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平成22年度第2回 長崎市環境審議会

更新日:2013年3月1日 ページID:006558

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

環境部環境保全課

会議名

平成22年度第2回 長崎市環境審議会

  • 日時:平成22年8月27日(金曜日)午後2時~午後4時
  • 場所:長崎県市町村会館 4階第1会議室

議題

  1. 長崎市第二次環境基本計画の施策体系(案)について
  2. 平成22年度版長崎市環境白書について(報告)
  3. その他

審議結果

議題1 長崎市第二次環境基本計画の施策体系(案)について

委員
単純な質問ですが、1ページの循環型社会のところに循環資源がありますが、そこに1.発生の抑制の推進とあり、リフューズとなっています。リデュースに該当するのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
事務局
4Rですけども、リフューズ、リデュース、リユース、リサイクルということです。2.番目のごみ減量の推進(リデュース)というのは、減らす、減少させるという意味ですので、ごみの減量はリデュースでいいと思います。リフューズですが、不要なものを買ったり、貰ったりしないということで、パンフレットに載せております。文言の表現を考えてみたいと思います。
事務局
少し補足して説明をさせていただきます。国の方は、3Rという言い方をしています。国の3Rの方は、リデュースを使って、今ここで記載をしているリフューズ、リデュースを統合した考え方で、リデュースという言い方をしています。多分その辺をお聞きになられて、お話されているのではないのかと思いますが、長崎市では、以前からリフューズ(断る)、そこが大事ではないかということで、4Rの中でリフューズ、リデュースの順で使っています。
会長
そうしますと、1.番と2.番の日本語の訳のとらえかたはいいのですかね。1.番の抑制は、リデュースではないということでいいですか。
事務局
今ここに書いている発生抑制の推進(リフューズ)は、忌避する、回避するという意味があり、不要なものを買わない、使わないという趣旨ですから、この言葉のとおりでご理解いただきたいと思います。
委員
循環型社会形成推進基本法では、日本語では、リデュースが発生抑制の推進となっています。そこが、多分リンクされていると思いますので、そこを断るという内容に、1.番のところを書き換えた方がいいと思います。分かりずらいということで、言われていると思いますので、このままというのは違和感があると思います。
会長
ここは、事務局で検討してもらえないでしょうか。
事務局
発生抑制の推進のところを再検討したいと思います。
委員
長崎市では、4Rの推進を行っているということですが、実際リサイクル率を全国的に見てみると、リサイクル率は、17パーセントから20パーセントぐらいです。リサイクル会社がたくさんありますが、かなり倒産するなど、会社が立ち行かない状況があります。水俣市を訪問したとき10社ぐらいあったリサイクル工場がすでに半分は倒産しているという状況です。将来的には、2Rの方向で努力していったほうがいいと思います。なぜなら、地域住民としてはいらないものは買わない、再使用をすることが大事だからです。それから環境教育に力を入れていただいて、ライフスタイルを見直すことも含めて、いろんな議論をしていただくことがこれから大事なポイントになると思います。
会長
将来的にはリサイクルの商品を使わないとならないので、リユース、リサイクルをはずすことはできないと思います。
委員
取り組みの柱、自然との共生のところで、環境に配慮した農業の推進とありますが、これは、どちらかというと広い意味でのふれあいになるのではないか。里地里山と環境に配慮した農業は非常によく似た意味があると思う。これを下の段に移したほうがいいのではないか。上の段ですけど、時代に配慮したという説明がありましたが、そうであれば生物多様性の保全などの言葉をぜひ入れるべきで、生物多様性国家戦略会議もありましたし、そういう言葉を中に入れたらどうかと思います。
事務局
今ご指摘がありましたように、時代背景を考慮しながらこの件については、検討させていただきたいと思います。
委員
7ページの5番、施策体系の主な変更点のところになりますが、生活環境、循環型社会ときて、自然との共生とありますが、自然環境としたほうがこの並びではしっくりくるのではないかと思います。
事務局
今のご指摘の件ですけど、基本的に今回の見直しというのは、市民の皆さんに身近な計画として、親しみを持ってもらうことを主眼においての見直しですので、そういう点から、分かりやすいように共生という言葉を付加しているのですが、全体的なバランスの中で、ご指摘の趣旨も踏まえて、検討させていただきたいと思います。
会長
ほかにご意見はないですか、特にご意見がないようでしたら検討事項が二つありましたが、これらを踏まえて、この施策体系案で進めていただくことで承認いただけますでしょうか。
委員
異議なし

