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更新日:2013年3月1日 ページID:006574
福祉保健部健康づくり課
平成22年度第1回長崎市食育推進会議
平成22年6月24日(木曜日)午後2時~
長崎市消防局庁舎5階講堂
事務局より平成22年度食育関連事業計画及び平成19年~21年度事業実績について説明
委員
健康づくり課関係の「健康長崎市民21」会議で参加推進委員の延べ人数が年々減少していることと、同じくイベントで参加者数が年々減っているのはなぜでしょうか。
事務局
まず、会議の参加推進委員数の減少については、会議の開催回数が減少したことに伴い、延べ人数が減ったものであります。それから、イベントの参加者数減少については、開催場所が室内であったり屋外であったりしたことが参加者数の差になっております。いずれにしましても、今後増やしていきたいと考えております。
委員
子育て支援課関係事業で、お遊び教室・子育て講座を市内全域ではなく、例年三川地区と茂木地区だけで行なっているのはなぜでしょうか。
事務局
子育て支援課関係につきましては、本日担当課が出席しておりませんので、確認をとりまして、本会議議事録送付の際にご回答させていただきたいと思います。
委員
健康づくり課関係で、若年層向け情報誌への食育記事掲載とありますが、どのような配布の方法をお考えでしょうか。
事務局
これに関しましては、これまで広報ながさきの折込みとして食育記事を、全世帯に配布しておりましたが、若年層が広報ながさきをなかなか読んでいないのが実情であります。そこで、若年層が好んで購読する長崎プレスなどに食育記事を掲載することで、周知啓発を図ってまいりたいと考えております。
委員
幼児課の方にお尋ねですが、「食物アレルギーと保育所給食」の研修会の内容はどういったものをされているのですか。又保育所で働いている調理員さん、栄養士さん、保育士さん、事務員さん等参加は自由なのですか。
事務局
この研修につきましては、各保育所の調理員さん1人~2人参加していただいて研修をしております。食物アレルギーについて、最近こどもさんに多くなりまして、アレルギー除去食を、どのようにしたら他のこどもたちの食事とあまり変らない見栄えと内容のものを提供できるかなど、保育所を中心に支援しています。
委員
あともうひとつ、食中毒の防止について食材の確保にどのようなことを注意されていますか。
事務局
食中毒を防止するためには、その日使う物をその日に納品していただく。なるべく、冷凍食品ではなく生の鮮度の良いものを購入していただくこと。そのように、お願いしています。こども達の健康増進においしい食材でおいしい給食にふれていただくように、日頃から一生懸命工夫しています。
委員
健康づくり課関係でございますが、健康長崎市民21での食育について詳しくお聞かせいただけませんか。
事務局
健康長崎市民21では、健康全般に関することを実施しているため、食育活動を単独で行なっているわけではございませんが、様々な健康の分野に食育を絡めた形で進めていきたいと考えております。
委員
健康づくり課関係の若年層向け情報誌への食育記事掲載と弁当調理コンクールについて、詳細が決定していましたら、お聞かせください。
事務局
若年層向け情報誌への食育記事掲載につきましては、食育関係記事のシリーズで何度かに分けて掲載していきたいと考えております。
コンクールにつきましては、ながさきの食推進室が進めています、「食卓の日」賛同団体の企業から独身男性を推薦していただき、各人が調理した弁当を審査するというものでございます。このコンクールを開催することで、若年層の食への意識が変わるきっかけになればと思います。
委員
長崎市では様々な部署で、食育関連事業をされていますが、それぞれの部署が共通認識を持たれているのでしょうか。
事務局
それに関しましては、食育関係部署が開催する会議にはそれぞれの関係課が出席し、事前の打ち合わせなどをしたうえで事業を実施しております。また、健康長崎市民21でも同じですが、庁内だけでなく関係団体とも関わりながら、庁内外が連携して事業を推進してまいりたいと考えております。
委員
今後職員の人事異動などもあると思いますので、引継ぎ等をしっかりしていただきたいと思います。また、様々な事業を実施すると思いますが、時間に余裕を持った広報を行なっていただきたいと思います。
委員
先程から健康長崎市民21のお話がでていますが、これは出前講座等をおこなっていますよね。私達もよく利用させていただいていますが、非常に良い事業だと思いますので、このようなものと食育を絡めていくのも良いと思います。
事務局
今お話しいただきました、出前講座につきましては、要望があれば運動教室や生活習慣病予防教室等を開催いたしますので、ぜひご活用いただきたいと思います。
委員
野母崎や琴海などの旧町では、食と健康を絡めた教室や講座があっていますが、旧市内ではなかなかそういったものがないような気がしますが、行なっていないのでしょうか。
事務局
旧町につきましては、合併以前から食生活改善推進協議会というものがありまして、独自に、食だけではなく健康についての活動もされておりました。旧市内の活動におきましては、資料に掲載はしておりませんが健康についての活動も行なっております。また、組織統一もあっていますので、今後さらに活発に活動してまいる予定でございます。
委員
やはり食生活改善推進協議会活動は調理実習だけですか。
委員(食改協議会会長)
調理実習もしますし、体操や食事バランスガイドを使っての栄養指導などもしています。
