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平成23年度第1回長崎市社会福祉審議会児童福祉専門分科

更新日:2013年3月1日 ページID:006710

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

こども部子育て支援課

会議名

平成23年度第1回長崎市社会福祉審議会児童福祉専門分科

日時

平成23年5月26日(木曜日)午後2時40分~

場所

ベストウエスタンプレミアホテル3階アメジストルーム

議題

(1)平成22年度こども部事業概要について

(2)長崎市立児童センター、児童館の今後のあり方について

(3)その他

審議結果

事務局
資料確認、こども部長あいさつ、委員紹介、事務局紹介、会の成立報告

議事(1)「平成23年度こども部事業概要について」

事務局
議事(1)「平成23年度こども部事業概要について」の説明

委員
乳児家庭全戸訪問事業費の、生後4か月までの乳児という対象は、長崎市で生まれた赤ちゃんということか。

事務局
基本的に住民票が長崎市にある方が主たる対象となっている。

会長
里帰りお産というのは、対象外ということか。

事務局
現状、住民票ベースでの児童把握という形に頼らざるを得ない状況であるために、対象としては、住民票で動いている(住民登録に基づき対象者を把握)ということになる。

委員
例えば、おかあさんの里である東京でお産して、生後3ヶ月で長崎市に帰ってきた子どもも把握できるか。

事務局
それは、個別に連絡をとりながら把握している。

委員
放課後児童クラブ情報機器活用推進事業費について、昨年度末に各クラブにパソコン等を導入してもらい、各クラブで使用しているところだが、日々パソコンに携わっていない母親や指導員が使用しているために、なかなか日常的に活用できていないというのが現状である。

一番必要な会計ソフトが導入されており、市連協としても是非各クラブで有効に活用していただきたいと思っているので、今後もいろいろと質問や、バージョンアップについてご協力をいただきたい。

事務局
便利な会計ソフト、システムを作ったということで私どもも自負しているので、今後それを使いこなしてもらうことにより、運営が円滑に進んでいくのではないかと思うので、私どもも研修会等を含めて、一緒になって進めていきたい。

委員
今の件に関して、資料の事業概要に書いてある保護者宛メール発信機能が配信されてきたことがないが、それぞれのクラブで配信していたり、していなかったりという差があるのか。

事務局
各クラブに導入しているシステムは同じだが、出欠のカードについては、インターネットに接続していることが条件なので、いろいろな事情でインターネット環境が整備されていないクラブについては、このような機能がまだ使用できないという状況である。

議事(2)「長崎市立児童センター、児童館の今後のあり方について」

事務局
議事(2)「長崎市立児童センター、児童館の今後のあり方について」の現状について説明。

会長
事務局から説明があったように、松山児童センターについては、施設の老朽化により5月3日から休館となっており、建替えも含めた検討を行い、本分科会で少し具申しなければならないのかどうかも含めて、市立の児童センター、児童館について、いろいろな課題があるかと思うが、こどもの健全育成にとっては、重要な施設であるということは間違いない。

まず、何か分からない点でもなんでもいいので、質問等はないか。

委員
資料2ページに記載されている延利用者数の推移について、松山児童センターの平成18年度、19年度について他に比べると突出して、利用者が多いようだが、特別なイベントなどがあってのことか。それとも何か理由があったのか。平成20年以降も他の館に比べると多いようだが、もともと対象児童が多い施設なのかということも加味して説明をいただきたい。

事務局
18年度、19年度に何か特別なイベントをしたというようなことは特にないが、非常に交通の便がいいということ、近隣に学校も多いことから、中学生、高校生の利用も非常に多く、全体として利用者数が多いということになっている。

会長
滑石の利用者が増えたのは、新築されたことによるものか。

事務局
非常にきれいな建物になっており、使い勝手もよくなっているので、そのせいではないかと思っている。

委員
高校生や、中学生が小学生に対して、いじめを行っているようなことは、最近はないのか。

事務局
現場から、特別な報告は受けていない。

委員
もともと、共働き世帯の増加に伴う対策として整備されたということだが、学校帰りに来る子供が多いのか、一旦帰宅してから、遊び場として集まっている子ども達が多いのか。

事務局
帰宅後に来るというよりは、帰宅途中に来る子ども達が多い。

会長
児童センター、児童館は無料で自由に来館することができる施設なので、帰宅途中で、友達と遊ぶという形のようだ。それから、松山児童センターについては、少し異質で、中高生が多いというのは、近隣に塾が多いので、時間調整という形での利用が多くなっている。

