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更新日:2013年3月1日 ページID:006573
理財部契約検査課
平成22年度第5回入札監視委員会
平成23年2月17日(木曜日)午前10時~午前11時55分
議会第1応接室
事案審議
委員
入札参加を否認とした具体的な理由はなにか。
事務局
参加条件として水道施設の施工実績を求めていたが、工業用水施設の実績しかなかったため入札の参加を否認した。
委員
屋根はコンクリート製なのか。耐用年数はどのくらいなのか。
事務局
上部を樹脂で覆い空気を送りドームの屋根を造る。それを型枠としてコンクリートを流し込む。一般的には40年から50年の耐用年数であるが、実際はそれ以上である。
委員
このような工事であればいろんな工法があり、総合評価で技術的な提案をさせてもよかったのではないか。
事務局
今回の施設は、全国ではありきたりのタンクであり、通常どおり設計し発注した。
委員
参加申込みは16者で入札参加は4者となっている。他の業者は入札辞退ということか。
事務局
16者とも入札参加資格に適合していたが、積算の結果、利益が出ない等の判断で入札書を送信しなかったものであり、辞退ということでよいかと考えている。
委員
辞退した業者も入札執行書に記載するべきではないのか。
事務局
入札執行書の記載は、応札した者に限っている。最終的に参加しなかった者を入札執行書に記載するのはどうかと考える。他都市の状況を調べ研究したい。
委員
入札参加は1者だが、他に資格があるものはいたのか。
事務局
全国で3者確認ができている。
委員
この工事はどのような仕組みになっているのか。
事務局
鋼管に電気を流すことにより、イオン化を防ぐものである。
委員
耐用年数はどのくらい延びることになるのか。
事務局
通常40年の寿命が、プラス10年~20年は期待できる。
委員
何もしなければ赤錆がでるのか。他の個所でも行なっているのか。
事務局
錆びると管の破損につながり、多くの家庭が断水となる。影響が大きいところは同様の工事を行なっている。
(質疑等特になし)
(質疑等特になし)
委員
入札参加を否認とした具体的な理由はなにか。
事務局
1者は施工実績調書の送付がなかった。もう1者は、施工実績が今回の参加条件に見合わなかったためである。
委員
現在の最低制限価格の設定方式は、高めに入札することで平均を上げれば、低く入札した業者は落札できなくなる。税金の節約の面で考えると適当ではない。今後どうされるつもりか。
事務局
最低制限価格の設定に際し、入札傾向を反映させるということを考え、現在の設定方式を行なってきたが、来年度からは、システムを改修し、平均方式ではなく別のやり方を考えている。
委員
改修が必要なシステムとはパソコンのソフトなのか。
事務局
電子入札は、入札書の送付から開札までインターネット上で行なっており、最低制限価格を見直す場合、電子入札システムを改修する必要がある。
委員
新しい制度はもうできているのか。
事務局
原案は固まっている。市長の意見を踏まえ決定する。
委員
次回の委員会で、新しい最低制限価格の設定方式について議論することとしたい。
委員
入札の参加を否認した業者の所在地はどこか。
事務局
市内業者である。施工実績調書を送ってこなかったため入札の参加を否認した。
委員
施工実績を官公庁との契約に限定すると、対象を狭めることになる。エレベーターの工事は民間でもある。必要な制限なのか。エレベーターはどこが設置したのか。
事務局
エレベーターは三菱電機製である。
委員
設置した業者以外保守に参加しないという暗黙の了解があるのではないか。
事務局
メーカーは技術者を絞るだけ絞っており、年に参加する工事を選んでいる。この程度の工事はメリットがないと判断している。設置メーカーが倒産した時は相談に乗ると言われている。
委員
施工実績を官公庁のみではなく、建築物の規模、面積等で絞れば参加者が多くなるのではないのか。
事務局
民間の工事は契約内容が確認しにくい。官公庁であれば工事内容、設計内容を確認できるため官公庁に限っている。
委員
民間工事であっても、同規模工事の具体的な図面等出せばそれでよいのではないのか。
事務局
従来から官公庁に限っていたが、事業課と協議し、幅広く参加できるよう方策を取りたい。
委員
動く歩道はどこにでもあり、施工可能な業者は他にもいるのではないのか。随意契約にする必要があったのか。
事務局
最近の動く歩道は、パレット式の金属製が大半であるが、グラバー園のものはゴムベルト式であり2社しかない。
委員
設置時期はいつか。
事務局
昭和49年である。
委員
年間のメンテ費はどのくらいか。
事務局
月2回の点検で年間280万円程度である。
委員
見積率が99.7%と高い。1回の見積で決定している。
事務局
随意契約では見積率が予定価格に限りなく近い場合があるが、予定価格の積算に当たっては、何度も見積を取り精査している。相手の定価そのままではなく削減を加えている。エレベーター等の査定率は、1割程度低くしている。
委員
大波止方面へ行く方の施工距離が短いが、何か理由はあるのか。
事務局
大波止方面は前年度に施工しており、今回は残りの部分を施工する。
委員
舗装工事は特殊であり、入札参加資格を絞っているとのことだが、落札率が他と比べて高い。改善できないのか。
事務局
舗装工事を施工するには、技術者の確保や特殊な機械の維持管理費などの経費がかかる。業者に聞き取りをしているが、他の土木系工事と同様にはできないと聞いている。
委員
指名停止措置要領の中で、贈賄の容疑で逮捕又は逮捕を経ないで公訴を提起された時に指名停止するとなっているが、刑の確定前に指名停止としてよいのか。
事務局
指名停止は処分ではなく措置であり、任意で定めることができる。刑が確定するまで長い間待って行なうのはどうかと思われる。なお、指名停止措置要領は国のモデルに基づいて策定している。
他都市の状況等調べ、資料を準備した上で次回の委員会で詳しく説明したい。
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