議題2 平成22年度版長崎市環境白書について

(報告)
委員
概要版の4ページですけども、自動車排気ガス測定局の達成状況の図がありますが、市役所の部分で赤色の煙が非達成、白色の煙が達成となっていますが、ひとつが灰色になっている。これは測定していないという意味でしょうか。
事務局
ただいまのご質問ですが、市役所の一酸化炭素につきましては測定を実施していません。
委員
できれば煙の絵を二つだけにしておいたほうがいいと思います。
委員
感想なんですが、環境白書の作り方はわかりますが、例えば12ページの下段に集団回収活動における古紙回収量の推移とありますが、これは、ごみが減って回収量が減ったのかどうかがこれでは分からない。そういう意味では、これまでの環境白書でいろんな測定数値が出ていますが、それに対しての行政の判断、評価、課題、市民に対してどんなことを望むのかなど、市民も長崎市の環境に対して何かを行動しようと思うような、そういうものが1ページあるといいなと思います。
事務局
今の件ですが、長崎市の環境がどうであるかということを、市民のみなさまに知っていただくということで作っていますので、十分考えながら、どういう風な形がいいのか、来年(平成23年)に向けて、工夫して、親しみやすい白書というものを作っていきたいと思います。
委員
16ページの自然環境のところで私たちにできることという枠がありますが、ミドリガメを飼ったら云々とかいているんですが、なぜ、ミドリガメにしているのか聞きたいんですが。特定した表現ですると、ほかはいいのかということにもなるので、表現を変えたほうがいいのではないでしょうか。
事務局
いろんな種の外来種がたくさんおります。それを書くときりがないんですが、このミドリガメを記載したのは、長崎市内ではよく目にする外来種であり、あえて特定の種をここで載させていただいています。
委員
概要版の7ページのところで、海水浴場の状況ということで、水質がAAであるとかBであるとかの説明がなされていますが、遊泳中にBに変わるというのはどういうことなのかと思ったんですが。その前に、例えば水質調査したと書いているんですが、定義というものの説明がなく、何を持って水質なのかということが、分かりにくいというのがあると思います。これは、資料編に説明があるんでしょうか。
事務局
28ページから29ページをお開きいただきますと、測定した項目については記載しています。判定基準の記載はありません。
事務局
概要版のほうも、水質、A、AA、Bなどどういった意味を持っているのか改善をさせていただきたいと思います。
会長
概要版の19ページ、下のグラフなんですが、電気使用量×10キロワットアワーですが、このHは小文字じゃないでしょうか。
事務局
普通キロワットアワーは小文字で書きますので、そのように修正させていただきます。
委員
7ページの海水浴場の水質の件ですけども、遊泳前、遊泳中というのは、これは、ちゃんとした言葉なんでしょうか。遊泳中というと泳いでいる最中のことなので泳ぐのをやめたらまた元に戻るのかという、普通の言葉としては不適切でわかりにくい言葉だと思いますが。
事務局
海水浴場の海開きの前を遊泳前、海開きの後を遊泳中という表現を使っております。そのあたりも分かりやすく記述をしたいと思います。

議題3 「その他(環境紹介コーナー設置、市民意見交換会)について」

(報告)
会長
以上をもちましてこの審議は終了いたします。事務局の方で何か連絡事項はありますか。
事務局
次回の審議会ですが、第3回として(平成22年)10月初旬に開催させていただきたいと考えています。開催日時につきましては、後日連絡させていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。事務局からは以上です。
会長
以上をもちまして、本日の環境審議会を終了します。

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電話番号:095-829-1124

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