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平成22年度第1回 長崎市社会福祉審議会児童福祉専門分科

更新日:2013年3月1日 ページID:006584

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

こども部子育て支援課

会議名

平成22年度第1回長崎市社会福祉審議会児童福祉専門分科

日時

平成22年5月27日(木曜日)午後3時5分~

場所

ベストウエスタンプレミアホテル3階アメジストルーム

議題

(1)平成22年度こども部事業概要について

(2)長崎市児童福祉費負担金(保育料)の改定について

(3)長崎市放課後児童クラブの今後のあり方について

(4)山里地区子育て支援センター「ふわり」の閉館について

(5)その他

審議結果

議事

(1)平成22年度こども部事業概要について

  • 子どもの年齢区分に応じた主な施策の展開
  • こども部の概要
  • 平成22年度こども部事業概要

(2)長崎市児童福祉費負担金(保育料)の改定について

(3)長崎市放課後児童クラブの今後のあり方について

(4)山里地区子育て支援センター「ふわり」の閉館について

(5)その他

出席者
委員 17人  事務局  18人  報道関係 1人

事務局
資料確認、こども部長あいさつ、委員紹介、事務局紹介、会の成立報告

会長選出

会長
副会長指名

議事(1)「平成22年度こども部事業概要について」事務局の説明をお願いします。

事務局
「平成22年度こども部事業概要について」の説明

会長
今の説明について、質問等はないですか。

委員
予防接種費は年々減っているのか、増えているのですか

事務局
現在行っているのは、3種混合、風疹、麻疹等の定期予防接種で平成20年度は4万9千人の方が接種を受けています。

平成21年度についても、現在集計中ではありますが、前年度と同じくらいの接種件数が見込まれています。
定期予防接種の他に、乳幼児のインフルエンザの予防接種を行っています。
今後、他都市の状況をみながら、長崎市としても検討していくこととしています。

委員
乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)について
(昨年度の出生数、何人体制で訪問していますか)

事務局
所管課で把握している、訪問数は3,357人で、これから専門的な訪問が必要な件数を差し引きまして、3,289人を民生委員さんに訪問していただいています。 訪問していただく民生委員さんは、研修を受けた方が600人いらっしゃいますが、実際訪問しているのは、地区によって決まっていますので、600人すべてが訪問しているわけではありません。
昨年度の状況としましては、現在集計中ではありますが、83.4%約2,800人程度の訪問を実施しております。

委員
国のこども・若者育成支援法に関連した事業は、こども部にはないのですか

事務局
こども・若者育成支援法に基づき、協議会を作る必要がありますが、現在どこの所管でつくるか(商工・こども部・教育委員会・福祉保健部など)関係部局で今後協議をしていく必要があると考えています。

会長
全体会で諮問がありました、「長崎市児童福祉費(保育料)の改定について及び「長崎市放課後児童クラブの今後のあり方について」の2件につきまして、本日は、事務局より諮問に至った経緯などを説明していただき、次回から協議を行っていきたいと思います。

会長
まず、議事(2)「長崎市児童福祉費(保育料)の改定について」事務局の説明をお願いします。

事務局
「長崎市児童福祉費(保育料)の改定について」の説明

会長
今の説明について、質問等はありませんか。

委員
国は、階層区分の変更を行うということですが、長崎市は変わらないということですか。

事務局
長崎市としての、改定案が今のところ出来ていませんので、次回の審議会の折には、改定案をお示ししてご協議いただきたいと考えています。

委員
国が示している、73万4千円の区分は、収入に直すとどのくらいの収入世帯になるのですか。

事務局
世帯の状況によって様々ではありますが、だいたい1,300万から1,500万ぐらいになるのではないかと推察しています。

委員
長崎市における、保育料の階層ごとの分布状況についてのデータを次回の会議の折には、提供していただきたい。その際、長崎市において分布割合の多い世帯がどのくらい減額されるのかも審議の材料になるかと思いますのでよろしくお願いします。

会長
議事(3)「長崎市放課後児童クラブの今後のあり方について」事務局の説明をお願いする。

事務局
「長崎市放課後児童クラブの今後のあり方について」の説明
本件については、臨時委員を5人新たに加えて、委員22人でご審議いただくこととしております。

会長
今の説明について、質問等はないですか。

委員
質問(1)
新たに加える臨時委員について、どのような方々を任用する予定としていますか。任用の構成についてお伺いしたい。希望としましては、現場の当事者の意見が届くように指導員のOBなどの専門的な方をお願いしたい。もし、保護者代表や指導員を任用するのであれば、会議の開催時間についても配慮していただきたい。
質問(2)現在の公募の状況について話せる範囲で聞かせていただきたい。

(意見)

  • 放課後児童クラブの設置運営基準をつくっていただき、大変ありがたく思っているのですが、学童保育連絡協議会としましては、保育の内容等につきまして、保育指針の第1次版を策定していますが、それを今後本会議に紹介させていただき、審議の材料としていただきたい。
  • 各運営団体において、徐々に改善はされているものの、いまだに、脆弱な財政基盤性が否めない。当事者側としましては、運営者に無理をお願いしているのも現状であります。今後の議論の対象とはならないかと思いますが、今後も現場の声として発言をさせていただきます。