委員
実際に5つの館のうち、場所を知っているのが、松山と大浦だが、中に入ったことがない。諮問ということでの協議なので、一度見学会みたいなものができないか。

会長
次回、現地を見てから、その後協議を行うということはいかがか。

事務局
次回の開催の折に、児童センター、児童館の見学という形で実施したい。

委員
今日は現状についての説明で、次回に市の案を提案したいということだが、運営の内容についてのことなのか、これから存続していくことについてなのか、その辺が全体的に見えないので、ある程度、案があるのであれば、今の時点で提示してもらえれば、次回の会議に対する、見る目が違ってくるかと思う。

事務局
どの施設を具体的にどうするということではなく、施設の老朽化の問題もあるので遅かれ早かれ検討していかないといけないと思っている。そういった中で、長崎市全体としての児童センター、児童館のあり方について、どのような方向にもっていったらいいのかということを、施設の整備等も含めて、いろいろな観点から、議論をいただければと考えている。

会長
それは、運営に関することも含めてということか。

事務局
運営形態や事業の中身も含めましてお願いできればと思っている。

会長
学童クラブの立場から何かないか。

委員
昭和50年代に整備された当時は、保育というよりも預かり場所というような認識での整理ではなかったのかと思う。

現在は、共働き家庭が増えて、こどもを預けるのではなく、保育・生活と安全といった観点から見ると、保護者のニーズは児童クラブの方に推移してきているのではないかと考えている。そのような意味で今後、学童クラブと児童センターのあり方を検討していくことが第一歩ではないかと思う。

事務局
先ほどの、事務局からの説明に少し補足すると、長崎市は現在、児童クラブを推進しているという状況である。学童クラブと児童館は、もともと別々のものだが、社会状況が変わっている中において、学童と児童館に通っているこどもの対象の階層が、少し重複してきている。ニーズとしても、児童クラブの方が増えてきているのではないかという現状もあるので、この分科会においては、市立の児童センター、児童館の必要性という視点からも議論をいただき、必要な施設であるということであれば、市内にどのような配置をしていくのか、それから、児童クラブとの関係性をどういうふうに考えていくのか、様々な視点からの議論をいただき、さらに市として考えていきたい。

会長
今、事務局から言われた観点で、議論していきたいと思う。ほんの一部だろうが、学童に行かせるとお金がかかるから、無料の児童館に行かせているということも若干あるということも聞いたことがある。児童館はあくまでも全体的な遊びを見守るだけで、保育機能は全くないので、そのあたりをどうするのか、あるいは児童クラブとの違いをどう打ち出すのかということを踏まえ、議論していかなくてはならないと思っている。

次回に、実際に現場を見に行くという点と、長崎市としての案を提示していただくので、そのような問題点を整理しながら協議していきたい。

それから、松山の児童センターは休館になって、困っている方がいるということだが、具体的にいつごろまでに対応するということが決まっているのか。

事務局
平成23年今年の3月から実施をしている耐震診断の調査の中で、一部とても危険であるという判断があったので、利用されている方には、ご不便をかけて申し訳なかったが、平成23年5月3日から休館という形をとっている。

開館の要望も非常に多く、代わりとなる場所を探しているところだが、なかなか難しい部分もあり、いつごろ開館できるかということについては明言できないが、夏休み等に利用されている方々も非常に多いので、できるだけ早く開館したい。

会長
もう1つ質問だが、大浦児童センターの一部は子育て支援センターになっているが、子育て支援センターをこのような施設にこれから増やしていくようなことは市としてないのか。

事務局
子育て支援センターについても、市内にどう配置していくかということを含め、本年度中に議論をさせていただきたいと思っているが、特に児童館と関連してということで考えていない。子どもの分布状況や、ニーズを含めたところで考えていきたい。

議事(3)その他について

事務局
今後の会議の開催予定について、「長崎市立児童センター、児童館のあり方について」等を含め、本年度は5回程度の開催を予定している。次回の開催の折には、先ほどお話があったように現地訪問を行うという形で行いたい。正式に日程が決定したら、各委員さんに改めて会議開催の通知をさせていただく。

会長
他になにかないか。

委員
先日、長崎新聞に大丸の跡地にこどもセンターを打診しているという記事があったが、具体的にどのようなイメージを持っているのか。

事務局
現在大丸が、今の建物を建替えて、新しい形態を考えているということで、長崎市としても「浜の町」という一番の中心商店街ということで、まちの活性化や人の流れなどいろいろなものを考えた中で、ご提案をさせていただいている。こどもセンターの広さや、どのような機能か、などの話には至っていない。

会長
私からもう1つよろしいか。
桜ヶ丘幼稚園の跡地の問題で、認定こども園をつくるという話があったが、この計画はなくなったのか。

事務局
認定こども園という計画はない。

会長
その他何もなければ、審議を終了する。

(以上)

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電話番号:095-829-1124

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