採用していて、学校教育課の職員が、カリキュラムを作成して、勉強する機会をつくっている。その中で市立図書館スタッフが講師として協力している。市立図書館としても少しでも役に立てればというふうに思っている。

会長
そのことはよく知っている。もう少し、市立図書館のほうで、ガイダンスする時間を増やしていただければありがたいと思う。そういう意味からの提案なので、ご考慮いただきたい。

事務局
研修内容について検討するとともに、日常の業務の不明点のお手伝いについても協力したい。

会長
他になければ私のほうから、資料28ページ、アンケート調査の満足度について、ホームページでの資料検索・予約の項目があるが、満足が17.2%、どちらかといえば満足が13.5%普通が24.2%と合せて50%を超えている。この数値が高いか低いかわからないが、実はホームページ上webOPACの使い勝手がよくないと思っている。そのあたり利用者から何か意見を寄せられたことがないかお尋ねしたい。

運営事業者
ホームページを開いて検索をする手順についての意見は出ている。ただ、仕上がったシステムなので、それを現段階で途中訂正するのは難しい。平成24年の秋から冬にかけてシステムを変更するし、12月の中旬くらいに新しい電算システムに変更するので、その折に今まで利用者から寄せられている希望についても叶えられるように検討している段階である。先生のご意見も踏まえて、改善したいと考えている。

会長
使われている方は感じていると思うが、ネットを見ていて、この本はおもしろそうだと書名をコピーしてOPACに貼り付けようにも、右クリックが利かないから貼り付けられない。こういったことはやはり利用を阻害する一つの問題ではないか。また書名が長い場合は重要語やキーワードを抽出してANDかNOTに持っていくのだが、その際に半角のスペースを入れないとうまくヒットしない。普通は日本語を全角で打つが、半角スペースのためにモードを半角にして、スペースを入れたらまた全角モードにする。そのあたりがとても使いづらいことがある。それと、(市立図書館HPの)こどもとしょかんからwebOPACにリンクされるようになっているが、さすがに検索項目などは全部ひらがなに置き換えられていた。ただ、そのような言葉をひらがなに置き換えたからといって子どもたちに理解できるだろうかという疑問がある。もっと根本的な問題は、OPACを使うためのHELP画面があるのだが、それを開いても意味がよくわからない。HELP画面を理解するためのHELP画面が要るような感じである。今度内容を改訂されるということだが、そういった点を十分にご検討いただければ利用者としては大変ありがたく思う。

事務局
PFIの運営委託が15年間となっている。そのうち5年目10年目に大幅なシステムの改修を行うことになっている。これまでの蓄積をまとめて、平成24年12月にパソコン等ハードの交換と併せて、これまでより使いやすいソフトへの大幅改修を行う予定である。利用者皆さんのこれまでの不満なところも、ある程度は解消できると思うが、漏れはないかどうか、もう一度再検証したいと思う。8月に予定している次の図書館協議会の席でも、まだ間に合うかも知れないが、システム内容について気になることがあったら早めに教えていただき、極力取り入れていきたい。

会長
ぜひ利用者にとって使いやすいものを作っていただくようお願いしたい。

会長
ひととおり出尽したようだ。このアンケート調査は2年ごとに行っていくのか。

運営事業者
そのつもりである。長崎市として市内の施設を含め、隔年でアンケートを行っており、その中に図書館も入っている。質問内容は若干違う2種類のアンケートになるが、実質的には毎年のアンケートを行い、利用者の要望等を把握したいと考えている。

会長
協議事項については、このあたりで終了とする。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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