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更新日:2013年3月1日 ページID:006549
原爆被爆対策部平和推進課
第22回 長崎原爆資料館運営協議会
第22回 長崎原爆資料館運営協議会
委員
館内視察の感想としては、裏返して展示したお弁当箱は、名前がもっと見えるように角度調節や拡大鏡設置などの改良を今後行っていただきたい。衣服の経年劣化は止めることができないので複製展示も考えてはどうか。展示室の湿気対策と燻蒸状況をおたずねする。
事務局
複製は専門家と協議する。お弁当箱はよく見えるよう展示方法を工夫していく。常設展示室の展示物は収蔵庫に移して順次燻蒸していく。梅雨時は除湿剤を展示ケースに入れるなどでコンディションを保つよう対応している。温度・湿度は計測器で監視し、管理している。
委員
バリアフリーのない箇所の整備と、図書室視聴覚コーナーの充実をお願いする。収蔵物の見学や写真撮影は申請すれば可能なのか。
事務局
資料の中には経年劣化のため閲覧に供すると欠損する可能性が高い物もあり、資料の保全を考慮するとすべて公開とはいかない。
委員
収蔵資料のデジタル化作業を見学できたことはよかった。寄贈の申し出があった場合に収蔵するかしないかの判断基準は? 県外原爆展や国外原爆展の活動実績を展示するといいと思う。
事務局
原爆展の情報発信は工夫したい。寄贈いただく資料の中には、寄贈者としては公開してほしくないといったケースもあるが、寄贈者の意思を尊重して収蔵保存している。被爆の痕跡が顕著なものは積極的に公開していく。
委員
常設展示されているものは収蔵資料全体の数%だと思う。できるだけ収蔵資料を公開し多くの人の目に触れるようにしてもらいたい。
事務局
常設展示資料は被爆の痕跡が顕著な資料のため、入れ替えは難しいが、毎年の企画展で活用を図っていく。またインターネットでの公開も進めていく。
委員
ファットマンをつくりかえるのはすぐには難しいと思うが、年表の写真を、実際の写真に取り替えるのを検討していただきたい。展示品と説明文で数字が漢数字と算用数字になっている箇所があるので標記を見直してもらいたい。
事務局
展示品に合わせるよう改善する。今後の同協議会は年2回、1回目は8月後半とか、2回目は今の時期くらいで計画しているので協力をお願いする。
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