事務局
(1)臨時委員の件につきましては、今回の諮問の内容が放課後児童クラブの実態にかかわることでありますので、希望としましては、運営委員会や社会福祉法人の代表者の方などの、放課後児童クラブの運営にかかわっている方を4人、公募で1人の5人構成でお願いできればと考えております。
(2)公募の状況でございますが、現在2人の公募があっております。その方々につきましては、事務局の方で選考会を開きまして、決定したいと考えております。
また、ご意見につきましては、貴重な意見をいただきましたので、次回以降の会において、協議の参考にさせていただきたいと思います。

会長
ただいま説明がありました「長崎市児童福祉費(保育料)の改定について」及び「長崎市放課後児童クラブの今後のあり方について」の2件につきましては、次回以降実質的な協議を開催していきたいと思います。

会長
議事(4)「山里地区子育て支援センター「ふわり」の閉館について」事務局の説明をお願いする。

事務局
「山里地区子育て支援センター「ふわり」の閉館について」の説明

会長
今の説明について、質問等はないですか。

会長
議事(5)のその他について、事務局からお願いします。

事務局
次回のスケジュールについての説明

会長
その他、本日の内容についてや、次回以降の会議についての要望など、委員の方から、ご意見等はないか。

委員
放課後児童クラブについて、希望する児童さんはすべて、希望するところに受け入れられている状況ですか。

事務局
放課後児童クラブにつきましては、定数が保育所のように定められていませんので、待機児童の把握が非常に難しいところであります。
こどもみらい課で把握している分については、A児童クラブに入りたいが、断られたという数が、10人から20人くらいありますが、その方々もB児童クラブに入っているという状況もありますので、待機児童の実数としてとらえるのは難しい状況です。

委員
放課後児童クラブについてですが、未設置校区はどのくらいありますか。今回、今後のあり方ということで提言を頂いていますが、長崎市独自のやり方、補助の改正ということも含めて考えてよろしいのでしょうか。

事務局
未設置校区につきましては、現在16校区あります。また、大規模クラブの解消については、7箇所あります。
今後のあり方についてですが、基本的には運営面の資質の向上と安定面についての運営主体と行政の関わり方ということについて検討していきたいと考えております。
長崎市の場合は、民設民営で補助金を交付する方式で行っていますが、中核市で見た場合、同じ方式で行っているのが6市、他は主に直営や委託などで行っています。しかしながら、長崎市の補助金方式が悪いということはありません。長崎市においては、保護者中心の運営主体がかなりの負担をしており、限界にきているのではないかと思っています。このあたりの運営主体についてのあり方について、ご協議いただきたいと考えております。

委員
私自身も、学童クラブの運営委員をやらせていただいておりまして、木永委員が言われたように、財政基盤が弱いことと、学童保育の方針を誰が出すのかという問題があります。ある意味、子ども達の一番大切な場所でありますので、いい形のものができるように協議をしていきたいと思います。

委員
先ほど、事務局から説明があった、未設置校区や待機児童の問題について、補足いたしますと、状況の説明としましては、児童数が少ない学校区においては、学童クラブを設置することはほとんどありません。市内全域回ってみますと、小学生がどのくらいいるのかということと、新規でマンションとか団地が建つとかいう地域については、学童クラブに対する需用が増えてます。その一方で、ある程度小学生がいなくなってきている、一昔前の大型団地のようなところについては、学童クラブの児童数が減っている状況です。このようなアンバランスな状況がでてきている中で、学童クラブの配置がとても難しくなっています。ここ数年については、学校選択性の導入についても学童クラブに大きく影響しています。
2つ目は、需用と供給の関係からすると、自分の家の近くの学童であるとか、それぞれの学童の保育の内容や、家庭の事情で学童クラブを選ぶということもあります。このような、需用と供給をどのように行政の方で考えていただけるのか、という課題があります。
もう1つは、運営の問題で一番悩ましいのは、万が一事故が起きた時に責任を誰がとるのかということです。運営委員会団体の委員長はたいていが保護者会の会長や、地域の連合自治会の会長であるだけであり、個人で責任を負いきれるわけではありません。そのような時に、行政との責任の分担をどのように考えていくのかというのが、大きな問題であります。
したがって、行政と実際に運営に係っているものとの関係のあり方や、需要と供給に対する問題について、今後いろいろ協議をいただければと思っています。
ただし、保護者が運営に係ることが、まずいということではありません。子ども達のことについて、学童クラブを通じて保護者の方に関心をもっていただき、また保護者同士の交流ができるというとても大きなメリットもありますので、決して負担ばかりではないということも理解していただきたいと思います。

会長
他に何も無ければ、本日の分科会について終了したいと思います。
では、進行を事務局にお返しします。

事務局
次回の会につきましては、7月の下旬ごろを予定しております。正式に日程が決定しましたら、各委員さんに改めて会議開催の通知をさせていただきます。
では、これをもちまして平成22年度第1回社会福祉審議会児童福祉専門分科会を終了させていただきます。本日は、長時間に渡り、誠にありがとうございました。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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