委員
幼児課関係で、調理員に対しての研修会等は開いておられますが、保育士さん向けに開いているものはあるのでしょうか。
事務局
給食担当保育士向けの研修も行なっておりますが今回は資料に掲載しておりません。
委員
様々な事業を載せていただいていますが、これまでの事業の経緯や重点的に行なうものなどが分かるような資料作成をお願いしたいと思います。
事務局
事務局より食育推進計画進捗状況について説明
委員
この資料のもとになっているアンケートはどのような人を対象にしているのでしょうか。
また、食育に関心を持っている市民の割合が減っていることについて、どうお考えでしょうか。
事務局
アンケートの大半は、毎年企画財政部が行なっている、市民意識調査というものです。これは、市民2,000人を対象に実施し、700人程の回答をいただいております。
食育に関心を持っている市民の割合については、計画を策定した当初の方が、メディアで取り上げられることなどもあり、関心は高かったのではないかと思います。そこで、先程も説明しましたように、若い世代への食育周知活動を積極的に行うことで底上げを図っていきたいと考えておりますが、なかなか即効性というものは難しいと感じております。
委員
3番目の学校給食における地場産物を使用する割合についてですが、水産物に比べ農産物の割合が低いのは何か理由があるのでしょうか。
事務局
行政指導としては、長崎市内の小、中学校の給食を行なっている学校の内22校をモデル校に指定し、地産地消を推奨しています。長崎伝統野菜、最近ですと、筍とか蓮根などを給食に使っていただきたいと推奨はしているのですけれどもなかなか思うようにはいきません。
委員(小学校勤務栄養士)
小学校で地場産物導入のモデル校になっているところは、献立が早い時期に決まるので、その時期に地場産物がとれれば提携した会社に納入していただいています。しかし、季節や天気等によってどうしても作物を納入してもらえない場合があります。モデル校といえども満足できる状態ではない。
さらにモデル校になっていない一般の学校では、直接市場から食材をとりよせていますが、長崎市内の市場では地場産物を取り扱っているところが少なく、なかなか手に入らない状況です。
委員
最近はメタボの情報が多すぎて、高齢者は間違った解釈をしていることが多いです。高齢者に対しての栄養指導などをしていただけると非常に助かると思いますが、どうお考えでしょうか。
事務局
健康づくり課では、20歳から65歳までの方を対象に各自治会で栄養指導等の出前講座を行なっております。20歳から65歳までが対象とは言いましても、やはり70代80代の方々も数多く聞きに来られています。確かに過度の報道等で間違った情報が流れていることもあるかと思いますが、健康づくり課には管理栄養士もおりますので、講座などを開いてぜひ利用していただきたいと思います。
委員
若い人達が色々なサークル活動をしていると思いますが、そのような活動に食育の実習などを盛り込んでいったらどうでしょうか。そして今の人たちは、印刷物は見ないので、テレビなどをもっと活用したら良いと思います。
事務局
若い人達、特に若いお母さん達は料理サークルみたいなものに通っているとよく聞きます。長崎市でも食改協議会や各公民館講座で料理教室を行なっていますので、さらなる周知啓発を図り、利用していただけるようにしたい。
委員
30代の女性と中学生の朝食摂取率が高いところをみると、子供が食べると親も食べる、または親が食べると子供も食べるということではないでしょうか。20代30代の男性の欠食率が高いのは、独身で1人暮らしをしている方が多いからではないでしょうか。
あと、計画当初と現在ではどんどん食育の現状もかわっていっていますので、アンケートの質問項目をかえていっても良いのではないでしょうか。
委員
若い世代のお母さん達は、食育に関心がないわけではなく、とても興味を持っています。関心を持たない世代の底上げも大切ですが、関心を持っている方々への講習会等も必要かと思います。
委員
小さい子どもさん達への食育は、もちろん保育園などでも行ないますが、家庭で行なうことが主になってきます。その家庭で食育を行なうのはお父さん、お母さんです。やはり、若い親世代の多くいる事業所での食育活動をもっと積極的に行なっていくと良いと思います。
委員
現在もながさきの食推進室が賛同団体に呼びかけて、食に関する会議を開催していますが、各事業所の職員をそういう会議に順番に出席させるのも、1つの広報手段かと思います。
事務局
賛同団体や長崎市役所では毎月19日の食卓の日には、家に帰って食事をとりましょうと呼びかけ等を行なっています。
委員
若いうちは非常に元気がありますので、朝食を摂らなくても平気で仕事などができます。若者の場合は、生活習慣全てを見直さなくてはいけなくなるので、朝食を摂らせるというのは難しいかと思います。
事務局
長崎市では平成19年に長崎市食育推進計画を策定しましたので、最終年度は来年度となりますが、国ではそれより1年早い平成18年に計画を策定しておりますので、今年度が5年計画の最終年度となります。お手元にございます資料のとおり、国では次期計画を策定する意向であります。長崎県に確認したところ、県でも策定予定だということです。
長崎市といたしましても、少々先の話にはなりますが、平成23年度計画終了後に国の計画に準じて次期計画を策定することとしたいと考えておりますので、その際は現在同様ご協力をお願いいたします。以上
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