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平成23年度第3回地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

更新日:2013年3月1日 ページID:006632

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

病院局管理部企画総務課

会議名

平成23年度第3回地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

日時

平成23年8月24日(水曜日)午後6時~

場所

市役所本館地下1階 議会第1委員会室

議題

1 地方独立行政法人長崎市立病院機構中期目標(案)

2 地方独立行政法人長崎市立病院機構中期計画(案)

審議結果

第3回地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会の主な意見

1 議題(1)地方独立行政法人長崎市立病院機構中期目標(案)

看護師の育成・教育等
中期計画の中でも良いとは思うが、新人看護師臨床研修制度が法律上も明記されたので、新人看護職員の研修について明記してほしい。
看護師を多数採用することが決定しているので、今後の新人の教育をどうするのか、医療従事者の育成・教育、環境整備について明記したほうがよい。新人看護師の研修については看護部だけではなく病院を挙げて行ってもらいたい。

事務局答弁
中期計画の中で記載を検討したい。
参考:看護師等の人材確保の促進に関する法律(抜粋)(病院等の開設者等の責務)
第5条 病院等の開設者等は、病院等に勤務する看護師等が適切な処遇の下で、その専門知識と技能を向上させ、かつ、これを看護業務に十分に発揮できるよう、病院等に勤務する看護師等の処遇の改善、新たに業務に従事する看護師等に対する臨床研修その他の研修の実施、看護師等が自ら研修を受ける機会を確保できるようにするために必要な配慮その他の措置を講ずるよう努めなければならない。

マグネットホスピタルとしての機能
市立病院に医師を集めるだけではなく、地域医療を活性化するために、市立病院で医師を育て地域へ医師を派遣できるような体制をとれないか。
事務局答弁
意見を踏まえたうえで検討したい。

ボランティアについて
ボランティアについては、患者の生活の質の向上の取り組みであると思うため、案内等のボランティアとレクレーションを行うボランティアに区分けをし、ボランティアの方がどういったことをやりたいのかをコーディネートする人材が必要。ボランティアは、広報ながさきで募集するだけではなく、NP体等への呼びかけを行ってほしい。

2 議題(2)地方独立行政法人長崎市立病院機構中期計画(案)

第2 住民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置

診療機能

救急医療
ER型救命救急センターに従事する職員の配置計画と救急搬送人員の目標値を明記した方がよい。
夜間救急センターにおける年間16,000件の患者の約8割は小児である。市民病院がER型救命救急センターになればかなりの数の小児の受入が必要であると考えられるため、小児救急の体制も考えておく必要がある。

小児・周産期医療
小児・周産期については、市民病院の考え方をもっと明確に記載してほしい。産科・婦人科は大学だけではなく、市民病院も充実を図ってほしい。

地域医療支援病院の機能向上
地域連携を上手く行うためにも、逆紹介率の目標値をもっと上げて、地域の医療機関との連携をさらに積極的に行うといったことがわかるようにした方がよい。
地域のネットワークを構築するということで記載されているが、もっと具体体的な項目を掲げたほうがよい。

医療安全対策の充実

  • 患者側に立つ専任の職員を設置したほうがよい。
  • 医療事故調査委員会についても記載したほうがよい。

院内感染防止対策の実施
院内感染を担当する医師・看護師のスキルアップが一番大事である。

マグネットホスピタルとしての機能

マグネットホスピタル
女医が非常に多くなってきており、大学病院は、家庭に戻った女医の方を再教育しながら麻酔科等で入ってもらっている。市民病院としても、医師を集めなければならない中で医師が集まる何かを打ち出していくとよい。

住民・患者サービス

まち時間の改善
急性期等を扱う大きな病院になってくると、その日のうちに検査から診断までを行うため、待ち時間はどうしても長くなると思われる。
時間がかかるということを患者に納得してもらう説明を行うか、時間がなければまた来てもらうようにすればよいのではないか。

患者アンケート
外部のコンサルに委託するなどして、定期的に調査するなど効果を追求するような色々な方法も検討してみてはどうか。

職員の接遇向上
研修の開催だけでなく、外部から接遇状況を見て回る人を導入し、それに対し院長が積極的に介入する等を行ったほうがよい。外部から現場を見て回る等を行った方がより効果があるため、そういったことも検討してはどうか。

第3 業務運営の改善及び効率化に関する目標を達成するために取るべき措置

事務部門のレベルアップ
医事部門など、同じ部署に長くいてもキャリアアップができ、職員のモチベーションを向上させるような制度を考えたほうがよい。

第4 財務内容の改善に関する目標を達成するためにとるべき措置

給与費比率
給与費比率の注意書きで退職給付引当金を含めないのはなぜか。

職員の経営状況の理解
医業外収益等の見方など具体的な見方や現状を職員に周知することで、職員一人ひとりの仕事に対する考え方もかわってくるのではないか。

第9 剰余金の使途

  • 職員への手当にも充てられるようにしてはどうか。
  • 剰余金は、民間においては組織の体質を良くするために充てている。大学等も職員の育成や定着のために充てている。
  • 剰余金については、使ってしまうのではなく債務償還に充てるといったことはできないのか。

(補足)詳細な会議録は市政資料コーナー又は長崎市病院局ホームページに掲載

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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